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GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

カッチャ

2013-06-28 23:18:36 | 鉱物採集
ゔぅぅ~  石採りに行きてぇ~ ・・・・・であります。。。

このぶろぐの鉱物採集カテの記事は9か月も御無沙汰でありますな。。。
訪問者の皆様のアクセス数も日に日に減少の一途。。。。。。


説得力の無い言い訳をするけど、狙っている鉱物産地も幾つかあれど、春先からの有害駆除に精を出したり、ボーボーに雑草が茂った庭仕事をしたりで、ナカナカ遠征出来ないんであります。

それでも、北海道の鉱物産地資料を読み耽り、脳内採集では既に美晶・巨晶を手に入れている(??)我が小隊なのであります。。。。。

○○の赤いコランダムや、××の濃紫の水晶(高温石英?)、△△鉱山の水晶巨晶 etc.はワタシの脳内キャビネットに陳列されて・・・・・るであります。
(↑なんか、ベタなモノばかりでありますな・・・)



まぁ、久しくハンマーを振り回してないんで、今年の手始めはパンニングかしらん。
んで、パンニングったら、やっぱり砂金でありますな。
(やっぱりソレかい・・・)



ところてん、今を去ること1年前のある日。
休日出勤の小隊長を置いて、歴舟川に出撃した時のこと。


誰もいない川岸で砂金採りをしていたら、一人のおぢさんがやってきた。
そして、ワタシがスコップで掘った跡を更に深く掘り進め、5ミリ以上ある大粒を掘り当てちまった。

『くそっ、ワタシにもカッチャがあったら、あの5ミリはワタシのモノだったのにぃ~』とはおくびに出さず、楽しく雑談。

すると、「これ、やるよ。」と言って車から出してきたのは、何とカッチャぢゃ~ありませんか。

おぢさんが知り合いの鉄工所で作らせたらしいモノでありますが、明珍製を買ったらイチマンゴセンエン、タダより安いものは無いのであります。
まぁ、刃先に鋼は入ってないだろうけど、貰いモンに文句は無いでありますよ。

ありがとー おぢさん!



・・・そして、お約束の放置プレイを1年。。。。。

先日、やっと思い出して、柄を入れてみたのであります。

ホームセンターでセンサンビャクハチヂュウエン也の柄を買って、ゴシゴシ、

ちょっと削りすぎたので、クサビをゴンゴン、

んで、完成。


これで、いつでも砂金採りにGO!でありますな。
今年は歴舟川以外も探査したいでありますな。
砂白金狙いで遠征も良いでありますな。
週末は天気も良さそうでありますな。
早朝の有害駆除が終わってからでも、余裕で行けるでありますな。




んで、もう一つガレージで放置プレイ中の“バッコヤナギ”が、“揺り板”に生まれ変わるのは何年後だ?!
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第13回さっぽろミネラルショーに行ってきた

2012-09-17 20:19:42 | 鉱物採集
9月の半ばになっても、暑~い日が続いた北海道。
本日の最高気温は25℃まで下がって、ようやく秋の気配であります。

対エゾシカ戦まで2週間だっちゅうのに、昨日の帯広の最高気温は32℃!!
猟期が始まるっていう雰囲気は皆無でありますな。


今年は駐屯地移動やアレコレで、鉱物採集に行けないでありますなぁ。。。

名古屋ぢゃ、すでにミネラルショーは終わっているのでありますが、北海道でも‘さっぽろミネラルショー’があるのであります。
我が隊が北海道に移住してからは行く機会が無かったので、昨日(16日)札幌へ進軍してきたであります。


ココ十勝から札幌までは、道東自動車道を通って3時間弱。

ミネラルショーの会場は、札幌テレビ塔の2階。


開場30分前に到着すると、すでに30人程の行列であります。


ヒトマルマルマル時開場、先着50名の鉱物プレゼントを小隊長共々貰えたのでありますが、中味の水晶にはラベル無し。。。


規模は、名古屋のミネラルショーの約半分。
名古屋ショーの様な人ごみも無く、ゆっくりブースを見て廻ることが出来るのは嬉しいでありますな。


北海道らしく、アンモナイトなどの化石を出品するブースが目立つであります。


ただ、名古屋と違い個人のブース出店が無く、国産鉱物を扱ったブースが少ないのが少々残念であります。


ワタシは、北海道産の鉱物を物色したのでありますが、旭鉱山の辰砂は1諭吉以上!!で断念。。。

結局、現金採集したのは、
稲倉石鉱山産の菱マンガン鉱


上川鉱山産の珪ニッケル鉱


残念ながら、手稲石や加納輝石、オホーツク石等の北海道ならではの鉱物はみあたらないであります。
あったとしても、初日で完売?

