おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

アメリカ史における社会サイクル論

2008年04月24日 22時53分40秒 | 外務
日本史における社会サイクル論
http://blogs.yahoo.co.jp/heiwaparty/33390473.html
と同様に、すべての国や民族にこの法則があてはまる。
米国も同様だ。

日米ともに現在、ヴァイシャによる経済人時代の末期で、そのうち貧民革命によってシュードラたちが動く。これはおそらく暴力革命を肯定したことのある日本共産党や社会民主党などの労働者政党が担うのではなかろうか。護憲や平和を掲げる政党を政権につかせると戦乱が起きやすくなる。彼らは富の再分配に固執しているからだ。

したがって、彼らに政権をとらせてはいけないし、それほどの力を今後もつこともないが、貧民を代表させる乱は必要になってくる。

現在のところ、天木直人、雨宮処凛、植草一秀、辻元清美、福島瑞穂、佐高信、赤木智弘などの氏が戦争を誘発する危険人物であり、また貧民の怒りを晴らさせる役者でもある。

反戦思想・社民思想は戦争を作り出す
http://blogs.yahoo.co.jp/heiwaparty/36367983.html

現知事や前知事では東国原英夫、橋下徹、堂本暁子、浅野四郎、田中康夫、青島幸男、横山ノックなどで、彼らはシュードラ知事である。彼らは最終的に守銭奴に妥協していく。愚民の支持を得やすく、この政治家たちが持っていく方向は財政や経済の破局なのだが、次に進むためには、それが適切なものとして歴史では判断される。

哀れなのは彼ら政治家は、今は支持されているのに、あとで袋叩きにあうことだ。歴史上でも埋もれやすく、ほとんどの人が褒めてくれない。



これを横目に、クシャトリアによる武人時代に持っていき、平和を実現するのが平和党の役割であり、今世紀中盤までになされるであろうヴィプラによる知識人時代まで見届けることが望ましい。

それでその貧民革命がいつ起きるのかのタイミングを読まなくてはならない。天の時はいつか。そのために米国に注目する必要がある。
日米は一蓮托生、米国で起きたことが日本にすぐ起きる。



アメリカの歴史
http://www.youtube.com/watch?v=SdDr1rKB9bA


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

●植民地時代 (1493-1776)・・・奴隷時代
ヨーロッパにとっては武人時代、スペインとポルトガルの冒険家たちによって、未開地アメリカ大陸へと進んだ。


●独立戦争と国家建設 (1776-1789)・・・武人時代

●西方への領土拡大 (1789-1861)・・・武人時代~知識人時代

●南北戦争 (1861-1865) ・・・武人時代~知識人時代
産業革命による工業化。奴隷解放。二大政党の確立。

●西部開拓時代 (1865-1890)・・・知識人時代
大陸横断鉄道の建設

●帝国主義時代 (1890-1918)・・・知識人時代~経済人時代
新聞の普及、日露戦争の調停、モンロー主義、ハワイ併合、パナマ運河建設、第二次産業革命

●第一次世界大戦 (1914-1918)・・・経済人時代
武器輸出による外貨獲得。

●史上最高の繁栄と没落 (1918-1939)・・・経済人時代~貧民革命
世界大戦に参加しなかったため経済は繁栄を極める。輸出拡大。摩天楼と呼ばれる高層都市化。バブル景気。
ストライキの頻発。食糧増産による土地疲弊で離農現象。アルコール依存患者の急増→禁酒法の制定。日系アメリカ人への排斥。株の一斉暴落→世界恐慌。

1932年 退役軍人たちの暴動、共産主義運動の活性化・・・・貧民革命

●第二次世界大戦 (1939-1945)・・・武人時代
真珠湾攻撃により枢軸国に宣戦布告。第二次世界大戦に参加。原爆投下。日本の支配。ドイツ・オーストリアの割譲。

●冷戦前期 (1945-1969)・・・武人時代~知識人時代
朝鮮戦争・ベトナム戦争は、「資本主義vs社会主義」というイデオロギーが軍事を動かした。米ソによる宇宙開発の競争。CIA創設により諜報活動の重視。高速自動車道路網の整備が急速に。ハリウッド映画の黄金時代。

●冷戦後期 (1969-1989)・・・知識人時代~経済人時代
ニクソンショック。ドル優位体制。シリコンバレーと呼ばれる半導体工業地帯が登場、ハイテク産業開始。各国に対しての自由貿易要請。麻薬利権のためのパマナ侵攻。

●冷戦後 (1989-)・・・経済人時代
石油利権のための湾岸戦争・イラク戦争・アフガニスタン侵攻。財政赤字と貿易赤字の拡大。格差社会。軍事費の圧迫。



知識人時代から経済人時代に移行するのは、知識人が経済的基盤を整えるために起きる。武人時代から知識人時代に移行するのは、武人によって平和と安定がもたらされると動くのだが、米国の場合つねに危険がともなっており、軍事力はつねに維持された。しかし、その軍事力を操るのが軍人よりも、知識人から選出された者たちによって運営されてきている。



武人時代は農が重視され、知識人時代は工が重視される。武人による生物・地学・天文的な見地から、知識人による物理・化学的な見地に、そして経済人時代は数学的見地が重宝される。







日本で五・一五事件の起きた1932年、世界恐慌発祥地の米国でもやはり同じことは起きている。

http://j_coffee.at.infoseek.co.jp/keizaishi2.html#shitsugyousha2

1929年10月24日、ニューヨーク株式市場は突然崩壊。株が大暴落した当時の失業者の数は、155万人で労働者人口の3.2%だが、その後次々に首切りがなされていく。

1930年、アメリカの失業者数は434万人、失業率は8.7%、1932年には1200万人を突破し、失業率は史上空前の24%に達した。

ホームレス化した大都市では、大統領である「フーバーをつるせ!」と叫び、やがて退役軍人たちが恩給の前払いを求めてデモを起こした。同時に失業者たちのデモも相次いでおり、共産主義運動が高まったときでもある。ダクラス・マッカーサーによってこれらの暴動は鎮圧されているが、米国でも日本と同様にここから軍人優位の時代になっている。

名前は「真っ赤さ」と言っているのに、彼はアメリカでも日本でも共産党運動を抹殺した。これを踏まえるとライス国務長官時代の今、小麦が高騰してるのは納得がいく。

したがって、今度の貧民革命も米国で発した同年に、日本でも同じことが起きることが予測される。よくよく注目すべきである。


http://heiwatou.web.fc2.com

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