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【微塵我報】

思い込みと勘違いと妄想と思い出補正の懐古厨による、最早ヲタクの余生です。はてなブログさんにお引っ越し予定です。

FFⅤの話②

2020年01月21日 17時34分11秒 | スクエニ系。
先日、やろうやろうと思っていたことを思い出したように、ガツガツ書いたんだけど、
間が空いたこととは言え、ずっと思っていたことなので、割とイキオイで乗り切って書けてたと思ってアップしたら案の定書き漏ればかり…。
前回でFFⅤは色味が明るいしポジティブって言ってるけど、第二世界は音楽からしてちょっと暗めだし、第三世界も、わー!元の世界に帰ってきたー!ってヒャッハーした途端に、残念第三世界でした!ってこれまたちょっと切なめの音楽になるのも、あったわあったわで。
次元の狭間も道のり暗めだし、結局明るかったの第一世界だけだったのかも知れないと思い直す。
そして、飛空艇で、次元の狭間に間違えて突っ込んでしまった時の出戻り面倒くさい感も懐かしい。
バッツのお父さんはパパスと違って息子に自分の遣り残し託してないわと思ったら、世界を見て回れ程度には託していた。

前回の雑文を見てくれ見てくれ的に鍵付きだけどTwitterに載せたら、
カルナックタイムアタックの話で異様に盛り上がる。回顧TL。
その流れでちゃんとwiki見てきたら、記憶から消されていたことが沸々と甦る。
ラストバトルで、先になくなった人達が物凄いパワーで手助けしてくれる辺りも思い出した。
熱い。この流れはお約束だけど熱い。
星矢かってくらい熱かった。

FFⅣのジアフターの感想で、エッジとリディアはどうなっていたのか。どうにもなっていなかったけど、どうにかなるのかも知れないところに辿り着いた。
というところで、FFⅤをやり始めた。
この作品はオープニングで既に主人公カップルが出来上がっていたり、途中で誰かが誰かを愛しているみたいな前作と違い、仲間は男女関係なく等しく仲間だった。

〈仲間、友情、バディ。
そういう印象を沢山持った私に、一つ大きな疑問が出ました。
この一つの疑問、私が今まで何の疑問も持たずに信じていたことを覆していくくらいの一つの大きな疑問なんだけど。
 多分、公平に普通にゲームしてたら当たり前な話というところにたどり着くと思う〉

前回、凄い高尚に意味深に「続く』って放った。
この作品、仲間は男女関係なく最後まで仲間だったんですよ。
それはごくごく当たり前だし、そういうものなんですよ。
別に恋愛必要なかった。
ないけど、当時の私はこの頃からお見合いオバサンの芽が出ていた。
壁になって見守りたい属性の気もあった。
まだ二次創作という妄想と捏造の世界に染まっていない私だったけど、多分に染まりやすい体質ではあったのだろう。
全然ボキャブラリの育っていない、なけなしのカップリング脳の芽は、特に深い意味も考えず、主人公とヒロイン(ぽい人)に見えたバッツとレナがいいなと思って眺めていた。
その中で、子供が少女になっていくような時期に、同じように次第に私は読者投稿の世界とか同人誌の世界に漬かりだし、バッツとファリスの恋愛関係展開は多い。
ということを知ったのです。(多分そんな感じ)
今思うと確かにバツファリは同人的なウケはとてもいい組み合わせだと思う。
バッツは時々要所要所でファリスが女だと言うことを否応なく認識させられて、その度にドキドキしてるのも、普段見せないこと、しないことをさせられて抵抗感だらけのファリスの照れ方も可愛い。
コンビでも映えるけどカップルとしても美味しいと思う。
その一方で、私は私が年の差カップルに萌える性質であったことを認識するようになると、いいなと思ったのはバツクルである。
結局、メインパーティが主人公の男しかいないパーティで、選びたい放題でどれも美味しく頂ける緩い私が出来上がった。
三者三様の可能性があって、皆違って皆いい。
皆良いのです。

ただ、カップリング脳がどう思ってどう見たところで、物語は誰と誰関係なくあくまで仲間。
物語は等しく仲間で終わったのです。
三者三様の可能性は等しく妄想であり、願望であり、想像でしかない。
それはごく当たり前のことで、そういう物語なのです。
身内同士で誰かと誰かがいずれくっ付く日が来るかも知れない。
けれど、仲間は仲間のままで、ある日、物語中に出てこなかった、仲間以外の人物と巡り合う可能性があり、その報告を受け、それを普通に祝福する面子。
別々の人生に帰っていく展開の方が遥かに高いのではないかと、当たり前のことを今更考えた訳です。
バッツがリックスの幼馴染ちゃんのところに戻るんじゃないだろうかとか。
あの幼馴染ちゃんは星矢でいうところの美穂ちゃんで終わらないではないか。とか。(例えが古い)
レナやクルルは王族としての職務を全うするだろうし。
そこにバッツに似合わないんじゃないかとか。
ファリスはファリスでバッツ以外の男と出会ったって別にいいんじゃないかとか。
クルルだって年が近いという理由で、ミドとくっつけられなくてもいいんじゃないかとか。
そういう数多の可能性、全ては妄想だけど、ない訳じゃない。

それはそうとしてとても正しい現実で、妄想の産物は公式にはなり得ない夢物語だからこそ二次創作なんだけど。
ゲームやってて私個人の心境の変化が生まれたのが凄い衝撃で。
元々なかったものに、あるという可能性を勝手に作り出してきた。
あると信じて前に進んできた世界を振り返って、(確かにそもそもないんだけど)今になって「あった」「ある」と信じて何かを作ってきた時を冷静に見た。
その時に、今こうして現実として「ないわ」「なかったわ」と、上書きを始めた自分はもう二次創作書きの末端としても終わってきているんじゃないかな…。
ってちょっとブルーになったりして…。
だって、ギルガメッシュが、ファリスにいい女になれよ!って発しただけの接点でギルファリが出来る世界線にいたんだもん!
それでいいと思ってるし、それで楽しいと思ってるのも間違ってはいない。
間違ってないんだけど、物語を物語として見た時に、可能性がない可能性まで考慮してしまった自分に衝撃だったのよ。

昔、愛してきたものをもう一度振り返った時に、違う印象や、違う発見をするのはとても楽しかった。
でも、その中に、やっぱり妄想だったわって思ってしまった自分に、逆に私もうダメだ。と思ってしまったという結論です。
私が思った疑問というのは、結局、カップリングそんなに必要なくないか?という自分の同人的な根本を覆す思い付きだったっていう話です…。
身も蓋もない。
でも、否定に変わった訳じゃない。
全部、バツレナもバツファリもバツクルも存在する。肯定する。
必要のなかった世界線が広がっただけで、足跡を消したい訳じゃないんだ。

あったか、なかったか。
なかったけど、あっていい、あってもいい。
なかったけど、なくてもいい。
そういう、あったかなかったか論の一つとしたいと思います。

FFⅤの話①

2020年01月18日 17時36分18秒 | スクエニ系。
グラブルを初めてもうそろそろ二年が来そうで、えっ毎日コツコツ二年もやってる割に私のグラブル未だに滅茶苦茶弱いんですけど。
っていうくらいグラブル下手くそ芸人なんですが、やり始める前は、「エッジとリディアはどうなっていたのか」からの流れでFFⅤをやってたんですよ。
やってましてねぇ。もう二年も前なのか…。

それでFFⅤが発売した時に漠然と吸収していたゲームの印象と、今こうして時代も流れて思春期とか社会人になったりして、いろいろ超えちゃってもう一回やり直してみると、頭や身体が覚えてること以外に、気づくこととか出てくるものなんですね~。
それをつづりたいと思って放置ですよ。
古いとか新しいとかじゃなくて、当時の価値観とか今の価値観とか、いいとか悪いとかじゃなくて、それを超えて変わらないものとか。
あったんだなぁ。
何を言いたいのかよくわからないけど。

FFⅤは、今も昔も思うんですが、雰囲気が明るくて、全体的にポジティブ。
色彩とか曲調とか、登場人物のデフォルメ感とか。
見たまま感じたままの明るさがあって。
まぁ展開的にはつらい事も悲しい事も沢山あって別にあっけらかんとのほほんとしている訳じゃない。
でも、明るい。
「風が止まった」
というだけで、気象的には大変なこと過ぎるのに、気象的観念とか情報がない世界だから、無駄な不安に煽られてない。
やってみて思ったのが最初の船の墓場…?だっけ。
序盤も超序盤で、迷子ですよ。
頭がマップ配置を覚えなくなってて、何処から来て何処へ行くのかで戦闘を挟むと記憶リセットが始まって、アホみたいな方向音痴が始まる。
おかげでここ徘徊してるだけで随分強くなりました…。トホホ。

ファリスが女バレするのとか、シルドラの退場って割と序盤過ぎないか?と当時思ったりしましたが、今やってもそう思いました。(二年くらい前だけど)
いや、でもファリスが早々に女バレしないと、ファリス=サリサ=姉のイベントがい進まないんだろうってことはわかる。
でも、それでも男だと思っていた時間がもう少し欲しかったかもとか。

そして、新しい扉開いた感があるのが暁の四戦士、非常にエモイ。
グラブルにもいたなってくらいエモイ。(別)
暁の四戦士が、人につけられた名称なのかよくわからないけど、ノリで自分達で名乗っちゃっててもおかしくないくらい、この男四人が熱かった。
後付け設定盛沢山で後年突然発信されるスピンオフは正直言って苦手だけど、サイドストーリー程度のスピンオフとか全然オッケーレベルで見たい。
このゲームが出た時、このゲームの世界観とプレイヤーの持つ認識では、60歳の還暦世代は見事に老人であったけども、時代が変わることによって現在の認識だと60歳は初老のアクティブなイケおじくらいで何とかなるくらい若返っている。
浪平よりガラフの方がはるかに若く見える。
そのかつて世界を救った暁の四戦士の若かりし時代に想いを馳せる、馳せちゃうんですよ。
世が世なら私は暁の四戦士の本をアホほど買った世界線があったかも知れない。
そしてキャプションに書いてある、想像とか捏造とかモブが出てきます、オリジナル設定ですという羅列をかいくぐって読むのでしたみたいな。
ね!

