春といえば土筆ですね。こんな場所を見つけました。まさしく土筆畑です。荒らされないようにそっとしておきましょう。
※ご指摘ありがとうございました。春眠には未だ早いのですが、困ったものですね。修正させてもらいました。感謝!
この画像は第1話の行程表とMAP部分の頁です。各話このように見開き2頁で相互を見比べながら道筋を追うことができます。この頁と紀行文のどちらを先に読むかは読み手の気持ち次第です。よりリアル感が増すものと考えています。ちなみにMAPのコース(赤)はPhoto shopを使って実際に歩いた道を辿っています。
画像は目次です。1クリックし拡大し内容を確認してください。冊子は持ち運びのできる四六版サイズ(縦188×幅128㎜)とし、頁数は163頁、各話右頁から始まり読みやすくしていると共に行程表とMAPは各話毎に見開き頁で相互に比べながらルートを追えるようにしてあります。
松尾芭蕉元禄の旅日記「奥の細道」。そのロマンを訪ねて320余年後の平成奥の細道を歩いた。同じ歩き旅に想いを馳せる、そんな多くの気持ちに応えようと、今回『芭蕉と辿る平成奥の細道』を出版した。奥の細道歩きには四国八十八札所巡りのような詳しい解説書はない。一方で奥の細道は歩き旅を志す者には大きな夢でありロマンといえる。ただそのための有効な道しるべがこれまでなかった。この冊子が「奥の細道歩き」に一歩でも近づける、そんな役割を担えるものになることを願っている。
今の時期はめまぐるしく春の芽生えの主役が入れ替わっていきます。早咲きの桜が春の到来を謳歌してきたかと思うと主役は今は菜の花です。野から、土手から、道の端から至る所で目一杯に花を拡げて自己主張しています。今日は20日、明日は春分の日。朝方の気温も一気に上がってきました。本格的な春が駆け足でやって来ています。
芭蕉と曾良が連れ立って歩いた奥の細道600里155日。これを3年と3ヶ月かけ14回に分けて、延83日で1都14県を歩き通してきた。そして奥の細道むすびの地に立ったら齢70になっていた。芭蕉たちの155日は滞在型の旅だからであり、単純比較はできない。芭蕉は途中で馬に乗ったり、船に乗ったりしたがそれにしても大変な健脚と、320余年前を想うと、歩いて見て改めて舌を巻いた。
実際に歩いた距離は2,100㎞だった(当時の1里には42町、36町、特に東北には6町が多く残っていたことを踏まえて考えると、芭蕉と曾良は同時代の600里を歩いたのであって、現代の1里≒4㎞×600里=2,400㎞を歩いたのではないということです)。
続きます!