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小沢一郎は壊し屋か?

2006年04月06日 11時58分02秒 | Weblog

小沢一郎は何度も政党を壊したという。
しかし、正確には一度のみだ。
まず93年6月、自民党を離党して羽田孜、渡部恒三、岡田克也らと新生党を結成。
94年12月には公明党、日本新党、民社党、その他自民党を脱党してきた自由改革連合らと新進党を結成したため、新生党は消滅している。これは壊したというよりも作ったというのが正しい。
次に97年12月、党首をつとめていた小沢氏は党内の融和が乱れ分散する。
98年1月、8分裂した中の一つの自由党として小沢一郎は再出発する。
その後、小渕内閣で連立政権に加わるが、連立政権離脱に反対した勢力が保守党として脱党。
自由党はしばらく小さいながらも存続するが、党まるごとが民主党と合併。
その過程では、政党を壊しているようにみえるが、本当に壊したのは
新進党のみだ。
政党の変遷を言えば、歴代の民主党党首は、

鳩山由紀夫 自民党→さきがけ→民主党
菅 直人 社民連→さきがけ→民主党
岡田克也 自民党→新生党→新進党→国民の声→民政党→民主党
前原誠司 日本新党→さきがけ→民主党

このうち、自民党以外の政党はすべて消滅している。
壊したか、壊してないかは、その党首の責任だけではない。
もし、小沢氏が民主党代表となって、民主党が崩壊したとしても
それは小沢氏の責任ではなく、民主党そのものが不必要な政党だからだ。

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