バッツがさ、その暁の四戦士の一人の息子で、お父さんがこの世界に留まって様子を見続けることを一人選んだ後に、現地で後に出会った女性と夫婦になった。
これも、四戦士スポットだと、またこう趣があるんですよ…!!
バッツのお父さん、ドルガンさんがですね、ちょうど同じぐらいの時期に流行った他のゲームでパパスっていう有名なお父さんがいるじゃないですか。
似てそうで似てない、違いそうで違わない。被ってそうで被ってない。
旅する父親と息子。
それで、ドルガンさん自体は志半ばで亡くなってしまうのだけど、パパスと違って自分の遺志を変に息子に託したりして息子の人生を縛らなかった。
(と記憶してますが違ったら直します)
父の存在なしにして、バッツとガラフの、青年と初老の男の仲間としての信頼に、年齢を超えた友情みたいなのが出来てる前提に、お前があいつの息子っていう事実が判明する訳だ。
父親の代打でも何でもないけど、個人として同じことに参加してしまう、この親子二代の熱さですよ。壮大。

暁の四戦士は、袂を別って一人異世界に残ったり、妻を娶らなかったりして、個人の意思を貫いた中で、ガラフは息子と息子の妻と孫に恵まれてたけど、孫が産まれてすぐ息子とその奥さんを亡くすという、重たい展開がある…。
ガラフの奥さんの話も出ないから早くに亡くしてるんだろうなぁ(どっかの資料にあったかも知れないしなかったかも知れない)
最初は、私はかろうじてクルルの年齢が一番近かった世代なので、クルル目線でお父さんとお母さんいないのか…可哀そうだなぁ…。って思ってました。
ただ、もう今なら、我が子の成長も見ないままに自分より先に逝ってしまった息子展開が重過ぎてツライ…。
ツライ…。
そう思うと最終的に志半ばにして世代交代で亡くなったガラフの人生なかなかハードモードだし、唯一残った家族のクルルを思い出すことで記憶が甦ったのもわかる…。
暁の四戦士達が同じ意思を持った若いバッツ達とガラフの為に命を賭して世代交代で道を切り開いて亡くなっていくのもツライ…。
そして彼らは未練などなく引いていけるという…。
こんなに明るいゲームなのに…。

久しぶりにやってみて、このゲームは仲間に対するとても熱い思いに満ち溢れていたのだ…。
と、今更なが感じた次第です。

仲間、友情、バディ。
そういう印象を沢山持った私に、一つ大きな疑問が出ました。
この一つの疑問、私が今まで何の疑問も持たずに信じていたことを覆していくくらいの一つの大きな疑問なんだけど。
多分、公平に普通にゲームしてたら当たり前な話というところにたどり着くと思う。



続く。

FF7のコンサートに行きました2018②

2018年08月11日 16時17分30秒 | スクエニ系。
今回、初めてのシリーズ縛りでのⅦオンリー曲目でして、FFⅦをシリーズで最も楽しんだ部類の方なら、より楽しめることは間違いない。
でも、オンリーと言えど、そこは曲目が多過ぎて全曲演奏という訳にはいかない。
有名な曲、人気のある曲、アレンジし甲斐のある曲、作った人の思い入れの強い曲、もっと聴いて欲しい曲。
いろいろあると思います。
その中で、聴きたい曲、何度でも聴きたい曲、人気があるが故に採用も多く、何度聴きたいとしても、聴き慣れてしまった曲が出てくる。
どれを聴いても楽しいけど、ちょっと違った曲も聴きたかった、みたいな贅沢を感じたり、
聴き慣れる事で、雰囲気に飲み込まれずにもっと落ち着いて聴けるようになった反面、
DQの時がそうであったようにコンサートを淡々と鑑賞してしまう自分が出てきて、
この、雰囲気に乗ってなんぼのコンサートでは大分勿体無いことになってしまったと思いました。

後、個人的にはタイトルを落ち着いて満喫するのも楽しいけど、
あのシリーズこのシリーズあれもこれもかいつまんで楽しめる例年様式式も非常に捨て難い。
かといって、じゃあ例えばFFⅥのしばりで挑戦しますと言われたならば、
私は喜んで飛びつき、Ⅵに縛られた世界の中に盛大に飛び込んでしまうだろうから、
立場によって態度を変える自分に幻滅する。
主催する側も、どっちでも好きにやって下さい、それでお願いします。
来てくれるだけでいい!で、もう充分です。


今回、サプライズ(多分予定通り)で北瀬(氏)が登場しまして、
会場が盛大にザワつくというこの…!
北瀬何でここに来たの状態でござるよもう…。
あの北瀬、北瀬も今や、取締役とか、最早、肩書きだけではクリエイターとして現場離れ過ぎな役職だったりで、
この会社大きくなり過ぎじゃね?とかいろいろ、いろいろ思いました。
植松さんもそうだけど、ゲーム雑誌や攻略本の紙面でのインタビューでの文章になっている会話、
静止している写真以外の動く御本人が視界に入るって、それを一字一句熟度していたあの時の自分からしても、
大人になった今ですら現実に余りないことなので、
うわーすげー!って謎の感動。
しかも、わざわざ北海道まで御越しだし。
スクエニの取締役レベルってどんなお高いスーツ着てるんだろうってスーツを無駄にガン見したりもしましたよ。
残念ながらステージから割と近いとはいえ、遠目からスーツの良し悪しはわからなかったけども…。
さすがにもうオジサマなんだけど、やっぱり業界の人っっていうかそんなにオジサンオジサンしてなくて、
コンサートホールのステージに上がってきて、大勢が観客としている中心で、
ラフに喋れちゃう人なので、そこはもう一般人ではないな~とか。
思ったより、可愛らしい一面のある方で、別に一緒に仕事することもない民としては、目に映る光景だけ見て、
単純に可愛いなと思いました。可愛いよ北瀬。

北瀬のお話を聴いていると、北瀬はバイトの募集から入り、今やこの立場。
そのシンデレラストーリー(男だけど)あるいはサクセスストーリーは、
RPG創世紀からのメジャージャンルへの過渡期、そしてスクエニになる前のスクウェアという会社は、
少なくともあの時代にゲームを嗜んで、キャラや物語に必要以上にのめり込まない一般プレイヤーを覘き、
創作する側に回りたいという夢や希望を持っていた少年少女が憧れた展開だった。
フィガロの母と呼ばれた作家や、生田美和など、テレビゲームは男性の趣味という価値観がまだあった世界で、
中枢で活躍する一部の男性クリエイターに混ざって、女流作家というか女性で名前の出てくるする彼女達に私も憧れていました。

ただ、当時、進学や就職などの現実が追々迫る私が、将来に向かって自分から言い出せることはなく、
特に、このアーティストなり、クリエイターなりとにかく非現実さと間口の狭さ、そして才能で将来の自分を養っていけるかを
一生懸命考えた時、なってみたい自分に遠慮する。
今で言うユーチューバーになりたいというまるでバクチを大人に宣言する子供のような感じかも知れない。
そこでどうしても、ボンヤリ考えたアナザーの世界線の自分の将来像になる。
そして、自分の目指す将来に向かって自分の目指す事を両親や先生である大人達に宣言して、
この道です!と突き進む気概、
本当にその将来でいいという確信、
親元を離れ、地元を離れ、一人で旅立つ勇気、
自分のプレゼン。
この最初の一歩を踏み出す心構えからして、要するに全く欠如していた私。
簡単に妄想して思うだけで簡単に引っ込める。
今や完全にしがない社会人被れなんですが、
そういう大人がこの、音楽を聴きにきた会場の中には沢山いると思うんですよ。
なりたかった人、なれなかった人、なった人、近いことをしている人、割といると思うんですよ。
例えば、なった人はもう北海道から出て北瀬とお仕事してるので、今日この北海道にはもういませんよ。
というのもあるんだと思うんですよ。

そう漠然といろいろ思い出しながら、
私が、やりたかったことに向いているかと言えば、試しもしなかったという前提を除けば、向いていなかっただろうし、
これはもっと後になってから気付いたのですが、好きなことやりたいことを仕事にしたからといって、
毎日乗り越えていけるかと言えば、私においては多分無理だ。
上達しなくて進歩しなくても成長が望めないとしても、
好きなことやりたいことだけは私の中の聖域にしておいた方が良いのかもしれない、
好きなことやりたいことで駄目出しの出る世界はクソ甘ったれな私には全く向いていないからこそ、
今、全く好きではない接客の世界をしぶしぶやって行けてるのではないかと個人的な思いに至りました。
まぁあくまで私の場合という閉鎖空間ですけども。

とにかく、今と言う時代は個人の意見が細かく細かく目に入る時代で、
自分もかなり細かく細かく言い散らかしている人なんですけど、この一億聡コメンテーター時代に、
本名を出して世に立つ人は、裏方ですら槍玉に上がる時代に、
創作をして世に出す喜び以上に、とにかく批評批評不満不満批判批判に直接ぶち当たり続けるメンタルの強さが求められるじゃないですか。
そういう時代に、簡単に潰れる私なんかは堂々と表に立てる柄ではないから、
やっぱりこの壁討ちでブツブツ言うだけの器でしかないってわかっただけでも、歳を重ねましたねっていう。

北瀬登場で、混乱していろいろなことに想いを馳せたりしたけども、
少なくとも初期のFFは男の人が楽しんでいたゲームでⅣ~Ⅵはゲーム同人の女子が嗜んでいて、
Ⅶになった時に、まぁ腐女子ゲーなんて後世で揶揄されることになるんでしたけど、
それでもそこまで言われて初めてゲームプレイヤーの男女比が近くなったこのⅦというゲームでやっと証明されたというか。
ゲームがそれほど男の人のものではなくなったというか。
製作側も男が作ったからとか女が作ったからとか関係ないと思うんですよ今の時代。
とか何とか、そういうようなことばっかり考えてしまったので、FFⅦ聴きながら、本当に聴けてたのかみたいな不安が出ますが、
音楽で蘇るあれやこれやということで。




コンサート関係ないレベルで随分脱線した…。

FF7のコンサートに行きました2018①

2018年08月03日 15時02分04秒 | スクエニ系。
まず例によって開催日と書いてる日のタイムラグが酷いので、
記憶が捏造されている恐れがありますご容赦を…。

今年のFFコンサートはⅦオンリーです!
札幌では前回前々回は平日金曜の夜開催でしたが、今回はGWの日曜の昼開催と、また違ったアプローチで攻めて来ました。
あいにくの雨、そして私も御一人様登場と、例年と違った1日でした。
1人でいると時間を詰めて行動してしまうから何もかもが前倒しで進んでしまい、物販も早速終了。
クレジットの最低金額設定のおかげか、また毎年お土産のような購入の仕方をしてしまう…。
念願のビッグブリッヂ大盤振る舞いCDを買えてとりあえずはホクホク。
まぁ、初めて1人参加して見て感じたのが、1人であるが故か、同じ御一人様参加の方々にとても話しかけられまして、
また新しいコミュニケーションが出来たり、違う雰囲気を感じました。
でもこれは昔懐かしいオールジャンルイベントのゲームスペースのノリと空気だ…。
ノーコスプレな私服の範囲でギリギリエアリスというお嬢さんなんかもいらしたり、
コンサート会場の黒スーツ職員の男性の皆さんが、完全に新羅カンパニーの人に見えたりと、視覚的にもいろいろ楽しかったです。
こっそりアンケートを投函したりで。

シリーズ最大?のヒット作だし、古のヲタク大体かじってるRPGだし、日曜の昼開催で平日の金曜よりは集客あると踏んでたんですが、
大きなヒット作になってくると、嗜んだ一般人の数は跳ね上がるけど、嗜んだヲタクの総数はそして変わらないのではと思ったというか、
この時代にコンサートに駆けつける程のガチはかなり限られているのだと思いました。
今回、裁判席に人は入れてませんでした。
その辺りは圧倒的にDQ強い。
そして、さすがに3回目ともなるとブラボー係はハードルが相当上がってる。
並大抵の運では当たらないし、植松さんを引き寄せるだけのパフォーマンス力が必須。
絶対ムリーwwww




【オープニング~爆破ミッション】
PSになってから、やってみたいこと、やれること、やれたことの幅がガンと上がって、
ムービーなんかの見せ方のか演出がどんどん映画寄りになっていった画期的な中で、導入部分の引き付け方とか、
これ以降新作が出る度に、懐古厨保守派の気が昔から多分にある私としてはシリーズ展開にどんどん置いて行かれるという。
この、いままで使えなかったとか、存在しなかった音源を使えるようになっただろう時に、
このオープニングの静寂の中に好奇心をあおる様な、何が起きるんだろうっていう気持ちと、
その中で何かデカイことが始まるんだろうな、今からプレイヤーがこの緊張感の中を野放しで操作させられるのではないかみたいな焦燥感を、
とても感じました。
そして改めて聴くと、
何がどうというかとにかく、あっちの国(何処)の映画っぽいよな~、何の映画かはわからないけどwwwwwみたいなコメントになって申し訳ない。