来年は、初日に行ってみたいでありますな。


おまけ
ショーの後、大通り公園の近くでムネオさんに遭遇であります。
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金価格高騰

2011-08-28 22:14:03 | 鉱物採集
世間では、金の価格が大高騰の様相でありますな。
東京工業品取引所では一時、1g=\4725!!
米国債不安・ユーロ安・世界株安の影響なんだろうけど、我が隊には換金するような金の延棒なんかありゃしないから、ワタシゃ地道に働くのでありますよ。 フンッ


8月最後の日曜日の本日、小隊長殿(奥さん)は出勤日。
ワタシも休日出勤の予定だったのでありますが、昨日急遽中止になったであります。


あぁぁ 暇だ。

そうだ、ニャンコと遊ぼう!








飽きた。。。。。。






・・・・・ということで、向かったのは・・・・・、






やっぱり、歴舟川。。。。。
モチロン、目指すはナゲットサイズ!!

ココは大勢の人が砂金採りに入るので、手付かずのポイントを探すのが一苦労。。。
今日は、少し離れたポイントで稼業開始であります。


川岸の大きな石を動かすと・・・

粘土質の盤に深~いポケット発見!



最初のパンニングで、いきなり4粒ゲットであります!!



その後も順調に山吹色をゲットするのでありますが、全体的に粒が小さいでありますな。。。

ヒトロクマルマル時、稼業終了。
結局、このポイント1ヶ所だけで楽しませてもらったであります。


戦果は計38粒でありました。


今日の1番は、コロッとした厚みのある2mm弱。


ナゲットサイズは、またしても オ・ア・ズ・ケ であります。。。



こんなにチマチマと砂金を採っても、やっぱり我が隊って金の高騰とは無縁なんだろうなぁ。。。。。
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夏休みは砂金採り

2011-08-13 23:28:13 | 鉱物採集
ココ十勝地方は連日30℃オーバーの日々であります。
と、いっても湿度は低く、朝晩は涼しいのでありますよ。


今日から夏休み。
だけど、小隊長殿(奥さん)はお仕事であります。

短い夏休みを有意義に過ごす為にすべき事は・・・・・









やっぱり、砂金採りでありますな。
ということで、歴舟川へGO!!


夏休みだけあって、子供連れのグループが何組も来ていたであります。


肝心の砂金は・・・・・、



7月に続いた雨の影響でありませうか、何度もポイントを変えるも戦果はさっぱり・・・。
掘っても掘っても、徒労であります。
前回(6月)は、小さいながらもポイントさえ当たれば大フィーバーだったのに。。。



午後になってから、大きく移動してみたのが大正解。
最初の椀がけで、キラリ~ン!


その後も続けてパン皿には黄金の輝きであります。
時には、1度の椀がけで4粒も出ることも


結局、本日の戦果は22粒。

ポイントを当てたのが遅かったので、こんなもんでありますな。
夢のナゲットは次回に持ち越しであります。


昨今の金の高騰には無縁の砂金採りでありますが、涼しい1日を過ごせたであります。



明日はクラス会だぁ
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チロロの巨石

2011-07-22 21:48:45 | 鉱物採集
小隊長(妻)です。

いやぁ~七月は仕事が忙しくてバタバタしています。
八月はさらに忙しくて兵長はぶーたれ気味ですが無視します。(笑)

そして最近は低温が続いていまして、日中は20度前後と涼しすぎる十勝の夏です。
いまだに朝、30分だけストーブを点けている有様です。

上の写真は日勝峠からの風景です。
日高へ行く途中に通る峠です。

先日、日高町千栄へ鉱物探査に行ってきましたが楽しかったです。
この辺りは登山者が多く、ゲートの鍵を事前に予約して借りなくてはいけないので今回はその手前で下見をする予定でした。
が、林道のゲートは解放されていましたね。

行ったのはチロロ林道とパンケヌーシ林道 ↓ でした。


途中、鉱石収集家の栗林元次郎氏がチロロ川支流、ペンケユクトラシナイ沢で掘り出した巨石がありました。


重さ200t、長さ6mの通称『日高青石』 石英片岩に分類されるそうです。
このペンケユクトラシナイ沢は、別名ヒスイの沢と言われ、クロム透輝石ヒスイ(日高ヒスイ)いわゆるネフライトが産出される北海道唯一の場所なんだそうです。
なんだか日高の歴史を感じました。
感動~。

