GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

オンコの木

2009-10-21 10:00:51 | 北海道の話
小隊長(妻)です。

兵長(ダンナ)が北海道での新しい住まいに平屋の一軒家を借りてくれました。
不動産屋などなく、役場の紹介で建設屋さんが仲介しています。
敷金・礼金・仲介料・契約書もなしの、毎月の家賃を払うだけ~。
都会じゃ考えられません。
アバウトだわ。

そして私には分かりませんが造りは古いらしいです。
家の造りが本州とは違うので不思議なことも多々・・・
そういえば瓦屋根がないなぁ~。
だけど庭があってそこには大きな木がありました。

見たことがないこの木は『オンコの木』と言うそうです。
あちこちの家の庭にあって、なんだか珍しくもなんともない木らしいのですが・・・。

大家さんが大切にしてらしたのか、きれいに剪定してありました。
私はこの木が一目で気に入って毎日眺めていると小鳥たちが木の実をついばみに来ます。

「小鳥が食べているものなら人も食べていいものよね」
兵長「その実は小鳥たちの食べ物だから人間は食べちゃダメ」って言いますが、食べてみた。↓



美味しい~甘くてトロッとしています。

「こんなに美味しいのにどうして食べないのぉ~」

兵長「・・・・・」

『オンコの木』っていう呼び方は、兵長曰くアイヌ語なんだそう。
北海道の人は皆さんオンコと呼ぶそうだけど、一応和名は何なのか調べてみたら・・。

『イチイ』の木でした。

『イチイ』と言えば、本州では山の中にあるっていう感覚なんですけど、しかも高級で飛騨地方で工芸品で見たことがあります。

こちらではかなりの数で見かけます。
寒冷地では珍しくないんですねぇ。

で、もっと調べてみたら『実は甘いが、種はアルカロイドの一種が含まれ有毒・・・』

たくさん食べたらそうとうヤバイらしい。
じゃあ小鳥は大丈夫なのか!(私も大丈夫でした)

いずれにしても兵長が食べなかったわけだ。(一応人間なのね)


そして庭の空いているところにチューリップ三種とラベンダーやカモミールの種を蒔いてみました。


来年の春、色とりどりの花が咲いたらいいですけど越冬するのか心配ですね。

あとハマナス↓ 近くの公園で撮影してきた。季節はずれで一輪だけ咲いていました。



これもぜーんぜん珍しくないって兵長は言うけど、私には珍しくとてもきれいなので植えてみよう。

所変われば花も木も変わりますねぇー、街路樹に百日紅が見当たりません。
街路樹が針葉樹林なのも新鮮です。


コメント (6)
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