【F.F.VIIメインテーマ】
シリーズ通してメインテーマって大体フィールドの音楽ですよね。
私の場合ですが、初回クリア時を終えて以降の再プレイ時ってミッドガルから出た時点で満足というか力尽きてしまって、
ミッドガルの外の空気を吸ってゲームが止まってしまう…。
(リメイク時にはセフィロスの事を話す回想の過去イベントをショートカットできるようにして欲しい…)
まぁまぁ、ここから進むと、フィールドの操作ヘタ過ぎて、
ポリゴン背景に手当たり次第突っ込んで得体の知れない一枚板グラフィックだった山なりの裏側に延々と突撃、
侵入してしまう。
みたいなそんな思い出を振り返りました…。

【星降る峡谷】
この曲は過去のコンサート通して聴いた事のある曲だったので最早お馴染みということで。

【ケット・シーのテーマ】
今回はモーグリの出てこないナンバーなので、モーグリのような部門としてケットシーでした!
なのでボディパーカッションでお馴染みの愉快な奏者の彼はケットシーおじさんとなりましたwww
今回のボディパーカッションは難しい!反射神経の死んでる鳥頭にはハードでした。
なのでキチンと覚えている会場の皆さんにつられてワンテンポ遅れるという始末。
このケットシーのテーマってイメージした元ネタみたいな曲があって、割とその路線なんだけど、
その中で、この可愛いヌイグルミの曲の割には、実際のキャラが割と大阪弁で逞しい部分があって、
そのトータルイメージよりも、ちょっとオッサン臭い曲だなって思ってたら、
このちよっとオッサン臭い部分を感じたところに凄いネタバレが潜んでたっていう。
そう思うと中々深い曲ですね(謎)

【FINAL FANTASYメインテーマ】
これはお馴染みのリコーダー持参コーナーで。
小学生の頃、リコーダーがいくらするかわからずに授業のた為に渡されていた訳じゃないですか。
じゃあ、当時のリコーダーももうないのだし、自分で買うとしたら幾らなのかって調べましたら、
百均でなければ、安いので千円くらいなんですよね。
そこまで調べて、毎年買いそびれるし、参加しそびれるだしで。
今年も鑑賞する側なんですが。

【FINAL FANTASYⅦバトルメドレー】
某動画でちょっと昔に突拍子のない歌詞の替え歌がバズっていた為に、
その謎の歌詞が音楽の邪魔をするという大惨事が起きました。
いやしかし、戦闘の曲って必要とするレベルがある分だけ耳にする曲なので、
聴いてて嫌にならない、飽きない、ずっと聴ける熱い曲だって事は大事だし、凄いことです。

【エアリスのテーマ】
代表曲の一つだけあって、これも過去コンサートでお馴染み。
何回聴いても良い曲なのは勿論ですが、感想の語彙力が枯渇してすいません。。。


ここで休憩を挟んで二部へ。
物販の辺りで休憩してました。


【ルーファウス歓迎式典】
今回のコンサートで自分内これが聴けて良かった大賞!
この音楽を生の吹奏楽で良かった!!
シエナさんの渾身の謎パフォーマンスも愉快で良かったー!!

【常に闘う者達(神羅カンパニー~神羅軍総攻撃~ウェポン襲来)】
闘う者達、更に闘う者達と来て、常に闘う者達っていう三部作のこのタイトル。
シリアスなんだけど何か遊んでるような、でも核心を付いてるような。
考えたのが北瀬さんでしたそうで。
さすがよく思いつくなー。

【牧場の少年】
あああ、あの曲ですね!ハイハイハイハイ!

【花火に消された言葉】
これは、デート曲ですね。
そうだった、エアリスにティファにユフィにバレット…。
そうだった…そんなイベントあった…。
(同人誌で合体の会場にされがちだった観覧車…)
当時。格段にセーブデータの数が増えたのに、それでもそんなに細かくセーブ出来るシステムではなかったのと、
フラグ立ててる間が長くて、出戻りとかも多くて、
この四人のイベントを分岐成立させるのって物凄く手間だった気がします。
それでもやったんだけど。
テートイベントの甘酸っぱいイベント展開よりも、全員見る為にかけた労力を真っ先に思い出してしまって、
皆、すまんな…。

【忍びの末裔】
頭の中では、ウータイエリアなのに口に出るのはゴンカガエリアで、
ちがう、そうじゃない。

【完全なるジェノヴァ】
【神の誕生】
【片翼の天使】

クライマックスはやっぱりセフィロス関連。
熱いわー!!!

そうして、気がつけばアンコールですよ。早い!!
【ティファのテーマ】
アンコールの時は大体、
指揮自体がアクションパフォーマンスになるようなダイナミックでハイテンションな曲、
ギルガメッシュだったりシーモアだったり、ラグナ様関連の濃いい男達にまつわる曲だったのですが、
今回は、その位置にティファ!!
しっとりとしたアンコールでこれはこれで新しかったです。

【マンボ de チョコボ】
プロ、アマ、素人、部活だった人、趣味の人、音楽かじった人、そうでない人。
全く垣根のない、平等に音楽を楽しんで参加できる「みんなで吹こう BRA★BRA FINAL FANTASY」
私は客席で眺める側ですが、回を重ねるごとに、ステージがみっちみちになってる気がします。




曲以外の感想は後編へ!

エッジとリディアはどうなっていたのか②

2018年03月15日 13時23分54秒 | スクエニ系。
どうもなっていなかった。
という結論を予め最初に出し切ってしまったせいで、続くと言いながら2ヵ月放置して、自分はその間にⅣをクリアした勢いでⅤをボチボチ始めていました。
今やっとラストフロアの辺りで、Ⅴの話を始めたい自分もいる…。
そして自分の過去のヲタクの清算が続く…。

エッジとリディアには何もなかった。
この結論が前作と今作において出ているにも関わらず、リディアがエッジに対して完全にノーセンキューやスルーの無かと言えば、そんなこともなく(プレイヤーにわかる範囲で)かと言って、僅かながらでもイエスの有がある訳でもない。
この僅かなところ。
微妙ですね。

まず、エッジは前作終了後から今作に至るまでに、リディアの故郷であるミストの復興に全力を尽くして尽力している訳です。
ポケットマネーや私財ともかく自国に当てる分もちょっと持ち出してるのではないかというぐらい。
(最も王政なので城の財産が私財なのか国の財産なのかって考えると話がループするので割愛)
印象としては、エッジの御国のお城の皆さんはエッジの人となりをよく理解していて、王であるエッジが、仲間であり世界を救った英雄の中の1人であるお嬢さんに惚れ込んでいるを察しており、見守っているスタンスなんでしょうか。
で、この長い歳月の間、王政をしている国の、世襲であるだろう国の王が、妻を娶らずに跡継ぎを作らないというのはそもそも大問題で、国として側近が世継ぎに関してかなりやかましく言わざるを得ない状況だと思うんです。
ここは私が割と大人になってから思ったとこで。
で、この国のというか少なくともお城の皆さん。
そこに関しては、エッジの性格をよくわかっているからこそ、やめない諦めない、どうにもならないとかいうの含めて、一方的に入れ込んでいるリディアのことを存じ上げているけども、察しているけども、この未だにどうにもなってない状況を深追いはしていないのです。
王様が私財投げ打っての片思いを静観。だからと言って民が忍耐をしている訳ではない。

●リディアの故郷であるミストの復興に尽力している
この件は、多分エッジ個人の、リディアに対しての明らかな好意と心からの善意は、好意は好意だけど善意は善意として独立していて、例えリディアに興味を持ったのが一目惚れみたいなものだとして、物凄いリディアに恋愛感情で入れ込んでいたとしても、恋愛感情抜きにしてリディアに仲間として、いや仲間じゃなくても彼女に対しての、人として魅力や何か力になりたいという気持ちがあれば、エッジ自身の気質としてそれこそミスト復興レベルの力を貸してくれると思います。
それぐらい情に熱い人なんだと思う、別にお涙頂戴に弱いんじゃなくて。

前の記事で、
例えばエッジはリディアに対して、軽率なちょっかいのかけ方(二次的に言うと、何だかんだエロの流れに持っていくことや、実際にやりとげてお手付きすること)は一切していないし、そういった流れを作って、何とかしようとする意味合いでの軟派な男でもなかったという、現実は頑なに硬派で完全な紳士だったんですよ。
リディアもリディアで、エッジの長年の好意と下心のない善意に絆されたり、彼の誠意から情を汲んで流されたりするかといえば、恋愛感情由来の気持ちを受け入れるようなこと、それも一切ない。
 私好みの数多の同人的エピソードはない。 (ここは心底どうでもいい)
って書いてましたが、支援を受けるミストの人々も別にエブラーナに恩を着せられているとか微塵も思ってないし、(国の名前出してないと思うけど)リディアに逢いに来る男の事(一応若者扱い)のことを茶化したりする訳でもない。

そして、リディア。
ゲームの中の物語の中では描かれることなんてないと思うけど、好意と善意から来るエッジの支援(援助ではない)に負い目を感じたりはしていない。
彼の好意に流されないし、善意に甘えたりしない。
善意としてこんなに尽くしてくれるエッジに、この人いいかも…とか流されたり、誠意を受けて、そこで頼りになる異性として気になってみたり、そんな新しい感情が芽生えるかったらそうではない。
エッジが、与える側として好意と善意が独立していて、そのうちに誠意を通して恋愛的な展開を期待する(自分をわかってもらう)ことがなかったように、リディアもまた、受ける側としてまず感謝前提として、そこに負い目引け目気兼ねなく、彼からの好意と善意と誠意を全部切り離して考えていると思いました。
そこで、エッジ有り難う…!の感謝や尊敬が深まれば良いって思うこともあったけど、恋愛感情なくても人間として感謝や尊敬は十分にできるのも普通なので、逆に一周回って完全に、全部独立してるこの状況が二人に取って「対等」なのではないかと思う自分がいた。
どうだろう。

やっぱり、ジアフターをやっていて感じたのが、エッジ自身があの情に熱くて無鉄砲でヤンチャだった若の時代を卒業して、主観から客観。
何処か達観していて、頭領として腰の座った男になっているのを感じました。
元々ラストパーティ最年長だけど、エッジが落ち着いた大人になってる!って驚きと共に歳月を感じたし、それでも時折、仲間うちに見せる、彼本来の側面には変わってなんて安心したみたいな部分もある。
そういう歳月の流れで変化した性格はリディアはどうなったかというと、リディアも大人になっている。
そもそも、個人的にずっと解釈していたリディア感なんですけど、「幻界はこことは時間の流れが違った」というところで、私は、リディアの事を身体は先に大人になってしまったけども、精神年齢が身体の成長に見合うものかと言えば、環境では精神年齢が引き上げられたとは言え、本当に身体年齢と一致する思考回路かと言えば、
年相応のうら若い乙女というよりは、本当に母を早くに亡くした女児か小学生女子くらいのアンバランスさを残してるんだろうとずっと思ってました。
だから、ゴルベーザ戦で再会した時に割とお嬢さん口調になっていても、実際自分を制御できない感情の時なんかは、子供が使う以外では親しい大人でも余り他人には使わない「おじちゃん」「おじいちゃん」呼びが出てきちゃってるし、エッジに何か言われて「あんたなんか」って言っちゃうのも、大人が大人に言ってるよりは、小学生女子が小学生男子に言ってるようなニュアンスがなくもない。
勿論、例えばセシルにはエッジに言った「あんた」呼びなんかはしない訳ですけども…。

