芭蕉と曾良が連れ立って歩いた奥の細道600里155日。これを3年と3ヶ月かけ14回に分けて、延83日で1都14県を歩き通してきた。そして奥の細道むすびの地に立ったら齢70になっていた。芭蕉たちの155日は滞在型の旅だからであり、単純比較はできない。芭蕉は途中で馬に乗ったり、船に乗ったりしたがそれにしても大変な健脚と、320余年前を想うと、歩いて見て改めて舌を巻いた。
実際に歩いた距離は2,100㎞だった(当時の1里には42町、36町、特に東北には6町が多く残っていたことを踏まえて考えると、芭蕉と曾良は同時代の600里を歩いたのであって、現代の1里≒4㎞×600里=2,400㎞を歩いたのではないということです)。
続きます!
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