そのそばには、蝶が羽を休めて


ゲンノショウコでしょうか、薬草がひっそりと咲いていました。


兵長は河原へ、私は昆虫や植物を追ってそれぞれ楽しみました。
・・・と言うよりも、小雨が降って鉱物採集に集中できなかったのが本音ですが。(笑)
そのうち、車中で相変わらずのポッキーを食べて一服していましたが。

この辺りは鉱山跡が点在して、特にクロム鉱山跡に行ってみたかったのですが、歩道を歩くというプーさんとバッタリなんてこともありそうなので止めておきました。

鉱物探査はまだあまりされていないようなので、面白い地域ですね・・・って、だれか調査して下さい。(汗)

下見もしたことですし、この次は灰クロムザクロ石を見つけに行ってみましょうか。
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日高町千栄に行ってきた

2011-07-18 23:45:13 | 鉱物採集
祝!日本女子蹴球隊 W杯優勝!!

いやぁ、今朝はマルサンサンマル時に起床。
女子サッカーの決勝をTV観戦であります。

2週連続の休日出勤でヘットヘト、3週間振りの休日だったけど早起きしてしまったであります。。。


折角の休日なのでありますが、雨続きで川も絶賛増水中!
これぢゃ、歴舟川の砂金採りはNGでありますな。。。
しゃーないから、庭の草むしりでも・・・・・、と思ってたら、

『鉱物資源探査へ出撃!!』との、小隊長(奥さん)命令であります。

進軍先は‘日高町千栄’、北大図書刊行会発行の“北海道の石”にザクロ石や紅柱石etc.の産地としてその名が載っているであります。
また、戦前・戦後にはクロムやマンガン、石綿鉱山が稼動していた地であります。

ただ、ここ数日は悪天候だったので、川沿いの本格探査は望み薄、今回は先行調査となった次第であります。


霧で視界100mの日勝峠を越え、


先ずは道の駅“樹海ロード日高”にある、“日高山脈館”にて諜報活動であります。


ここで、日高町で産出するクロム鉄鉱・自然銅・菱マンガン鉱等の鉱物標本を見学、鉱山跡の位置情報をゲットであります。


最初の目的地はチロロ川沿いの三井クロム鉱山跡付近の探査であります。
生憎の雨で鉱山跡の探査は断念、ココでの目標は“日高ヒスイ”と呼ばれる、含クロム透輝石であります。


難なくゲットであります。


次に向かったのは、パンケヌーシ川。

ココではクロム鉄鉱をゲット!


だけどなぁ、ホントは灰クロムザクロ石が欲しかったんであります。
降ったり止んだりの雨模様と増水した川でヤル気がいま一つでありますな。


小隊長殿もホトンド車から降りない始末であります。。。



まぁ、今回は先行調査ってぇことで、次回の本格探査を乞う御期待であります。


そういや、我が隊が先行調査だけで終わった鉱物産地は数知れずだったでありますな。。。




否、日本女子蹴球隊も劣勢の中、最後まで諦めずに優勝杯を獲得。

我が隊も立派な標本を獲得するまで、諦めないことを誓うのであります・・・・・・・・・・・・・・・・・かな?????

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今年も歴舟川へ行ってきた

2011-06-25 23:48:18 | 鉱物採集
本日、会社はお休み。
だけど、小隊長殿(奥さん)はお仕事であります。

てなわけで、ニャンコの“ミロク”とお留守番。
猫じゃらしで戯れること2時間・・・。


飽きた。。。


外は良い天気・・・、


こんな日は・・・・・、





ヒトヒトマルマル時、歴舟川へ向け出発!!!!!
駐屯地から現地まで1時間弱、今年最初の砂金採りであります。

目標は1gオーバー、自他共に認めるナゲットサイズであります!!


先客は“富士山”ナンバーが1台、初老の方が一人でありました。
話しかけると、道内各地の砂金産地を車で廻っているとのこと。
今日で9日目だそうであります。

その後も、家族連れが2組参戦して来たであります。


ポイントを移動しながら、寄せ場を探ってたら・・・、

大きな石を動かした下を掘ると、ポケットになっている岩盤発見。
草木の根も張り出している、理想的なポイントであります!