だから何だろう、エッジが初見にリディアに対して感じた印象の「きれいなねーちゃん」辺りは、大人になってしまった年頃のお嬢さん容姿のリディアの姿を見た素直な感想で。
そして長旅を終えて、実感して感じた「おめーよりいい女」、最初からリディアを子供ではなく女として見ている。
実際関わってみて、彼女の生い立ちや経歴の事情も理解した上で、女の尻を追いかけてると見せかけて、複雑な事情でアンバランスに育っている7才の心を引きずった大人の身体のリディアを、完全に異性だと感じている。
でも、大体を把握してこうなっている今のリディアを、大人か子供か関係なくただのリディアとして惚れてしまっただろうエッジに対して、当たり前ですが、リディア自身はそもそも恋だとか愛だとかそもそも初恋とは何なのか、異性って何なのかすら全くわかってない子供の状態なんだと思うんですよ。
そしたら、恋愛が成立するもしないも、まだそういう段階ですらなくて、ひょっとしたら支援してくれるエッジの事も、お調子者のお兄さん。
ぐらいに思ってたとしても何ら仕方ないし、ごくごく当然だと思うんです。
やっぱりどんなに大人気なくても、容姿で見てわかるおじさんおじいさんカテゴリじゃなくても、リディアからして見たら、ローザはお姉さんだしセシルもお兄さんだし、って思っても、結局子供からしたら老けてる老けてないくらいで皆大人にしか見えないもの。
エッジに好意持たれたところで全然話が噛まない。
だって大人の人だもの。
好意持たれたところでわからないわ。
っていうか逆に好意向けられたら引くかも知れない。

って考えるとリディアがちゃんと身体年齢と均衡して大人になるのって十余年超えても致し方ないのかな…って。早熟して、この人いい…って大人の男に思うJKもいるとして、それを感じたとしてもリディアの場合は、今思えば初恋や気になる異性はきっと多分セシル辺りだろうし、セシルに対しての複雑なそういう感情は親愛だけじゃなかったてして例え仮にあったとしても前作のエンディングの時点でもう終わってるだろうし。
何よりセシルとローザって子供の目から見ても二人で一つの存在の男女でしょう。

で、ジアフターにおいては、リディアはちゃんと心身の均衡の取れた大人の女性になっているし、(特に不自然な成長とか老化はしていない)セシルの息子のセオドア世代が次代の主要メンバーとすると、そもそもポロムポロムとそんなに年の変わらない子供であったリディアだけども、最早完全に大人の親世代メンバーのカテゴリで、世代交代としては完全に旧の人。第一線を隠居したみたいなポジション。
リディア姉さんなんですよ。
そんなリディアさんですけども、名実共に年頃になっても、改めてエッジに対してどう思うかったら、別段何も。が、続いているのが本編今作。
振った振られたは一切なくて、仲は良い。長年の関わりでお互いを理解した上で信頼関係ができ、絆もちゃんとある。ただ、改めて恋愛関係とかパートナーであるという間柄では確実にない。
二人メインのイベントも尺を取り確実に存在、二人専用の技もあり、二人は強固な絆で結ばれた男女ペアだけども、決してカップルではない。
ないんだよ。(彬だよ)
ウワォ!(おかだのようなリアクションで)

そして、極めつけがブロークンハート。
これはどう受け取っていいのかわからない。
こういうアプローチをギャグにして「失恋」ネタで逆手に取ってくるこの関係。
露骨な好意をちょっかいとして、お約束の茶番として昇華するって…凄くないですか?
やり慣れてる方と、やられ慣れてる方の、定番の流れなんでしょうかね。
エッジの勘違いでもあり、リディアのツンデレでも有りそうだし、未だにどう取っていいのかわからない。
ぬか喜びしないという点で…wwww
でも、この流れ自体がごくごく日常的な一部で幾度となく交わされてきたお約束の流れだったり、皆が見てる上でのよく知られた日常の一面なのかも知れないし。

ところで、民が何も突っ込まないのに、突っ込んでくるのが他国の王様で、古い仲間でもあるヤン。
来ましたよ「世継ぎ問題」
ヤンにしてみれば、ヤンと違ってエッジは生まれついての王族ではあるし、多分、頭領だけども世襲の国。
国の存続の問題になる訳です。
これ、ひょっとしてヤンも聞きにくかったけど、誰かが聞かなきゃいけない事なんだろうなぁという気もする。
エッジはいう訳ですよ。
「夢を見る歳でもない」
世継ぎ問題に関して、夢を見る歳でもない。と答えるのは、答えとしては適当ではない気がする。
例えば、夢を見ているとすれば、理想の女と世継ぎを残す。ことだとしましょう。
でも、理想の女は振り向いてくれない。まぁそれも仕方ないし、良しとしましょう。
代わりはいなかったとしても、現実として、世継ぎは残さないといけない。
じゃあ誰でも良いかったら、やっぱり理想の女が良い。
じゃあ、世継ぎは…ってところで、世継ぎ問題自体を夢の福産物にしてしまっているというか…。
(適当な言葉が見つからない)
でも、前作の流れから今作のこのシーンにおけるまで、エッジへのリディアの好意ってプレイヤー視点だけじゃなくて、この世界の人に大体にしてバレバレじゃないですか。
このバレバレの恋心を貫いて一生を終えるのもアリっちゃあアリですけども、
エッジは、夢を見る、見ていた歳があった。ってことを認めちゃってると感じたんですね、私は。
だから、ブロークンハートの寸劇もノリで出来ちゃったり、一方でリディアに対する恋を諦めるとか、あるいは恋愛感情が沈静化して、想いは想いのままで、もう男女を超えて人間として寄り添ってこうみたいな謎の達観とか…、枯れた男のその域なのかな…とか思わなくもない。
ずっと待っているを通り越して…。

エッジはそこそこ歳取って世継ぎ諦めてたとしても、若い御后娶って何とかなったみたいな話は他所に沢山あるとしますよ。
この場合リディアのボディもそこそこ歳を重ねてそうなので、リディアが乗り気になる日がこれから来るとして、恋愛して結婚して出産したローザと比較してもこの時代の適齢期が何処にあるかよくわからないけど、そういう意味でも、いろいろ難しい時期かも知れないのも考えたりで…。
お前らくっつけよ、って周りが思っても、そうならないのは当人同士の問題だからでね…。
世継ぎ問題に関しては、いろいろ言いましたけど、セシルやヤンのところの先代の国王が世襲ぶん投げて、仁知勇優れた家臣に王位を譲って、譲り受けた方も混乱なく治世を続けているということを考えると、エッジも世襲に捕らわれずに、世継ぎ問題ぶん投げて、家臣に王位を譲ってしまう日が来るのかも知れないなぁ…と今となって初めて思う自分を最近発見しました。

そこで、恋愛に発展しなくて歳を重ねて子供の出来ようもない、エッジとリディアとの間で擬似家族が形成されるであろう、クオレという新しい謎の存在が投入されまして。
この一時流行った綾波のクローン量産展開みたいな子のうちの1人がクオレ。
最終的にリディアが引き取ることになり、カップリング通り越していきなりシングルマザーのようなことになりまして。
結局、6でいうところの母性に目覚めたティナに近いような感じも受けつつ、母代わりのリディアと親しいエッジにも懐いているような感じですね。
ひょっとしたらクオレがエブラーナの御館になる日が来るのかな、来ないな。

エンディングでは、これが恋愛の始まりなのか、親愛の延長なのかはわからないけど、今までよりは、リディアが格段にエッジに向き合ってるような気はします。
言葉はなく、仕草から読み取るぐらいの微々たるものだけど。
エッジの好意と善意をようやく実感し始めたような。

後、未読ではありますが、公式の監修がついてるだろう公式の小説では、リディアがエッジに好意を持つ展開が、展開として描写されているとのことですが、ゲームでは片思いではあったが、小説では両想いになりえている。
というアナザー展開ではなく、公式が両想いにオッケーを出したってことで受け取ってもいいんでしょうかねってところです。




何だか尻すぼみな締め方で恐縮ですが、本編ではエッジとリディアには何もなく、本編から続編に至るまでも何もなく、続編の最中でも何もなかったけど、何もないなりに、だからと言って決してゼロではなく、ようやくその見えない積み重ねがやっと姿を現したところで、これからは何かあるかも知れない。
男女間かも知れないし、人間同士の延長かも知れないけど、年月はかかったけど、ここで物語の終わりを迎えて、ようやくここからお互いに向き合うスタートラインから始まるのではないでしょうか。

エッジとリディアには、何もなかった。
何もなかったけど、ここでやっと、あるかも知れないというところにたどり着いた。
という、あったかなかったのか論の一つとしたいと思います。




あ、でもリディアってどんな事情でもミストから離れなさそうだ。
ってところまで考えて頭を抱えました。


お終い。

エッジとリディアはどうなっていたのか①

2018年01月26日 16時27分18秒 | スクエニ系。
※作品時系列的にジアフターの話になりますので、それ以降のオペオムの内容にはノータッチです※

スクウェアがスクエニになった辺りから御社のゲームをほとんどしなくなってしまった私ですが、(やる機会を失いがちなお年頃になったせい、が理由の大半です)
ぼんやりとFF4の続きが出たというところでかなり、大騒ぎした記憶があるんだけど、結局一瞬大騒ぎしただけで買い逃したりやり残したりで、話も追いかけずにいい加減時が流れ過ぎて、いよいよ結局巡り巡った御縁で、去年足掛け1年弱辺りでクリアしました。
話のボリュームはそんなにないけど、間を挟んで盛大なレベル上げに時間食い過ぎて総時間の半分以上どう考えてもレベル上げ。


ゲーム自体は本編が大団円でエンディングを迎えた後の後日談というよりは、世代交代ありきの新章展開。
前作でゲームの開始時には、もうデキていたセシロザは、前作ゲームのエンディングでは結婚、今作の主人公は成長期の息子。
カインは結婚式に姿を見せなかった後も、帰還しないのを貫いていたり、ギルバートは堂々として知性的で穏やかに王様をしている。
その間には、支えてくれる女性がいるんだけど、アンナやテラのことを踏まえて、今後の事を考えて進むのか進めるのか進めて良いのか…という、気持ちの動きが何処かにあったりなさそうなところで。(彼については別途)
ヤンのところにもお嬢さんが出来てたり、(奥さんの肝が据わり過ぎているせいか、高齢出産かと思ったらヤンが以外にもそんなに歳ではなかった)パロムポロムは元々の潜在の潜在能力エリートそのままにパロムは内面の自己主張で厨二病、ポロムは外見の自己主張で染髪に薄着の優等生。
シドには娘さんのお孫さんがいたり…と確実に時は流れてます。

まぁ、そんな中でアレですよ。
続編でエッジとリディアはどうなったんだろうってずっと漠然と思ってて、でも、いざ続編に手を出したり、続編についての内容を調べるとか全然してなかったんですよ。
適当なことに、こんなに気になってたのにすっかり忘れてたんですね…。
スクエニ作品を追いかけるのホント鈍くなってて…。
思い出ジャンルで現役ジャンルじゃなくなってたんだろうなぁ…。

で、結局のところ、ゲームやり出す前に、やり出す直前から同時期に、そのブランクについてのエッジとリディアについて突然思いついたようにいろいろ調べまくった訳ですわ。
ネタバレとかスッゴイ調べたんだけど、探し方がイマイチ甘くて、より具体的な、出来れば公平で具体的で、でもカプ目線なやつがなかなか出てこず、そもそもそんな滅茶苦茶な条件あるかって感じですけども、往年のカプ世代のブログなども探してみたり。
しかも、結末だけかいつまんで見ても正直よくわからない。
ので、これはやっぱり自分で見て、自分で感想を持たねばならぬ…。と当たり前のことに辿りつきました。

セシロザが夫になり妻になり、父になり、母になった後、何年後かは具体的に謎ですが、印象でいうところの、息子が今でいうところの小学生高学年か中学生なりたてくらいですかね、時代物でいうと元服するとかしないとかのころのお年頃ですかね。


結論から言うと、この間、エッジとリディアは何もない。
何もなかった。
何も進んでいなかった。
戦いの最中に絆を深め、ゲームのエンディングの後に何かが進展することもなかった。
何もなかったし、ジアフター開始後にそれを踏まえて何かが始まるか進むのかと思ったら、物語中にはやはり何もない。
何もないを連呼して何もない呼ばわりしているので、本当に何もないのかというと、
これはあくまで、二次創作的な、同人脳寄りの何もなかった。
ということに近いと思って下さい。

