北海道の片田舎にメタボなおじーさんとグータラなおばーさんが住んでいました。
おじーさんは山へエゾシカ獲りに、おばーさんは家でのんべんだらり~んとしていました。
グータラなおばーさんはおじーさんが居ないことをいいことに、コタツの上にテレビのリモコン・雑誌・おやつ・飲み物一式を置き、「今日はココから動かない」と決め込みました。
午前中おばーさんがコタツでウトウトしていると携帯電話から‘残酷な天使のテーゼ’が流れてきました。
「おや?おじーさんからかな?」とメールを見ると、「初鹿ゲット!只今、プーさん捜索中~」
おおっ今期は初戦で獲ったとおばーさんは大喜びしました。
「おじーさん今期はいいんじゃな~い」とポテチをポリポリ、パンをパクパク、お腹いっぱいになって安心したおばーさんはそのままお昼寝をしました。
お昼過ぎ、今度は兄嫁からのメール「今、牧草をやってんだけど機械が壊れちゃってー兵長に直しに行ってもらってるのー」
へっ? プーさんは? シカの解体作業は?・・・まぁー緊急事態なんだなぁ~と言うことでおじーさんに電話したら「今ダンプに乗って帰ってきたとこー機械壊れちゃってさー」
プーさん追っかけてないのを聞いてホッ・・・。
グータラなおばーさんは再びお昼寝 ~
夢の中でロース焼きぃーの、タン焼きぃーの・・・いつしか夕方になりました。
おばーさんはやっとコタツから這い上がり、おじーさんのためにお風呂を沸かし、疲れているだろーからお腹に優しいものをと鍋焼きうどんの支度をしていました。
午後7時前、「ただいまぁ~ あー疲れた」とおじーさんは帰ってきました。
「で?シカはどこ?」
「幼馴染のところへ置いてきちゃった へへ だって欲しそうだったから・・・」
「ハハハ・・・ まっいいわよねぇ~これからまたお世話になることだし・・・」 ←世話になるから菓子折りもたせたじゃん!+シカまで進呈したんかい!(心の声)
余裕?余裕なわけ?もしかしてパッタリ獲れなくなったら・・・とおばーさんの心配をよそにお風呂に入ってご飯食べて、コタツでまったり。
それとも今期は「エゾシカ調理しないから」と言った私への当て付けか?ええ、きっとそうに違いない。
持って帰らなかったのは自分が調理しなくちゃいけないから?ええ、きっとそうに違いない。
獲ったのは実は偽造でメールに貼っつけたエゾシカの写真は去年のものだったから?ええ、きっとそうに違いない。
会社休んで初猟の兵長に、前日会社の部長からワインをいただき、次長からラーメンをいただき、ついでに会社の裏にある部長の畑からぶどうをパクって「エゾシカお願いねん」と頼まれていたのになぁ~。
でもおじーさんが無事だったからいいことにして、おばーさんはホッと垂れた胸を撫で下ろしたのでした。
おじーさんは「そうそうエゾライチョウいたわ、今度はそっちの弾も持っていかなくちゃ(買わなくちゃ)」と言いました。
「ふ~ん、がんばってね」←がんばって弾は自分のおこづかいで買えよ!(心の声)
・・・これからもっと美味しくなることだし、なにも初戦のシカにこだわらなくってもいいし、別にいいし・・・ぜ~んぜん気にしてないし・・・
お昼寝をた~っぷりしたおばーさんは夜、全然眠れずに横でおじーさんは高いびき。
余計に眠れず蹴りを入れたら静かになりましたとさ。
おわり。。。
おじーさんは山へエゾシカ獲りに、おばーさんは家でのんべんだらり~んとしていました。
グータラなおばーさんはおじーさんが居ないことをいいことに、コタツの上にテレビのリモコン・雑誌・おやつ・飲み物一式を置き、「今日はココから動かない」と決め込みました。
午前中おばーさんがコタツでウトウトしていると携帯電話から‘残酷な天使のテーゼ’が流れてきました。
「おや?おじーさんからかな?」とメールを見ると、「初鹿ゲット!只今、プーさん捜索中~」
おおっ今期は初戦で獲ったとおばーさんは大喜びしました。
「おじーさん今期はいいんじゃな~い」とポテチをポリポリ、パンをパクパク、お腹いっぱいになって安心したおばーさんはそのままお昼寝をしました。
お昼過ぎ、今度は兄嫁からのメール「今、牧草をやってんだけど機械が壊れちゃってー兵長に直しに行ってもらってるのー」
へっ? プーさんは? シカの解体作業は?・・・まぁー緊急事態なんだなぁ~と言うことでおじーさんに電話したら「今ダンプに乗って帰ってきたとこー機械壊れちゃってさー」
プーさん追っかけてないのを聞いてホッ・・・。
グータラなおばーさんは再びお昼寝 ~
夢の中でロース焼きぃーの、タン焼きぃーの・・・いつしか夕方になりました。
おばーさんはやっとコタツから這い上がり、おじーさんのためにお風呂を沸かし、疲れているだろーからお腹に優しいものをと鍋焼きうどんの支度をしていました。
午後7時前、「ただいまぁ~ あー疲れた」とおじーさんは帰ってきました。
「で?シカはどこ?」
「幼馴染のところへ置いてきちゃった へへ だって欲しそうだったから・・・」
「ハハハ・・・ まっいいわよねぇ~これからまたお世話になることだし・・・」 ←世話になるから菓子折りもたせたじゃん!+シカまで進呈したんかい!(心の声)
余裕?余裕なわけ?もしかしてパッタリ獲れなくなったら・・・とおばーさんの心配をよそにお風呂に入ってご飯食べて、コタツでまったり。
それとも今期は「エゾシカ調理しないから」と言った私への当て付けか?ええ、きっとそうに違いない。
持って帰らなかったのは自分が調理しなくちゃいけないから?ええ、きっとそうに違いない。
獲ったのは実は偽造でメールに貼っつけたエゾシカの写真は去年のものだったから?ええ、きっとそうに違いない。
会社休んで初猟の兵長に、前日会社の部長からワインをいただき、次長からラーメンをいただき、ついでに会社の裏にある部長の畑からぶどうをパクって「エゾシカお願いねん」と頼まれていたのになぁ~。
でもおじーさんが無事だったからいいことにして、おばーさんはホッと垂れた胸を撫で下ろしたのでした。
おじーさんは「そうそうエゾライチョウいたわ、今度はそっちの弾も持っていかなくちゃ(買わなくちゃ)」と言いました。
「ふ~ん、がんばってね」←がんばって弾は自分のおこづかいで買えよ!(心の声)
・・・これからもっと美味しくなることだし、なにも初戦のシカにこだわらなくってもいいし、別にいいし・・・ぜ~んぜん気にしてないし・・・
お昼寝をた~っぷりしたおばーさんは夜、全然眠れずに横でおじーさんは高いびき。
余計に眠れず蹴りを入れたら静かになりましたとさ。
おわり。。。