日本プロ野球界は復活するのか?

2006年03月24日 | 野球
日本全国がWBC世界一で一色となり、凱旋帰国をしたものの既にオープン戦や練習に参加しハードスケジュールをこなし、また日本野球のため、チームのためそしてファンのためにそれぞれの思いで汗を流している。WBC決勝は脅威の56%という瞬間最高視聴率を出したものの、最近の巨人戦は10%を切る始末である。ただサッカーもそうだがJリーグも国内チーム戦は一桁視聴率だが国際戦となればこれが一気に上昇する。やはり日の丸を背負うことがこれだけ国民の関心事になるのは当然のことだろう。BSやスカパーに入っている方はいろいろな試合もみれるし自分のファンがあればそのケーブルテレビも見れるだろう。ただ大半は民放の地上波で見ていると推測する。巨人は好きだしファンであっても主力が故障で連敗が続いているのならパリーグとかの放送をすべきではないだろうか?昨年のロッテの凄さで里崎、西岡は全国区になってもあの薩摩のイチロー「サツロー」ムネリンこと川崎のプレーは玄人が見ても圧巻である。しかし東京では殆どホークスの試合は見れない。オリックスの清原、中村はどうなのか?ヤクルト青木の今年は?プレイングマネージャーの古田采配はどうなのか?等々気になる試合はある。交流戦はいいが、プレーオフ制度に俺はまだ難色を示す。しかも来季からはセリーグも導入の方向にある。王監督は次会のWBCの監督はしないと言っている。日本球界最高の功労者である長嶋さんも低迷している日本野球に病気が完治せずとも一生懸命であるが2006年になっていつまでもONに頼っていていいのかな?とも思う。メジャーの野球には全くと言って言い程笛や太鼓はない。だから選手の声やグラブに入るボールの音、バッター打球音が聞こえてとても臨場感がある。野球の試合を球場で見られた方ならご存知だろうがまだ試合前の練習の時、その「音」は良く聞こえて大変楽しく練習を見ている。最近は少なくなったがチームが弱ければ相手ファンと喧嘩をしたり、選手、監督に卵や水をぶつけるとんでもないアホなファンもいる。またNPBもオーナー、球団代表ももっと野球を盛り上げる努力を具体的に示して欲しい。ファンは野球が今回のWBCに象徴されるように大好きであり日本人の身体の中には「野球大好きDNA」が組みこまれている。このWBCで折角盛り上げてくれた選手達、応援してくれたファンがいて球史に素晴らしい1ページを残したのだから今シーズンは大変真価の問われる日本野球になりそうである。