ここで、公式はこの十余年の歳月を開けて、この間の二人の進展をなかった。と提示したことで、この二人のカップリングは本当に二次創作が生み出した願望のファンタジーだったということになっていたのです。
まさか、続編が、次回作が出てくるとは全く思わなかった、当時のゲームプレイヤーとしての私、二次創作系ヲタクの私、そして数多のカプ同人誌、全てが願望で妄想にしてしまった(元々同人誌はそういうものです)という、一つの確固たる現実が現れたというのが、衝撃というか何だろう、この不思議な感覚ですよ。
あ、違ったんだ、そうだよね…!うん…!って変に覚醒したというか。

当たり前ですが、公式の展開の時系列で、前作からエンディング、そして作品として物語が展開されていない隙間の歴史、そして続編。
この全ての時間軸?の中で、エッジとリディアは付き合っても結ばれてもいなければ、ただ、ずっと仲間でいる訳ですよ。
そして、例えばエッジはリディアに対して、軽率なちょっかいのかけ方(二次的に言うと、何だかんだエロの流れに持っていくことや、実際にやりとげてお手付きすること)は一切していないし、そういった流れを作って、何とかしようとする意味合いでの軟派な男でもなかったという、現実は頑なに硬派で完全な紳士だったんですよ。
リディアもリディアで、エッジの長年の好意と下心のない善意に絆されたり、彼の誠意から情を汲んで流されたりするかといえば、恋愛感情由来の気持ちを受け入れるようなこと、それも一切ない。
私好みの数多の同人的エピソードはない。
(ここは心底どうでもいい)

振った振られたは一切なくて、仲は良い。長年の関わりでお互いを理解した上で信頼関係ができ、絆もちゃんとある。
ただ、改めて恋愛関係とかパートナーであるという間柄では確実にない。
ないんだよ(彬だよ)
これはあくまで本当に、尖った言い方だと極端な例として、同人的ショートストーリーでのエロ方面であったり、少女漫画方面のカップリング同人誌のような展開を期待して、二人は何もなかった。
そして、上の二つのような展開抜きにして、読者の与り知らぬところで、いつの間にか結婚してたとか子供が出来てたとかいう、ドラゴンボール的話の飛躍がなかった。
ここをもってして、ジアフターで、エッジとリディアには、何もなかった。
という、あったかなかったのか論の一つとしたいと思います。
ヒデェ。




書こうと思ってたことと全然違う熱弁だったので続く。

DQ3のコンサートに行きました2017②

2017年11月17日 19時07分46秒 | スクエニ系。
今回は変な余裕を持ってしまった我々は休憩時間をトイレや物販に当てる時間もそこそこに、
例えば他の座席のフロアを探検しに行ってみたりして、次はこの席が良いねなどと勝手な妄想を繰り広げました。
ステージの裏側の、指揮者と対面する形のお席。
勿論そのお席は、ステージを見ている観客の目に一緒に映ってしまうとか、
何かの撮影をしますの御了承下さい回に当たった時にどさくさで一緒に映像化されてしまう盛大な難点がある訳ですが、
それ差し引いても景色の見え方が違うし、変な正面席よりステージがとても間近に見えます…。
上手くいけば、いつか是非というお席でした。
入場の行列とかお席の皆さん見てると、往年の世代の深刻な高齢化が始まってる感じをひしひし切々と感じたりして、
それはもう私への盛大なブーメランな訳ですよトホホ。

後半はお約束になりました、翌日に開催される都饗の公演に向けてのお試し演奏。
当たり前ですが本当のクラシックオーケストラのお試し演奏なので、
本気の演奏の本気の難易度の演奏みたいなのを感じました。
そういう意味ではDQコンサートはファミリーコンサートの間口の広さを前面に出してるのかなぁ。
後は、恒例のすぎやま先生のお話を聞けました。

【ダンジョン~塔~幽霊船】
【回想】
【鎮魂歌~ほこら】
【海を越えて】
【おおぞらをとぶ】
【ゾーマの城】
【戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦】
【そして伝説へ】

ラストスパートの勇者の挑戦辺りからクライマックスのそして伝説への流れでは、
盛大な盛り上がりを肌や空気で感じれたし、
会場の至るところで、あっ泣いてると思われる方や、目にハンカチしているような方々があちらこちらで本当に沢山見られて、
これは、会場の観客席が見える席でなければ、この景色はわからなかったところです。
それだけ、こみ上げる何かが確実にあったんですよね、ここに。
わかる。

そして拍手、拍手、そして拍手。
手が赤くなっても拍手。

私の席からは退場する皆さんとアンコールの為に戻られる皆さんの出入りもよく見られて良かった。
そして先生再登場でアンコール。
今年は11が出たばかりなので、アンコールは絶対ここ来るねと感じていたら裏切りませんでした有り難い。
会場も出ました来ましたの盛大な歓喜。
アンコールは【序曲】と【空飛ぶ鯨】
コンサートの日までにやろうと思って購入済みだったのですが、家族の夏休み用になっていたので未だ未プレイ。
地味に無念。

そんなこんなで奏者紹介や御辞儀の数々、
今回も別れ難し離れ難しの盛大な満場の拍手の中、コンサートは幕を閉じるのでした。
今回の謎の余裕のおかげか、会場と演奏に圧倒されずに楽しめたので、これはこれで新しい楽しめ方でした。
そのせいなのか何なのか、小説のアレルとリザのその後について深く考えてしまう脱線を見せたのでした…w
それは別の話か…。








DQ3のコンサートに行きました2017①

2017年11月17日 15時07分08秒 | スクエニ系。
遡ること9月17日ですね。
DQ3のコンサートに行きました。
3で2回目です。
2年ぶりで、DQとしては3回目。
3回目ともなると私のような者でもさすがに開場慣れコンサート慣れしてきました。
なので、今回も開場前からホールに向かって最前列が座り込みしてるような大行列だったのですが、
まぁ、あらかじめお席も決まってる事ですし、気持ち的に煽られて慌てて並んだりもせずに、
会場時間にホールに流れる行列が大体なくなる頃に、ぼちぼち入場しました。
何だかんだこのコンサートホールも意外と5回目。
無理してどうしても最前列に近い正面席にどうしても当たりたい。という野望がなければ、
後ろとかそこそこ前とか割と正面とか2階だ3階だとかそういうところは大体座ってたので、
今回は割と冒険しまして、ステージの真横です。
さすがに真横はちょっと幅的に狭い意味できついかなと思ったのですが、正面から全てを見たいという欲求を除けば、
ステージからとても近い。
そして、横から拝見するすぎやま先生が近い。
結構面白いお席です。
普段、左から出てくる楽団をほぼ正面から見てばかりだったのですが、今回はドアからすぎやま先生が入退場する姿がもれなく拝見できます。
ドアの向こうでオシボリのような物や飲み物を用意しているスタッフさんまで余すところなくです。
これはこれで貴重。
相変わらずほぼ席は満員御礼状態で、コスプレ親子やぬいぐるみ持参などなかなかに濃いかんじではありました。
それと、11が出たてなのでほら、すれ違い民達もっといるかなと思ったら思ったほどいなかったかも。

そんな、いろんなところに目が行くようになった謎の余裕を醸しながら、コンサートは始まりました。
すぎやま先生も御歳82歳。
客観的に、わざわざ飛行機で御越しになられるであろうという事を考えると、
すぎやま先生が元気で札幌まで来られることが出来る間に、少しでも沢山、少しでも近くで、拝見拝聴したい…!


前半はお馴染みこの順番です。
【ロトのテーマ】
【まどろみの中で】
【王宮のロンド】
【世界をまわる(街・ジパング・ピラミッド・村)】
【ローリング・ダイス】
【冒険の旅】
【戦いのとき】

あれ?前と曲順違う?って思ったけど、そんなことはありませんでした。
後、隣の方で話し声聞こえてて、
静かにしろよ~と思ったら同業者というか音楽に関わる系の人達だったみたいで、だったらなおさら黙りおれと思ったり。
それとDQ3よくわからないけど聴きに来ちゃいました系若いカップル、きっかけとしては素晴らしいけど、2人ともスヤァ。
印象としてどうしても、やっぱり、すぎやま先生の体力面とかコンディション的なことを考えて、年々コンサート内容が巻き気味にになるのは勿体無いけど仕方ない。
曲と曲の間にお話を挟む回数もほぼなくなり、お話を挟まずに、曲と曲の間も空けずに怒涛の勢いで駆け抜ける感じです。
よくよく考えると、休みの時間を取らずに駆け抜ける通しは、やはり体力的に2時間弱も指揮棒を手を上げて振り続けるのはハード極まりない…。
私は音楽的なことは詳しくないけど、見る人が見る細かいところでいうと、
指揮はあってないんだろうなぁというのが仮にあったとしても、
指揮を取って統率しているのがこの曲を作られてこの曲を最もよく知っているすぎやま先生なのだというところが最大の統率で盛り上がりだと思うのよ。


怒涛の勢いで進む曲と曲の間を空けない効果もあって、世界観が継続されたまま音楽の流れの余韻を楽しめたのと、
今回、ステージに近い真横からという、本当に奏者さんの楽器がよく見えたので、
どの楽器の方が今演奏している、沢山の奏者の中で今この方御一人のパート、とか、
この方また御一人で演奏されてる。あね今度はこちらの方々皆だ。というのまでよくわかって、
同時に目も楽しませて貰った感じです。
嫌だわ、懐かしさや生演奏に凄い興奮して聴き入ってる自分の中に、また来てしまったが故の謎の落ち着き謎の余裕が出て…と思いながら。
圧倒的な世界観に飲み込まれて駆け抜けた前回に比べて、その世界観に浸りながらも、いろんなところから冷静に聴けている自分もいました。


休憩を挟んで後半戦へ。

エドガーに声帯が出来た。

2017年07月31日 14時35分26秒 | スクエニ系。
世間ではDQ11が丁度発売になり、もっぱらDQの話題な最近、
一方で私はと言えば、FFのコンサート話題で随分引き伸ばしたりしていた関係で、往年のFF脳が活性化づいてしまい、
そういえば少し前にFF30周年辺りのキャンペーンで半額に釣られてほいほいダウンロードしまくった過去作品をやり出している途中でした。
エッジとリディアがどうなったのかを漠然と気にしながら全然手を付けないままのFFⅣジアフターです。
で、その感想は後々出てくるとしまして。

スクウェアのゲームは沢山やったはずだけど、思えばスクエニになってから全然してない同社のゲーム、
そしてチェックすらしていないソシャゲ。
その中で発売されていた作品の中で、私が私の中でのFF史上最も世話になったゲームの、推し。
サイトの瓦礫の中に彼に対する異常な妄想とこだわりが今でも蓄積されている、そんな推し。
エドガー・ロニ・フィガロにいつの間にか声帯が付いていた。
驚きである。
絶句である。
混乱である。
そして、そんなビッグニュースをリアルタイムで仕入れる事が出来なかった私が、どんなにFFから離れていたか。
また、そんなビッグニュースを私より先に私に仕入れてくるほどに、今のFFに敏感な人が私のタイムラインにはいなかったか。
昔のFFは知っていても現状のFFにはとんとノータッチになってしまった私と、私と同じような人達(勝手に巻き添える)は、
エドガーに声が付いていた事に、今更になって過剰なほど大変動揺をしてしまったのであった…。