はっちゃこいて(北海道語で‘頑張る’の意)、“カッチャ”で砂礫を掬い、レンタルの揺り板でパンニング。

1発目からキラリ~ン


その後も、毎回の様に揺り板の上に砂金が現れる大フィーバー状態であります!!
だけど、粒は小さいなぁ。。。
ナゲット狙いではありますが、次から次と小さいながらも砂金が出てくるので、ポイントを移動できないでありますよ。


ふと、先の家族連れを見ると、中洲の表面を掘っている。。。
砂金が出そうなポイントと掘り方を教えると、子供達が寄ってきた。

ワタシ『砂金採れたかい?』
子供A『ぜんぜ~ん。』
ワタシ『ぢゃぁ、コレ(揺り板の上の砂金)あげる。』
子供A『ありがとー。』

しばらくして、子供Bが寄って来た。
ワタシ『砂金見るかい?』(と、本日の戦利品を見せる)
子供B『これ、ちょうだい』
ワタシ『ダ~メ、だけどコレ(揺り板の上の砂金)あげる。』
子供B『ありがとー。』

今度は、子供Cもやってきた。。。
ワタシ『砂金欲しいかい?』
子供C『うん!』
ワタシ『コレ(揺り板の上の砂金)あげる。』
子供C『ありがとー。』

その後も小さい砂金は、子供達の手に・・・。
砂金の寄せ場をヒットして、気前が良くなっているでありますな。


家族連れが帰り、“富士山ナンバー”氏も帰り、独りで続けていると、川の水量が増して水も濁ってきたであります。
空は晴れているのでありますが、上流で雨が降ったようであります。
ココ歴舟川の上流は岩盤が露出しているそうなので、雨が降ると川底に浸み込まないので水かさが急に増えるのであります。

掘り続けたポイントもオシマイの気配。
結局、このポイントでは、計20数粒を産出、まぁまぁの戦果であります。
ナゲットは次回の御楽しみでありますな。

ヒトロクマルマル時、撤収であります。






帰宅後、戦利品を撮影のために紙にひろげていると・・・・・、

何者かが、アターック!

あ"ーーーーー!

泣きながら、必死で‘コロコロ’で回収を試みるも・・・、
半数以上は行方不明、戻ったのは7粒のみ。。。。。


先日もニャンコが砂金ケースを落としてバラ撒いたばかり・・・、
我が家の居間は、金の富鉱帯になったのは確実でありますな。。。。。。。。。。


『文句あるかニャ?』
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置戸の辰砂採集 番外編

2011-06-09 10:48:40 | 鉱物採集
小隊長(妻)です。


近頃、会社周辺で溶連菌感染症が流行っています。
私も喉が痛くてなんだか怪しい、ただの風邪ならよいのですが・・・。
朝晩寒くてストーブが必要な十勝の初夏?
梅雨なし湿気なしの快適な日々を送っています。
それも八月のお盆までですね。

上の写真は庭に咲いたオレンジのツツジ
北海道に来てから初めて見ました。
凄く綺麗で毎日眺めています。


さて、お久しぶりの鉱物採集で置戸の辰砂を採集出来ました。
案内がなければ見つけることは出来なかったと思います。
広さは三重県の奥鹿野のコランダム産地くらいでした。
林道から藪こぎするのはやっぱり怖いのですが、この産地は見通しがよくて良かったです。

兵長に負けじと辰砂の写真を1枚だけ (3ミリくらい)


お仕事柄、動植物に精通していらっしゃるkairoさんも「ヒグマの痕跡はありませんよ」とホッとするようなお言葉。
私がお花好きなのを知って、野山に咲く花の名前を教えていただきながらの鉱物採集でした。

鉱物採集は、ただ石を採集するだけではなく、自然に触れて花や昆虫や動物に出会えることも楽しみの一つになっています。
特に北海道では本州ではなかなかお目にかかれない動植物がありますからね、楽しいに決まっています。

今回教えていただいたお花達です

エゾネコノメソウ


こんな小さなお花ですが北海道の限られた地域でしか見られないようです。

こちらはコミヤマカタバミ



そしてアイヌワサビの群生。


ちょっと見ただけでスラスラと解ってしまうkairoさんてすごい。歩く図鑑のようなお方でした。

辰砂の産地ではザリガニがいました。


この子は女の子なんだそうです。
久しぶりに見ました。

ああ楽しかった。
週末は原生花園に行きたいなぁ~。
去年撮れなかったクロユリはもう咲いているのでしょうか?
ワクワクします。

ああ~アポイにも行きたい・・・。

行きたいところばっかりだぁ~。
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置戸銀の玲瓏

2011-06-06 23:42:10 | 鉱物採集
紅の沢で、精神的な水銀中毒になった我小隊とKairoさん一行が向かったのは春富鉱山。

金・銀鉱石を産出し、10年程稼業した鉱山であります。
ココもKairoさんの案内でありますが、実際に訪れたのは初めてだそうであります。

林道を縫って辿り着いたのは、

林道の退避路の土盛りになったズリ跡であります。
石英塊も落ちていて、濃紅銀紅も産したというので張り切って叩きまくるのでありますが、銀黒状のモノは殆ど皆無。。。
小さな紫石英をKairoさんが見つけただけ・・・。


この上にもう1本坑道があるはず、とのことなので500m程林道を進むと、第2ズリ発見!!


