今日、仕事帰りに山蓄に寄った。
別にお目当てのCDがある訳でも無かったのだが、なんとなく寄ってしまった。
そしたら、JAZZのCDが今 大変なことになっている事が判明した。
俗にJAZZの名盤と呼ばれるところのアルバムが1100円で売られているじゃ あ~りませんか。
もう、びっくりです。
俺が大学生の頃 食費を切り詰め 3000円で買ったアルバム達が今じゃ新品で1100円だもんなぁ・・・。
http://www.universal-music.co.jp/jazz/concord/index.htmlここのサイトにそのアルバム達が掲載されてます。
「サキコロ」「ジャンゴ」「フル・ハウス」「ミーツ・ザ・リズム・セクション」「4,5&6」「クッキン、リラクシン、ワーキン、スティーミン」のマイルス4部作などなどおすすめ盤目白押しです。
それでも この中でどうしても1枚だけ選ぶとしたら?と聞かれれば
「Waltz for Debby / Bill Evans」 と答える自分であります。
アッコも好きなビル・エバンスでありますが、その中でもこのアルバムは最高です。
小難しくないが、奥が深い。
まず1曲目My Foolish Heart を聴いただけでその演奏の美しさに引き込まれてしまいます。
ジャズ・クラブでのライブ盤という事も自分にとって好ましい。
俺が夜勤明けで昼間寝なあかん時、だいたいこのアルバムか「キース・ジャレットのケルン・コンサート」をかけて床に就きます。
一発で眠りに誘ってくれます。
(ちなみに退屈で眠いんではありまへん)
ジャケットはチョット見、ETを彷彿させる宇宙人のシルエットの様にも見えますが、
これ、タイトルの“デビーちゃん”の影をイメージしてデザインされたものだと思います。
デビーちゃんとはビル・エバンスの兄ちゃんの娘。
つまりビル・エバンスにとって姪っ子なのであります。
タイトル曲も軽快でかわいらしい。
ん~、他の曲もいい。
是非一家に一枚「Waltz for Debby」おすすめします。