じゃあ、声が付いていた事。声が付いていた事を知らなかった事。それだけでも動揺なのに、
状況が更に混乱を極めたのが、誰の声なのよ。というところです。

ミキシンだった…。
ミキシンだったなんて…。

ここまでの流れを一切知らずに歳を重ねていた自分に愕然としましたよもう…wwwww

エドガーは好きだ。
そしてミキシンは好きだ。
両方好きだ。
昔から、この人にはこの人の声がついて欲しい。と思い、本当にその人が当てた時の偶然に異様に心躍ったことがある。
でも、エドガーもミキシンも好きなのに、この2人がいざ1人となった時に、首を傾げる違和感を感じてしまったのです。
両方好きなのに、有り難い配役なのに、何故か違うような気がする。と感じてしまった自分は、
FF6のコアなファン層の行き過ぎたところまで来てしまったのではないかみたいな自戒まで始まる始末。
何なのだろう、この複雑な感情は。
ウェルカムで喜ばしいのに、何処か微妙。

実際、杞憂ではないかと思い、いろんなボイスを聴いてみましたが、
他にミキシンが携わってきた、
ミキシンが統率者で権力者、あるいはミキシンの頭脳系策士、あるいはミキシンにおける皆の兄貴、
そしてミキシンとして洋画吹き替えに出てくる軟派。
このミキシンの全ての要素を持ったエドガーはミキシンの声の付いたミキシンの過去の既出キャラの全てであり、
エドガーとしては、総合してエドガーではなく、結果ミキシン。
エドガーの声がミキシンなのではなく、ミキシンがエドガーの台詞を喋っている。
それ以外の感想が出なかったのです…。

私はミキシンも好きだし、エドガーも好きで、この融合は願ったり叶ったりなのに、
エドガー→ミキシンになる可能性や、ミキシンであればと思った事がそういえば一度も思った事がなかった…。
私の中で最後にこの2人が噛まなかったことだけが本当に本当に悔やまれる…。
悪いのは露骨にこじらせ過ぎた私なのだ…。

森川がセフィロスで、諏訪部がシーモアで、置鮎がセッツァーで、ラグナ様が平田、賢雄が皇帝…。
というその中でいろんな人を削っていくと、最早エドガーにはミキシンしか残っていなかった…。
それもわかる…。
わかる…。
悪いのは心底こじらせ過ぎた私なのだよ…。




という、余りオチのない話でした。
時の流れとは言え、近年のシリーズのクロスオーバー的な作品の流れで、
エドガー×ファリスというのも出来ると言えば、二次創作としてそれはそれで当然なので、
昔では思いも付かなかった事ばかりが今起こるなぁなどと感じておりまする。

FFのコンサートへ行きました⑥

2017年07月20日 14時42分30秒 | スクエニ系。
全演奏が終了して、奏者が順番に起立しての御辞儀タイム。
指揮者と奏者全員がステージを去るられた後に、
手が痛くて赤くなるほど拍手喝采して、そしてアンコールです!

【ビッグブリッヂの死闘】
ヒューーーーー!
アンコールではラグナやシーモアやギルガメッシュでお馴染みの曲から当日決めるっぽいという話を聴きましたが、
この日は、最早何回でも聴きたい生ビッグブリッジです!!
アンコールで登場しただけあって、曲のキレッキレ具合とはじけっぷりがとにかく最高オブ最高の極み。
指揮者のキレッキレの振りに奏者がダイナミックに答えていく感じのやり取りもひたすらテンション上がるので、
そんな指揮とは最早アクションなのだという、これも生で聴いて頂きたい…。
ビッグブリッジは、Ⅴやってなくても楽しめる凄いパワーのある曲ですね。
大盛り上がり!
あー楽しい楽しい!

【マンボ de チョコボ】
ビッグブリッヂの血沸き肉踊る演奏が終わると、
サックス持った植松さんと、フルート持参のお馴染み司会者のまみちゃんが登場。
奏者や指揮者さんがキラキラの輪をジャラジャラさせて再登場~。
奏者と指揮者が、キラキラの飾りの輪っかを首や頭につけて。
ここからが皆で演奏タイムです。
観客が、この大きな音楽ホールのステージの上で、
あの植松さんや、プロの奏者さんと同じ壇上で、
一緒に同じ曲を、同じ空気を吸って同じ目線からFFの曲を演奏出来るなんて本当に凄い。
それこそ、プロにならなかった人やプロ同等の腕前の人や、
部活や学校でしっかり音楽を学んでて、心得や嗜みを持ってここに楽器を持って来たガチの人もいるだろうし、
私のように授業程度の音楽との関わりを思い出したような人もいるだろうし、
こ場のパッションで気軽に上がるだろう人もいて、この辺りはコンセプトや呼びかけの効果なんだろうと思う。
私の周りのお席の人もゾクゾクと、ゾロゾロとステージに降りていき、
音楽を聴く以外の目標を目指してた訳です。

結局のところ私はチキンだし、ネット上に画像でも顔が出るのは避けたいしで、
一応持ってきてたタンバリンを自分の席から鳴らしてました。
譜面どおりじゃないけどな…orz


そんなこんなで今回もとても楽しい時間でした。
FFのコンサートは開始が割と遅くて、終了時間も結構押すので、
夜特有の時間間に合わなくて帰られる仕方のない事情の方もおられるのですが、
演奏を全部聴き終わって、夜の街を思い思いの方向で足早に帰る人の群れからも、
楽しかった高揚感が見て取れて、私もとても満足でしたねー。


振り返ると、FFのコンサートはタイトルナンバー関係なく、シリーズの沢山の楽曲の中からどの曲が選ばれるかわからないので、
人によっては、やったことないタイトルの全然知らない曲に当たる率が多かったりすると思うんですよ。
古い作品だけ知ってたり、新しいのはわからない人とか。
その、選ばれた馴染みのない曲が続いたとしても、知らない曲でも楽しめるような、聴く方を飽きさせない、
そんな作りになってるので、その辺りは安心だと思います。
その飽きさせない部分を植松さん自身がとても意識されています。
DQのように一作品の全曲を演奏して、縁のある人が聴いたら思い入れとともに、そのゲームタイトルの世界を隅々まで網羅できる。
というような楽しみ方が出来ると同時に、知らないタイトルはタイトルの演奏ごと避ける。という事も選択肢としてはあると思うんですよ。
でも、FFのコンサートは全ての中から知ってる曲数曲。とい場合もありまして。
例えばそれは、私のようなゲーマーな部分の自分があってのヲタクな末端同人作家もどきではなく、
同人ジャンルとしてFF7だけはとても嗜んでいたという同人作家さんもおられるでしょう。
それこそ、セフィロスだけ聴きに来ました。というような方もいたとします。
でも、セフィロス以外は寝ていましたか、といえば決してそうではないような、
寝る隙を与えないが故の観客参加型のコンサートだったのではないのかなと、勝手に思った次第です。


本当に、私のような世代で私のような思春期や青春を送られたであろう世代の皆さんには、
機会があれば是非聴きに行って頂きたい。
勿論、よりずっと若くてもFFの古い作品を愛してらっしゃる方も沢山おられるので、
ちょっと興味を持たれましたら、行ってみよう?
そう思ってます!!
あー楽しかった…!

FFのコンサートに行きました⑤

2017年07月18日 17時35分04秒 | スクエニ系。
休憩時間でアンケートを書こうぜと思ってひたすらⅥ曲に対するパッションを殴り書きで記します。
フィガロ、フィガロでお願いします。
残念ながら曲のリクエストでないアンケートは開場前に受け付けていた模様…。
無念でござる…。


【Force Your Way】
Ⅷのボス戦…!Ⅷの戦闘はそうだ…召還したGFのムービーが長すぎて確かこれボタンでカット出来ないやつだったよね…?
感じたのがFFシリーズの音楽を同じ吹奏楽のくくりで演奏した時に、これやっぱり植松さんの作った曲だわ!と感じる
共通の要素みたいなのが垣間見える時があって、この曲なんかは、それを感じた次第です。

【グルグ火山】
ⅠのだけどⅨで使った方のですね。
アレンジ変わってもファミコンの時の記憶とイメージの変わらない曲です。
ちょっとピコピコ感の余韻が背後にあるというか。
火山という割にポップな音楽と言いますか。


この辺りで、植松さんが開場前の事前アンケート「あなたにとって30歳の自分は?」の中から数点をお披露目。
その時のBGMはハープのソロ演奏で【街角の子供達】【花火に消された言葉】
ハープなんていつ見てもいつ聴いても超ファンタジー。
いろいろ読み上げたアンケートの中でも「冠五郎」さんというPNが秀逸過ぎて内容までも全部持って行ってしまった…。
私はこの方のお名前にMVPを差し上げたい…。


【親愛なる友へ】
Ⅴですね。手に汗握ったラストバトルを終えた時のエンディングの始まりで、手紙が来る一年後のシーンの。
これゲームだと亡くなったキャラとか行方不明のキャラとかいる場合もあって、
それなりに物悲しいとは言えないけど、ちょっと哀愁のある落ち着いたシーンで。
アコギでそういうちょっと感傷的な味わいの曲なんですが、これがですね。
完全ジャズ?ビッグバンドジャズ?になると雰囲気が全然違う事になってまして。
陽気で陽気で、それはそれで、とてもいい!!
大団円感がハンパない!!
音楽って凄い…!斬新に切り口のアレンジでしたがアレンジならではの大成功たど思いました。

【水の巫女エリア】
Ⅲの曲ですね。私Ⅲをクリアしたかの記憶がないんですが、
やったつもりはあっても、クリスタルタワーをやりやり遂げた記憶が余りないのでもしかしたらやってないのかも知れません…。
でも、Ⅲの楽曲はファミコン音源で知っているし、エリアの曲はCDの録音で聴いた事はある…!
これ、植松さんのお気に入りの曲のだそうでして、
そう言われて聴いていると、植松さんが好む植松さんらしい曲ではないでしょうか。

【Vamo'alla Flamenco】
Ⅸの曲ですね。フラメンコな感じの。
入れ替わったメンバーの皆さんが赤いバラをつけていて、この曲用に組まれたステージにいて。
演奏中、センターの男性奏者の方がずっと直立不動で、ピクリとも動かないので、
まぁ吹奏楽もオーケストラも自分が演奏しない場面ではずっと直立不動なの、これ大変だなぁとか思って、
ずっとそこに釘付けなんですよ逆に。
真顔だし。
中央にはモーグリおじさんに扮していたパーカションの方が、楽器は何も持たずに真顔で直立不動。
いつ何するんだろうと思って、そこばっかり見てたら、
出てくる赤いバラを口に咥えたりして。
開場が、ちょwwwですよ。
そしたらそこから、フラメンコならではの手拍子と足踏み?タップ?
これ、手と足を同時に動かしながらリズム刻むの本当に難しいんだろうなぁと思ってました。
ボディパーカッションのくくりなのかな?
演奏だけならともかく手拍子足踏みを同時に一定のリズムで運動しつづけるのって体力も要りそうだから大変そう。

【エアリスのテーマ】
残りも2曲というところで、ハイハイハイハイ来ましたよエアリス!
エアリスの生演奏、多くは語れません。
生演奏で、エアリスを感じて頂きたい…。
そんな曲です。

【片翼の天使】
エアリスの余韻が終わらないうちにセフィロスの曲が始まります。
そしてエアリスの曲の余韻を消し去って世界観を突然変えてしまうのです。
この2曲の組み合わせは、
殺された方と殺した方という組み合わせで、曲の余韻、命を消して飲み込んでしまう並びは、
何というか、突然現実に戻される感が凄かったです。
この曲は大人気曲ですが、CDに収録されない、会場に来ないと聴けない曲として残してあるそうです。
激しい曲でした…!




