へいはちさんのブログ

ダヤングッズや奈良Tグッズを販売している奈良のお店「ベセル」の店長へいはちが商品情報や地域情報をお知らせします!

Lちゃんと行こう!金沢編3

2005-09-01 | 旅行記
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9時15分、サブちゃんの演歌に出迎えられ、無事氷見フィッシャーマンズワーフに到着したへいはち一行。いつものごとく、トイレに走る者、早速買い物に走る者、まずは一服する者等てんでバラバラの行動とあいなります。
物を買うと言う行為が大好きなへいはち夫婦なのですが、やはり遺伝子には逆らえません。気が付けば息子も一心に魚の吟味を始めてしまいました。
へいはちも、よ~しってことで袖まくりしながら(ははは)魚屋さんへ行こうとしたその時!
奥様からこんな情報が寄せられました。
「観光船、9時半出航らしいで~」
おお、なんとタイミングの良い。
詳しく聞くところによると、30~40分をかけて湾内をめぐり定置網等が見学できるクルーズだとか。正直なところあまり関心がありませんでした。ただ船旅は決してきらいではございません。
「たまに潮風にあたるのも悪くないか。」
娘に聞くと、乗りたいと申しますしそれではってことで乗船することになりました。
息子にも「乗るぞ~」と声をかけたのですが、なにやら買い物をしている方が良いとか。
結局夫婦と娘の3人で乗船することに。
サブちゃんの歌声が響く中、観光船へと乗り込みます。(息子は相変わらず物色を続けてます。)

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さて乗船するとデッキに長いすが設置されておりました。ちょっと曇り空でしたので、それほど暑さを感じることもなく、心地よい潮風にあたりながら
「こんな時間も良いよな~やっぱりクルーザーがほしい!」
などと、一人夢見心地でございました。免許も持ったないのに。ただ本当にそれほど乗り気でもなかったのです、この時は。

さてふと操舵室を見たところこんな張り紙が、、、
「かっぱえびせん売ってます。1袋90円」
大きな船でもございません。売店やジュースの販売機が設置されているわけでもなく、、、
なのになぜかっぱえびせんだけ売っているのか?
そして、このかっぱえびせんによって、その後のこの観光船への見る目が大きくかわっていくのでございます!

やがて出航時間となり、エンジン音とともに船が岸壁から離れていきました。マイクからはいろんな説明でしょうか、が流れているのですが、あいにくとエンジン音に打ち消されよく聞き取れません。
「まー良いか」
潮風が心地よく、このままず~っと座り込んでいたくなりました。本当にゆっくりするんです、、、、、

と、突然!
そんな穏やかな雰囲気を打ち破るかのように、乗船員のお兄さんが、おもむろにかっぱえびせんの袋を開け始めたじゃないですか。
「なんだなんだ~朝飯にでもしようと思ってんのか?」
すると、袋からかっぱえびせんをひとつまみ取り出し、海へポイ!
そこへ、かもめ軍団がドヒャ~!
「おお、なんじゃこりゃ~!」

そうです。このかっぱえびせんは、かもめたちのえさだったのです。
それを見た娘が「わたしもほしい!」
ってことで、1袋買い海にポイ!
するとまたまたかもめがドヒャ~!

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次から次へと、娘や乗船員のお兄さん、また小さなお子様が、かっぱえびせんをポイポイするものだから、つぎからつぎへとかもめが船を追いかけてきます。

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うお~すごいぞ~!
初めてみました、かもめが飛んでいる姿をごく間近で。
そう、映画「グース」で鳥といっしょに飛行機で飛んでいる娘さんがいましたが、ま
さしくあの状況!船の回りをかもめがいっしょに飛んでいるんです。

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へいはちさんもゆっくりするどころか、娘のかっぱえびせんを取り上げて、あっちへ行っては、ポイポイ!こっちへ行っては、ポイポイ!やめられまへんな~
結局、娘と二人かっぱえびせんを2袋?3袋?なにしろポイポイしまくったのでございます。気が付けば、最後は娘もかっぱえびせんをパリパリと。

結局、もうこのへんで良いやろってことで道中の半分くらいのところで終わりにしたのでした。
やがてかもめ軍団もどこかへ消え去り、静かな船旅へと戻ったのです。
と、沖の定置網をみますと、なにやら形状がおかしいんです。
う~ん、う~ん。
船が近づきよくよく見ると、定置網のブイ1つ1つになにやら物体が!

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そうなんです、港にいたかもめとはまた違うカモメ軍団が、1つのブイに1羽づつ乗っかっているではありませんか。
「げ~かっぱえびせん残しておいたら良かった。」正直な感想でした。
結局そのまま船は港へと戻っていくのですが、本来の定置網の見学や観光案内など全く気が付かず、かもめとの楽しいひとときを満喫したのでした。
降り際、娘が一言
「かもめのえさは、かっぱえびせんなんや~」
う~ん、そうなんだけど違うんだよな~
決して学校では、えさはかっぱえびせん!と答えないよう重々言いくるめておきました。

さて港にもどったへいはちさんは、息子と合流し本格的に買い物モードに突入です。
もうこの時点で懐具合など全くもってわすれているのでございました。

kaisenkan_naka


「お兄さんタイミングが良いね~今ちょうどがんど(ブリの子)が旬なのよ~」
「そうなんや~、ほんじゃ~1つ頂戴!」
「カレイもう1枚かってくれんかね、まけておくから。」
「しゃーないな~ほな1枚追加しといて。」
「あ、さざえも3個ね~」

懐具合も全く気にせず、買いまくったのでございます。さて清算となり、またまた福沢さんがひらひらと旅立っていきました。財布をみたら、野口さんが数枚さびしげにいるだけじゃないですか~うおおおおお、忘れてた~~~
「やっぱり頼りになるね~母ちゃん!」
はい、その後は奥様に頭のさげっぱなしでございました。とほほほ。
(ここで奥様が買われたてんぷらが、これまたおいしくて。こんなことならもっと買ってくるんだった~~~)

さて、時計を見ると時間も11時前。早くも子供たちが
「腹へった~」と合唱を始めだしました。
「時間が時間だけにもう昼食にしたほうが良いだろう。金沢まで1時間かからへんから、それまでがまんしておくれ。」
そもそも金沢へ来た目的が、これから向かう食堂だったからです。せっかく行くのに今食べたらもったいない!
ってことで、後ろ髪をひかれつつ一行は車へと向かうのでした。
とふと横をみると、娘の手にはフランクフルトが!
「なに聞いとんじゃ~」やっぱり心の叫びなのでした。
ただ、今回娘の希望の水族館へいけなかっただけに、あまり強くもいえません。それどころか
「おもしろかったな~、かもめがあんなに近くに飛んでたぞ~
 へたに水族館へ行くより良かったんちゃうか~水族館では体験できへんぞ。
 いや~良かった良かった。」
必死で弁明するへいはちさんなのでした。
そんなへいはちの気持ちを察していたのか
「そうやね~そうやね~」と娘が答えてくれます。
おお!なんと、良い子なんでしょう!
しかしへいはちさんは、その娘の目がきらっと光るのを見逃しませんでした。ゾクッ
でも浜焼き食べたかったな~(あいにくと土日しか開催していなかったのでした。とほほほ)

そして「ひみぼうず」君におわかれの挨拶をし、今回の目的地、金沢へと向かうのでした、、、、、

●昨日の歩数 13667歩  体重 -0.2kg
うそでしょ!!!



コメント (2)
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