遅れていた南九州の梅雨も明けました。明けたと思ったら連日の真夏日、体調をおかしくします。日本だけでなく洪水や干ばつ、南半球では大雪と地球上のあちこちで大気が荒れています。このままでは四季を楽しむゆとりも失われていきます。これからはこれが当たり前になっていくのでしょね。哺乳類の先祖がこの地球上に現れてから2億2千万年、この長い歴史も地球の寿命のはるか手前で人間の手によって幕引きがされるのかも。
1枚の田んぼに所狭しと鳥の足跡が印されていました。田植えのできる状態で休耕田にしたのか、それとも田植え直前になってそうせざるを得ない事情ができたのか。それはともかくとして、この足跡はなんの鳥でしょうか。日頃よく見かけることと足跡の大きさからシギではないかと勝手に想像していますが。
田植えの済んだ田んぼに苗よりも伸びた雑草、その雑草に群がるようにまつわり付いているのはこの時期よく見られる嫌われもののジャンボタニシです。南米原産の外来種で食用として持ち込まれたものが野生化し西日本を中心に分布を拡げ尚且つ北上してきています。田植えの時期に現れ、水稲の苗を食害することから大きな問題となっています。ピンクの花が咲いたように見えますが、その実態はなかなか根絶できない厄介ものです。