こんなこんなで、次回はアンコールと全体的な感想なんかを。

FFのコンサートに行きました④

2017年07月14日 16時21分27秒 | スクエニ系。
相変わらず比較対象がDQのオーケストラなコンサートしかないので、
何を言っているんだお前は。というレベルで物事を知らないのですが、
植松さんのコンサートはとにかく、良い意味で格式やハードルがない。
(別にDQが堅苦しいのではなく、DQはオーケストラを聴きに行く機会をくれた訳でして今も楽しみ)
植松さんが盛り上げるように、堅苦しいコンサートではなく、自由に楽しんでほしい。という気持ちが前面に出ていて、
その辺りも、意識せず意図もせず、DQとの差別化というか住み分けになっているなと感じてます。
どっちも好きだ。

そして今回も冒頭からブラボー係を決めていきます。
ビックリしたのが、
北海道内でのイベントごとは何となく特に道民自体が割と観劇観賞慣れしていない印象を感じるんですが、
今回、ブラボー係の争奪戦、勢いの良い挙手率が物凄く高くて、
序盤から広いホールを植松さんがバッジ配りに一生懸命走り回るという楽しい事態に。
バッジがすぐ無くなるぐらいで、これは、いきなり盛り上がった。
ブラボー係、去年を経て早くも浸透してるなぁ~。
あ、ブラボー係は、演奏素晴らしい!と感じたら、率先して「ブラボー!」という係です!
気軽に声をかけたり、スタンディングオベーションに持って行きやすくするようなきっかけの係。(と思っている)

今回のシエナの奏者さんで、去年参加していたチョコボのような黄色い衣装の苫小牧出身のマダムと、
もう1人の若い男性の方が北海道出身の方でした。
紹介されるし地元だしで、やっぱりいつもより緊張する模様。


【FINAL FANTASY V メインテーマ】
これはⅤのフィールドでお馴染みの曲ですね。
うわぁぁぁ懐かしい、トップバッターの切り込み隊長曲が、これか!これから始まるのか!という高揚とともに、
Ⅴのフィールドは青い空と緑の草原がとても鮮やかだったので、
そういう中を物語の全貌が見えないままクリスタルを守る為に歩いて回った事なんかを思い出します。
明るさと疾走感、風の止まった世界で風を感じるような颯爽とした感じがオープニングの曲としては物凄い引き付けてくれました。
Ⅴ、やろう。と思うくらいに…wwww
やっぱり良いゲームはフィールドの空気感が大事だなとよく思います。

【ティナのテーマ】
私がFF人生において最もお世話になったⅥです。
このⅤと違って、ちょっと寒々しいというか沈痛な一歩を踏み出していくような重いフィールドの曲が、
ティナのテーマ、このティナの物なのか。そう知った時の何とも言えない複雑な気持ち。
伝わるかなぁ…?
鎮痛で険しくて思い曲の中に、広がりと壮大さのあるティナのテーマ。
生で聴けて良かった。

【Ami】
Ⅷ!聴いた事がある!知ってる!何処だ!と思ったら、
アーヴァインが自分語りで過去の話をした時の回想の曲でした。
Ⅷ辺りからゲームのプレイ時間が本格的に長くなってきたのにプレイ出来る時間が減って、
周回プレイで記憶に反復させるようなやり込みが出来なくなったのと、
セーブデータの数も増えたので、好きなイベント前で同人用にイベント残しておくみたいなやり方に変わってたのも、
あったな…って。

【モーグリのテーマ】
これは!今回も!伝説のモーグリおじさんと化したティンパニ奏者さんが弾けまくるターン!!
客席参加型演奏会の醍醐味の一つです。
このオジサンは本当にパフォーマンスが上手過ぎて、会場の空気を掴むのもバッチリ。
老いも若きも男も女も体を叩く練習を始めますwwww
そんな感じで体を叩く純白に気を取られて全体的に曲自体を鑑賞出来ないというこのジレンマwwwww

【FINAL FANTASY メインテーマ】
リコーダー持ってきた人は、客席から演奏に参加できる曲です。
FFったらこの曲!っていうくらいの、第一作からOPやEDでお馴染みのこの名曲。
壮大なんだけどしっとりしてるっていうか何と表現すれば良いのか…!
吹きたい人吹ける人、ちょっとかじってる以上の人もいるとしても大体は素人参加のようになるから、
リコーダー失敗の時の微妙なピィィィ音とか混じっても当然なんだけど、そういうのなくて凄いなぁって思いました。
私も吹きたいけど絶対指合ってない空気漏れ音とか出そうで…。
いやぁでも、音楽室の楽器とかで好きなアニメとかゲームとかこっそり弾いたり吹いたりするのが楽しかった時期通ってる身としては、
公式と一緒に楽器やってるみたいな感覚はもう、こんな時代が来たんだっていうのと、
とにかくFFに関わってた思い出や懐かしさの時代がリコーダーの時期と被ってるものだから本当に感慨深いにつきます。

【いつか帰るところ】
Ⅸ!私がすっかりFFに疎くなりかけてたⅨ…!
この曲はリコーダーとても合いますね…!!
ちょっと民族音楽?のようなところもとても良い…!
アトラクション的な感じもする…!

【クレイジーモーターサイクル】
Ⅶ!この曲はⅦ知らなくてもカッコイイよ!とだけ前置きして豪語してました。
この曲ならではのチャカポコ伴奏感わかります??
このチャカポコ感の連続を生演奏ではどうするのだと思っていたら木琴とか鉄琴とかのああいう感じの連打してて、
はぁ凄い!!ってなりました。
「この曲は追いかけられるのをバイクで逃げる曲なんだよ!って説明したけど、
そもそもがクレイジーモーターサイクルなのでちゃんと文字を読んだらわかるタイトルであった…。

【反乱軍のテーマ】
Ⅱですね!Ⅱはレジスタンスというイメージとファミコンならではの登場人物の少なさとファミコン音源のシンプルな音とで、
反乱軍という組織が少数精鋭みたいな感覚だったんですが、ファミコン音源でない王道のブラスバンドアレンジで聴くと、
ちゃんと軍隊しているような曲になっていました。という表現が適切かはわからないんですが、
確かに「反乱軍」という軍の軍歌的というか、
野球や体育大会的なイベントの入場曲や行進曲としてありそうな、とても荘厳な曲で険しく、逞しい一曲でした。


そして、2部への休憩20分~!
トイレと物販とアンケートを書く時間。




続く!

FFのコンサートに行きました③

2017年07月03日 15時16分23秒 | スクエニ系。
ここからは2017年5月12日の札幌の話です。
曲目の話はこの記事の次からになります。
当日の感動の余韻を引きずったまま熱いうちに感想書くはずだったのに気づいたらほぼ二ヶ月後ですよ、どういうこと。


何かにつけて何回も言ってますが(加齢)
去年の参加型FFコンサートが余りにも楽しかった私は、随分前から更新情報に目を光らせ、
今度はちゃんと初期の段階で先行で申し込み抽選を通りました。
(座席の埋まり方からして多分割と簡単に通過出来たと思われる)
横の席だけど自分の中では初めての一階席でもしや、ブラボー席ありえるんじゃね?と無駄な期待をしたら本当に無駄でしたww
ブラボー席はもっと前列であった…。
今年の意気込みと言えば、事前から楽器を用意していたという事です。
100均のタンバリン…。

FFとDQのコンサートと言えば、
いつなんどきどんなだれと出会ってしまう可能性というのが同人誌イベント並に高いので、
そこでいかなる黒歴史を共有したかつての人ともし出会っても、
そこそこの身なりであることが同人誌イベント並に要求されるので、
無理をしてスケキヨのような完全メイクを決め込んだところ、その日は今シーズン一番の陽気、ほぼ夏日レベル。
結局、春先を引きずったままの微妙な装束の私は、このくそ暑い中の汗対策を殆どしていなかった為に、
コンサートホールにインした頃には顔面のスケキヨ塗装が全部流れ出している。という凄惨な有様でした。
こんな時に限って顔の粉を持参して来るのを見事に忘れており、自力では再生不可能な顔面に。
逆にこれもう私だってわからんじゃね?などど意味不明な供述をしており。。。
結局、SNSで来てるんだいらっしゃったんだとコンサート後に確認出来たフォロワーの方々以外に遭遇することはございませんでした。
これで同人誌イベント以外人と逢う事のない私は、同人誌イベントすらも行かなくなってしまった為に、
見事に誰とも逢わずに終わりました。

現地には1時間ほど前に到着しましたが、物販が始まっており、私は物販へ。
去年、会場限定という響きに舞い上がって、あれから1年まるで聴いていないCD多数という反省を生かして、
よく吟味した、ノベルティ条件の金額を満たした会場限定の1部のCDとパンフを購入。
グッズに目が眩むのは我慢した。

客層はと言えば、去年と同様にDQのコンサートの時のような、家族連れ層は圧倒的に少なく、またカップル層も少なく感じました。
どちらかというと、男女ともに同性の仲間かな?という組が多く、モーグリのぬいぐるみやトート持参しているような濃いい層の方もチラホラ。
そして、往年の世代の高齢化を私含めて思いました…。
そうだよな…昔のFFナンバーを聴きにお金出すような若い子の層は全体的なパーセンテージだと下がるわな…という印象。
私は単にFFが好きな層メインかなと思っていたら、シエナさんの楽団を聴きたい!FFは知らない!というお客さんもいるようでした。
そりゃそうですよね。うん。

着席してみて思ったのは、やっぱりDQの時に比べて席の埋まりが悪いのです。
ガラガラだったらどうしようと感じるのは来年の開催がなくなったらどうしよう。という気持ちを含みます。
後、純粋に勿体無いという気持ち。
金曜日の夜に時間の取れない社会人が沢山いる中で、その社会人が往年の客層だとすると、
やっぱり来たくても来られない…。
金曜日の夜までに札幌に来れない北海道の地方民もいる訳で…それ含めて勿体無いなぁと思いました。
仕事遠隔地云々抜いても、純粋に家庭を持ってる世代の層でもある訳で、
大人ってつらい。
って同じような事を前も言ってたわ。
とりあえず、FFはⅢまでならやったような記憶があるぐらいの人を同伴に添えて、
今年もこの日に休みとチケットの取れた私は幸せであると思いながら。




続く。

FFのコンサートに行きました②

2017年05月23日 21時31分21秒 | スクエニ系。
これは2016年の6月24日の後半の話になります。




会場のお客さんが事前に発表してある楽譜を元に演奏参加できた中で、
実際に参加されている空間を見るととても楽しそうだという興味と羨望が湧いたところで。
植松さんから、アンコールではステージに楽器を持ち寄り楽団の皆さんと一緒に演奏できること、
それは持参したちゃんとした楽器ではなくても可能で、要は、物販のオマケで付いてくるのが使えるよ!!という物販への壮大な販促開始。

そりゃ、トイレタイム休憩で物販に並ぶわ。
例え100均のカスタネットのような物でも…!
そして、かみ合わせが良いとは言えないプラスチックのカスタネットを手にした私なのでした…。


そして第2部。
【ビッグブリッヂの死闘】
2部の開始がイキナリこれですわ!!!
休憩明けの掴みとしても、これはテンション上がるし興奮する!!!
これは是非生で聴いて頂きたい曲の一つです!!
いやもう思い出すわ、まさにビッグブリッヂでの死闘を!!
これ以上加速も出来ないのにボタンをひたすら強く押してスクロールでタイムアタックを逃げ切るあの戦闘と移動!!
一秒でも惜しいアクティムタイムバトル!!
途中からだとギルガメッシュのテーマになってましたけど、この曲の凄いところは聴いた事のない人でも
良い曲だね!って言っちゃうくらいの吸引力があります。
会場の一体感凄い、圧巻のブラボーでした。

【ファイナルファンタジーⅣメインテーマ】
Ⅳのフィールドですね。
この曲は、2とか6とかもそうなんですけど、フィールドの曲にも関わらず?さあ!冒険だ!っていう感じの曲じゃなくて、
広大なんだけどちょっと切ない(一番切ないのは2かな)感じ好きですね…。
この曲はピアノコレクションでもケルティックムーンでもアレンジも良くてですね、好き…。

【魔導師ケフカ】
これは素晴らしくシャレオツなジャズになりましてて!
ああ、このケフカの曲でこういう魅せ方聴かせ方があるんだって思いました。
Ⅵのメンズが生ジャズ聴きながら酒飲んでる姿とか想像して満足出来るくらいハマってたww

【ザナルカンドにて】
有名ですね。
自分でも信じられないけど結局のところ買ったままプレイしないで終わってしまったⅩ。
ここで私のFFが途切れてしまった…。
のでこの曲はコンサートとCDでしか関わったことのない曲です。
そういう意味では、知らないけど好きな曲が出来るという評価を初めて出来たのかなという感じです。

【Fragments of Memories】
これはⅧ。回想とかのところでかかるような曲。
あーエルオーネ…。

【シーモアバトル】
Ⅹは未プレイで大変申し訳なくて話とかもザックリとしか突き詰めてないんです、ごめんなさい…。
でも…シーモアは…中の人がゴニョゴニョで割と調べたので結構好きで…。
この曲はとても好きです…。
ビッグブリッヂの死闘もそうなんですけど、指揮者と奏者のコミュニケーションをとても密に感じた曲ので、
ハイ!指揮行った!ハイ!走者叩いた!!みたいな、
トスからのサーブみたいな、
そういうパフォーマンスのノリで会場のテンションも凄い上がる、生演奏向きの一曲ではないかと思います。
これも生で見て聴いて頂きたい曲です…!

