画像は広谷地のバス停から那須高原の方向を眺めたところです。ここは那須高原の入り口に近く今回の打ち止めの場所です。最終日黒羽からここまで30.6㌔、5日間通して151.4㌔歩きました。今回足の指3本の爪をダメにしました。深川からここまで302.5㌔、総行程2,400㌔、まだ始まったばかりです。
初日は32.3㌔、2日目はひたすら東に向かって歩くのみ。33.4㌔歩いて矢板に宿泊。3日目はここから日光北街道を歩き、黒羽街道を経て次の目的地雲巌寺の在る黒羽を目指す。途中那須神社(那須与一ゆかりの社)に立ち寄り、時間も早かったことから明日予定していた芭蕉の館を訪れる。栃木県は米どころでもある一方で日本一のビール麦産地でもあって、画像のようにどこまでも続く麦畑が見られ、ちょうど田植えの済んだ田んぼと好対照な景色が拡がっていた。この日は29.6㌔。
日光には民宿が4軒在る由、ここはその内の1軒で東武日光駅から歩いて10分ほど、大谷川を渡ってすぐの霧降高原に向かう道路沿いに在りました。ここは何といっても食事が最高、夕食・朝食とも十二分に堪能させていただきました。観光地だからといって何も高い料金を払ってホテル・旅館に泊まるだけが能ではないなと、これ実感です。初日の泊まりでお世話になりました。
裏見の滝から戻る途中にあり、ここも芭蕉が立ち寄ったとされる含満ガ淵です。豊富な水量とこの水の色を眺めていると、心が洗われる何ともいえない落ち着きを感じます。日光は東照宮と中禅寺湖だけではないですよ。とはいいながらも団体にはそぐわない場所かも。
6月2日奥の細道第2幕のスタートです。画像は日光市のJR今市駅、前回に続けて5日間150キロの歩き旅です。まずは日光杉並木街道の日光道中を歩き2時間後に東武日光駅前に到着。ここで昼食をとり、東照宮を横に見て更に2時間弱をかけて裏見の滝に到着。
不安定な天候が続いています。でも晴れた日はもう夏ですね。画像の中でも夏の景色を強く感じるようになってきました。暦は6月、早いもので今年も折り返し点に入りました。奥の細道歩きも第2回目に入ります。ただ携帯による現地中継は問題もあって取りやめます。これが目的で四国の歩き遍路からブログを始めたのですが残念です。