若葉マークのお遍路さん

旅行けば♪ 遍路道は汗の道。お大師様に会えるかな!

⑪岩出山駅に着きました

2013年05月17日 21時39分56秒 | Weblog

 9日目最終日です。平泉から南下し一関から有賀沢を経て二日かけて岩出山駅に着きました。8日間212㎞の歩き旅が終わりました。晴れたり、雨が降ったり、強い風に煽られたり天候不順の中での歩きでした。これで東京深川から福井県敦賀まで繋がりました。ここまで2,000㎞の旅が無事終わりました。残るは敦賀から滋賀経由岐阜の大垣までです。大きな旅のゴールが見えてきました。7月に完歩します。


⑩猊鼻渓(げいびけい)舟下り

2013年05月17日 21時34分12秒 | Weblog

 6日目は滞在日として猊鼻渓舟下りを楽しみました。平泉駅前よりバスで北上川を渡り、R282を山間を縫って東に進み24分で猊鼻渓に到着。猊鼻渓は名勝日本百景のひとつに数えられ、石灰岩を浸食してできた2㎞の渓谷で約100mの断崖が両岸に立つ渓谷美は舟下りを十二分に楽しませてくれました。この後平泉に戻り、まず藤原基衡の妻が建て今も浄土庭園の面影を残しているいわれる旧観自在王院庭園に立ち寄り次いで平安時代の庭園遺跡がほぼ完全に残っていることから、特別史跡と特別名勝の二重指定を受けている毛越寺を訪ねました。ここでは毎年5月に平安時代の雰囲気を今に伝える歌詠みの会「曲水の宴」が行われているとのこと。残念ながら日にちが合いませんでした。


⑨高館義経堂(たかだちぎけいどう)

2013年05月17日 21時29分49秒 | Weblog

 平泉といえば源義経です。北関東から北上すると日本海側を含め義経に関わる碑が多く見られます。平泉は兄頼朝の追討を逃れ、幼少期を過ごしたこの地に落ち延び藤原秀衡の庇護を受けそして秀衡亡き後、頼朝の圧迫に屈した秀衡の子泰衡の急襲にあい、ここ館の丘で妻子共に自害し悲運の生涯を閉じた場所です。ここには仙台藩主第4代伊達綱村が建てた義経堂があり、その6年後に当地を訪れ芭蕉が詠んだ「夏草や兵共が夢の跡」の句碑が立っています。この後秀衡が宇治平等院鳳凰堂を模して建てた無量光院跡に立ち寄りました。


⑧金色堂

2013年05月17日 21時20分00秒 | Weblog

 ここ奥州平泉は平安後期に藤原三代に亘って100年余り栄華を築いた地です。この時代この地は世界一の金の産地でありマルコポーロにより「黄金の国ジパング」としてヨーロッパにも知られていました。内部は撮影できませんが、さすが黄金の地だけあって贅を尽くした装飾と今尚伝えられる国宝や重要文化財は他に比肩し得るものはありません。


⑦平泉中尊寺

2013年05月17日 21時17分05秒 | Weblog

 石巻から登米、一関を経て北上し五日目平泉に着きました。画像は中尊寺です。藤原氏初代清衡が造営し金色堂を始め数多くの国宝や重要文化財が残されています。平成23年6月他の史跡と共に世界遺産に登録されました。訪ねた日はゴールデンウィークと日曜日が重なり加えて天気も良く大変な混雑でした。


⑤登米町(とよまちょう)

2013年05月17日 21時09分45秒 | Weblog

 ここは登米町、北上川に沿って北上してきました。明日は岩手県に入ります。登米町は藩政時代の武家屋敷や明治時代に建造された小学校、県庁、警察署などの洋風建築物が残り「みやぎの明治村」と呼ばれています。画像は教育資料館でかっては明治中期の小学校として使われており国の重要文化財建造物に指定されています。芭蕉はこの地に一泊したがどこに泊まったかは記録に残されていません。


④石巻日和山公園(いしのまきひよりやまこうえん)

2013年05月17日 21時02分49秒 | Weblog

 日和山公園から見た被災地の一部です。これが津波に跡形もなく流された被災地です。これまで何度となくTVや新聞の画像で承知していた景色でしたが、いざ現地に立って自分の目で見て接した被災地の景色は言葉に尽くせぬインパクトを自らに及ぼすものでした。ガレキは片付いてきたようですが、いろいろな事情があるなかで、まるで復興は停滞しているかのような景色がそこのありました。


③仮設住宅と桜

2013年05月17日 20時57分38秒 | Weblog

 2日目、矢本を出発して37分石巻市に入る半分強手前で今回初めて目にした仮設住宅です。そしてその敷地に咲いている桜です。ここから先石巻市内に向かうにつれ、点在するこのような仮設住宅を見かけるようになります。2年経っても未だ定まらぬ安住の地が多いことを目の前にして実感していくことになります。


②松島の桜

2013年05月17日 20時54分19秒 | Weblog

 画像は松島駅を出発して1時間強の地点です。左手に満開に咲いた桜の木が一本目に入りました。残念ながら天気は曇っていましたがそれでも絵になる桜でした。こちらは今が桜の季節です。今年は満開の桜が2度楽しめます。初日は矢本までです。