【片翼の天使】
シーモアで良いだけ盛り上がった後にセフィロス!
シーモアからのバトンを受けたセフィロスというこの流れ!!


そしてアンコール待ちで沢山の沢山の拍手を手をパンパンにしながら送りました。
【The Man with the Machine Gun】
キャー!ラグナ様ー!
ラグナ様が43歳になってしまった時に、うわああああと思ったんですが今43って全然若いですよね。
当時はラグナ様も43だったけど明石家さんちゃんも43だった記憶。
曲と全然関係ない思い出が蘇るー!
この曲はゲームで聴いた時に、カッコイイと余り感じられなくて、何だこの曲は!!と思った記憶。
でも今聴くと、普通にカッコイイ曲ですよね。
滅茶苦茶アンコール向きだし、盛り上がるし、待ってました!って前のめりになれました。
凄い!
あーラグナ様ー!(思い出)

最後は会場一体で
【マンボ de チョコボ】
吹奏楽楽器の自担持参のガチ勢もいて、楽器出来る人はいいなぁ~!ってカスタネットBBAは感じました。
そして、ここからはまつかの写真撮影OK開始です。
撮りまくったー!
あー、こういう参加型楽しいですね。
その辺りドラクエとの住み分けが出来てる気がします。


帰りは買ったCDを車で聴きながら帰りました。
原曲過ぎて超ピコピコでしたwwww




という訳で、味を占めた私は、来年も行くぞと誓ったのでした。
合言葉は「屈斜路湖」

FFのコンサートに行きました①

2017年05月22日 19時32分35秒 | スクエニ系。
オーケストラの生演奏はすぎやまこういちでドラゴンクエスト。
ジャズの生演奏は林原めぐみでスレイヤーズ。
吹奏楽の生演奏は植松伸夫でファイナルファンタジー。

近年、90年代ヲタクの余生を満喫し過ぎな私ですが、
往年のシニアアーティストのコンサートに青春を追い求めて散じるマダムの気持ちがわかってきました。
全盛期よりハードルは下がっており、自分の思い出メーターの蘇りが異常に激しいというそんな…。

で、今年も札幌で開催されたので喜び勇んで鑑賞して来たんですが、
去年の感想で止まっていた。。。
去年何してたの私…。
(去年前半のほぼ試験、一昨年は引越しと転職…)

そもそも、今年は絶対行くぞと決めていて発表になるかならないかのところでずっとウォッチしていたのは、
去年が余りに楽しかったから。という訳で。
なので今年は先行の抽選で申し込んでしもうた次第…。
去年は例によって、00年代のFFにめっきり疎くなってしまい思い出の中のFFだけで生きている完全に懐古BBAの私めは、
いつものごとく情報入手が遅くて、慌ててチケット取りましてね、ここまでがお約束。




ここからが、去年の話。
2016年6月24日。
試験まで後二月。
私が唯一行ったことのあるドラクエのコンサートはいずれも日曜のの昼間に開催だったので、親子連れや推定夫婦も多かった気がしましたが、
今回のFFは金曜の夜。
道内でも遠隔地から来られる方や、札幌近郊でも、仕事帰りでは間に合わない!平日に休みが取れない!という層にとっては、
まずここのクリアが難しいんだろうなぁ。
ドラクエのコンサートに比べて空席が目立ちました。六割七割かなぁどうだろう。
首都圏や大都市の開催日が土日になるとしても、金曜開催はもったいないなぁ~…。
そのお蔭でまったり鑑賞出来るのも有り難いことですという一面もありつつ。

比較するコンサートがスクエニ繋がりでドラクエしかないんでいちいち比較しますと、
(良いとか悪いとかでなくて対比という意味で)
ドラクエよりも物販に力が入ってるような気がします。
会場前に先行物販は勿論として、曲目何かも別途のパンフ2500円に収録されてるので、ここからもう販売なんだwwww
入場で配られるチラシにパンフ混ざってないんだwwwwwと思いました。
後も物販お約束のいくら買ったら限定ノベルティやら会場限定のCDとか思い出お土産効果を逃がさない仕様で、
いとも簡単に予定外の出費をクレカでキメて来るみたいな大惨事…。
中身確かめないで買ったらゲーム音源まんまバージョンとかFF以外の曲も入ってるのとかもあるので、
欲しい物に好みのある人はちゃんと見ましょう…wwww
その点、ドラクエはコンサートの余韻が体内で駆け巡ろうとも、CDは以外にもスルー出来てしまったのに私はやっぱり特典ホイホイ…。

肝心の吹奏楽コンサートはといいますと、
シエラの皆さんの衣装もカラフルでドラクエオーケストラのシックさとは違った感じで新しい!
(ほんとドラクエしか比較対象がない貧困)
チョコボのような黄色い装いの女性の方が北海道苫小牧市出身とのこと。凄いー!

すぎやま先生はテレビで割とお見かけするとして、
一方で植松先生はインタビュー記事の文面でしか人となりがわからなかった時代の人なので、
人前でこんなに喋れるオジサマだということを知りませんでした。
これは良い経験だ。これは感動した。
司会の可愛いお姉さんも一緒!

会場でブラボー係を募集されてブラボーと叫ぶと行ける範囲で植松さんからブラボーバッジが頂ける模様。
ブラボー言わされるwwwwww

【FFバトル2メドレー】
オープニングはこれ!!
アクティブタイムバトルで嫌というほどあおられたFFのボス戦闘ですwww最初はⅣ!
アントリオンとかアサルトドアーとかでかかるよね??
そのやつ!!
冒頭からこのスピード感と迫力とあおられ音楽は本当に引き込まれるズルイ!!
続いてⅤ!
Ⅴのボス戦は属性とか形態が変わりまくるからアクティブタイムバトルあおられにプラスしてコントローラー持つ手に汗握る戦闘が蘇りまくる!
Ⅵは死闘。あー倒すのに時間がかかる強めボスの音楽…!!
Ⅸ…ごめん他に比べて記憶がそんなにない…orz
締めにはシリーズ共通の勝利のファンファーレ。
♪テテテーテーテーテッテテテー♪
このメドレーが最初で良かった。凄い盛り上がった!!

【星降る渓谷】
コスモキャニオン!!
この音楽いかにもⅦって感じで好きです。
このコスモキャニオンの独特の雰囲気とか切ないイベント思い出したりで鳥肌ゾワゾワ。

【FFⅠ/Ⅱ/Ⅲフィールドメドレー】
ファミコン時代の制約のあり過ぎる音楽表現の中で何とかして曲を作っていた中で、
初期のFF独特の曲がフィールドの音楽に現れれて、うわっFFって感じるのがこの辺り。
Ⅰも当時じゃないにしろ後からファミコンの状態遡って忍耐でちゃんとやりましたよね。
Ⅱの、寝る前に電子音が頭でループして寝れなくなるような全体的に物悲しい切ない音楽も好きでした。
特にフィールドの悠久の風なんか何と表現すれば良いのか、音楽だけじゃなくてエンディングまで物悲しいってどういうことだ(白目)
Ⅲのころには、サントラCDとかもちゃんと出ててアレンジCDも友達経由とかでちゃんと聴いてた気がします。
ああもう懐かしい。
今、悠久の風って入れたら有給の風邪って変換されるのでツライ。。。

【守るべきもの】
24時間あればクリアできたRPGの時代なんかとうの昔に終わってしまって、
やりこみ要素が強くなって周回ニューゲームしなくなっちやったⅨ辺りからFFから離れだした懐古BBAはⅨになると途端に疎くなります。
でも、これは聴いた事はあります!ってかメインというくらいかかってたはずですよね…思い出した…。

【FFモーグリのテーマ】
FFにおいてチョコボと並ぶ謎生物モーグリのテーマは何と会場参加型でしたwwww
この、観客が聴いてる一方にならずに飽きの来ない展開の無茶振りな感じは嫌いではないです楽しいwwww
とにかくパーカッション、ティンパニ担当のお兄さんが!
モーグリおじさんと称してユーモアたっぷりに会場で音頭取りながらボディパーカッションをレクチャー始めるって斬新過ぎてビックリだよwwwww
しかも喋り上手過ぎて慣れてるなってwwwwww
そしてモーグリフードでコスプレ再登場のモーグリおじさんとともに軽く練習して体当たり演奏ですよwwww
いい年こいた大人ですが一生懸命体を叩きまくりましたさ、そりゃwwww
演奏楽しみながら演奏する両立でした。忙しいwwwww

【ゴールドソーサー】
まさかのリコーダー演奏wwwwwwww
いやそこはさすがプロの皆さんです素晴らしいリコーダー演奏でした…!
こんなに雑音のない大人数のリコーダー初めてです…。
リコーダーということで、ゴールドソーサーのテーマパーク溢れるポップなゲーセンのファンシーメルヘンな曲と、
義務教育中に大変お世話になったリコーダーの懐かしさが融合して、無性に童心に帰る気持ちでした。
ゴールドソーサーで遊びたい。

【FFメインテーマ】
この曲は本当にFFの代表的な音楽ですよね…。
特にⅣで、竜の口より生まれし者の一連の文章が出る時とかいちいち滅茶苦茶鳥肌立ちますし、
物語のオープニングやエンディングに向かう時の重要なシーンで流れるとホントにウワァ~!って気持ちが高ぶるし、
そもそも義務教育中に楽譜買って弾いてたもんね…!
今もう譜面覚えてないし指先硬いわで詰んでますが。。。
これもう完全に植松さんの代表曲ですよね…!
そしてこの曲は、観客が事前練習で当日リコーダー演奏参加出来るんですよね…!
ああもうこの自分もリコーダーで参加出来るなんて、義務教育の頃にFF音楽吹いたり弾いたりしてた私の思い出そのものじゃないですか。
リコーダーは大人になって実家にあるけどもう捨てちゃってるよなって思いながらリコーダーって1200円位で買えると知った最近。
何だよ、吹きたいのかよ私。

【ハンターチャンス】
柳生さんじゃないよー!
Ⅸの有名な曲だよー!
ⅨもⅨって感じの曲ですよね…!
ほんとⅨ辺りからFFから遠ざかってしまっててホントすまない…と同時に曲は耳が覚えていて安心しました…。





第1部はここまでで第2部は休憩を20分挟んで(トイレそして物販タイム)からになります。
2016年の第2部に続く。