NOMOはまだメジャーで通用するか?

2006年03月27日 | MLB
メジャーを震撼させたトルネードが海を渡って13年目のシーズンに入る。日米の架け橋として尊敬し技術、精神、冷静さと偉大な投手である。野球ファンでなくとも野茂の存在、功績は認める方が多い。日米通算200勝を達成しても昨季はヤンキースの3A、今季もほぼCWSのマイナーが濃厚である。昨日のロイヤルズとのオープン戦に登板したものの、3回を投げ2本のソロ本塁打を浴び7安打3失点と首脳陣にアピールできなかった。「オープン戦は関係ない」と一部のプロの選手は良く言うが、それは日本ではそうかもしれないが、もうこの時期キャンプンイン前に身体を作ってくるメジャー選手にこの成績では上に上がる根拠が見えない。しかも昨年の世界一のCWSは万全の開幕をどのチームよりもむかえなくてはならない。野茂は150km前後のストレートに落差のあるフォークが武器だが今はその速さと「キレ」がなくなっている。野茂のことを今まで尊敬し愛する野球に没頭している姿は大好きだ。あれだけのクールさと彼の愚痴は聞いたことがない。彼に聞けばどんなことがあってもジャーニーマンとして食らえついていくかもしれないが、やはり契約してくれる球団がなければ行く先はなくなる。彼にはまだまだ活躍して欲しい!!彼なら出来る!!と思う反面、若手の成長が著しい昨今、「野茂の居場所」があるのかそれは彼が最終的に決めることなのかもしれない。
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