震えが来た日本-韓国戦

2006年03月16日 | 野球
長嶋茂雄が現役を引退して涙した。
王貞治が一塁ベースにファーストミットを置いた時涙した。
長嶋第二次政権で監督として「3」を見て宙に舞って涙した。
原辰徳がたった2年で監督解雇で消化試合の甲子園で星野と抱擁して涙した。
松井がニューヨークで一生懸命プレーしている姿に涙した。
2004年東京ドームで凱旋帰国した松井をレフト最前列の彼の後姿を見て泣いた。

そして今日の日韓戦は涙ではなく震えがきた。なんでだろう?
小学校から野球をしていて自分もプレーしていたのに今まで散々プロの試合を見てきたのに今日は涙が出なかった。悔しいとも思わなかった。ただ震えが2,3分続いて身体が熱くなりしらないうちに身体はクールダウンした。韓国の強さは光っていた。ただ野球は何が起きるか分からないが多分「野球の神様」が韓国に微笑んだ。それでいいと割り切る。いい試合だった。ただ涙しないで、ややうな垂れていたのは、現地にいる選手と同じ気分であった。昨日徹夜で仕事をし、今これを会社から書いているが、全く頭が回らない。電車に乗っていても人の声が聞こえないまま会社についた。「ここで打ってくれ」とか「あのエラーは!!」というのも差ほど感じない。ただ呆然としている。
俺は野球が大好きだ。日の丸が美しかった。そして感動をありがとう!!そんな気分なのだ。なんだか書いている本人も分からないが最後まで読んでくださった方に感謝する次第である。