だけど・・・、このズリも第1ズリと同じく、石英塊はあるものの、銀黒状の石は殆ど皆無。。。。。
付近には建物跡も無く、金銀鉱石はもっと別の場所にある選鉱所に送られたのかもしれないですな。
すぐ傍で林道工事が行われていて、新鮮な石英脈の路頭が出ていたのでありますが、ヤッパリ目ぼしいモノは無し。

結局、ココでの収穫はダニーちゃん1匹。。。



最後に向かったのは置戸町某所の川。
置戸は、十勝三股、白滝、赤井川と並ぶ、十勝石の4大産地の一つ。
特に、置戸の十勝石は灰色っぽい色調で、“置戸銀”と呼ばれているとのことであります。
おまけに、Kairoさんは、ココでシラー効果が入った通称“玲瓏”を採ったことがあるらしい!

産地に到着後、長靴を履き、2m幅程の浅い川へイザ出陣!!





・・・・・30秒後、





見つけたでござる。(あっさり)



万年ビギナーズラックのワタシの手に掛かれば、幻(大袈裟)の玲瓏もコノ通り。



光の方向を変えると、光の屈折がユ~ラユラと幻想的でありますな。
おまけに、クリストバル石も多数入り、“鉱物”の標本としてもイケルでありますよ。


もう一つの十勝石には10mmのクリストバル石が付いていたであります。




“紅の沢の辰砂”と“玲瓏(十勝石)”、念願の戦利品を得て、意気揚々。
内心、いつものヘッポコブログにならずに済んで、ウッシッシのヘナK小隊なのでありました。


おまけ 

当日、貴重な産地を案内して頂いた‘Kairoさん’に感謝を述べるであります。
また、御一緒させて下さいね。


おまけ その2

前日、我が隊の置戸遠征を知り、貴重な資料を頂いた‘だぶさん’へ。
資料の場所へは、次回の出撃で参る予定であります。

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置戸の紅の沢に行ってきた

2011-06-05 23:41:55 | 鉱物採集
北海道産の鉱物と言えば、砂金・砂白金。
その他にも、人気の手稲石や、稲倉石鉱山の菱マンガン鉱も綺麗でありますな・・・・・。

だけど、忘れちゃいけないのが“辰砂”であります!
お隣のチューの国で産するモノには見劣りするけど、“日本の鉱物”34頁の辰砂の写真を見たら、もう行くしかないでありますな。


辰砂の有名産地ときたら置戸の紅の沢!!!!!
だけど、詳細な産地の情報が得られず、悶々とした日々を過ごす我が小隊でありました。。。


ところが、ここで救世主出現。
以前より当ブログにコメントを頂いていた、Kairoさんから『案内しましょうか?』との暖か~い御言葉であります。
そうと決まれば、トントン拍子で作戦決行!
本日、出撃であります。


先ずは、士幌町の道の駅でKairoさんと待ち合わせ。
自己紹介の後、まずは行きがけの駄賃に、近くの川で十勝石(黒曜石)拾い。


僅か、15分程で、赤や縞の入った十勝石が、



ついでに寄ったのが、十勝石を加工している工房“十勝工芸社”。


そこで、目を引いたのが、“玲瓏”と呼ばれる、シラー効果が入ってオーロラの様に輝く十勝石であります。
なんと、ひと抱えもある大きさ!


こんなにデカクなくていいから、是非我が小隊の戦利品に加えたい一品でありますな。

目の保養の後は、置戸に向かってGO!


林道をひたすら走り、到着したのはこんな場所。


林道から数100m、川を渡り、藪を漕いで到着した、“紅の沢”と名付けられたのは、小さな小さな沢でありました。


そして、目的の辰砂を産する石英の巨岩であります。


その表面には、真っ赤な辰砂の結晶がぁぁぁ


早速、ハンマーとタガネを取り出し、労働開始!

だけど、辰砂って結構脆いでありますなぁ。。。
母岩付きで採るのが、これまたムツカシイ。。。

苦労して採取したのが・・・、





他の標本は小さすぎたり、結晶の角がつぶれちゃったのはナイショであります。

この後、昼食を取り、我々の作戦は続く・・・・・
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