ゼネテスパーティの話で、ゼネテス項だけ別に分けることにしたので、ゼネテスパーティのメンバーの話になります。
【シーラ】
ゼネテスが過去にツェラシェルと組んでいた際、もう一人大いなるソウルという男がいて、記憶から消えた男が残した心の傷が潜在的に、ゼネテスが誰とも組まなくなった理由…ということだったはずなのに、いざトリジル世界線に飛ぶと、ゼネテスと組んでいたのはアレウスではなく、この露出度の高過ぎる七歳年上のお姉様でした!って感じでボボーンと登場して来たのがシーラでしたね…。
ゼネテスが過去に女と組んでいたことになる。ということには滅茶苦茶動揺したし狼狽もした。
付き合ってはいないのか、付き合うことにはならないか、付き合う付き合わないに至らなくてもどちらかが恋心を持ったりはしないだろうか、付き合わなくても恋心がなくても、何らかの事情でやってたりはしないだろうか。
心が非常にザワザワした。取り乱したのです。
元カノであっては困るのである。
元カノは何処かにいたのだろうとしても元カノだったらどうしようなのである。
一体私は誰目線なんだ。
もしそうだったらそうで、何処かで納得して叔母貴の存在のように受け入れるんでしょうけど、それでも受け入れるのには体力がいるし、こういう風に、女一人にザワつく程思う自分もいたんだなって、もどかしい気持ちでした。
そして、この何処を見ても目のやり場に困る、胸も股も隠せてないような半分裸みたいなセクシーナオンを、若かりし日の奴は日常どのような目線、目つきで見ていたのか、触りはしなかっただろうかと考えると、想像もつかずにグヌヌヌヌとなった訳です。
我ながらトリジル発売のことも忘れていたくせに今更よくそんなこと思うなと。
そして、ムービーとか見てても超いいボディしてるんですが、これ私の個人的な印象何ですけど、妖艶さを売りにしているのとは別にして、イラストと違ってお顔が余り美しくない。
多分、造形的にはリノア以来ぐらいですかね…。
でもその余りお美しくないお顔立ちが逆にリアルで生々しくて豊満さを強調して来るみたいなところはあった。
で、結局のところこのシーラという女は何だったのかというと、「まさかのヒロイン枠」だったのですね。
ドロンジョ様で終わるのかと思ったら違った。そしてむしろヒロイン枠で安心した。
本当に安心した。
迷惑ドロンジョ様的ポジションで現れてはかき回して退散しを繰り返す中で、アレウスにちょっかいを出しては彼との距離を縮めていく、ただ憎いとか邪魔ではなくなっていく。というのは、アレウスの表情の変化でわかります。
ムービーで助けたり助けられたりのシーンで押し倒す形になったりと、いくつかは構図がかなり際どくも感じられて(そうか?)実質この二人の体位なんじゃね…?とドキッとしたものです。
シーラは、こう見えても七歳も年下の若造のゼネテスとツェラシェルのところに押しかけ、無理やり仲間入りしたという役回り。
仕事を持ちかけたり自分で出かけて行ったり、ガセネタを掴まされたり、飲んで酔っ払って絡んだりと、完全にお騒がせポジションです。
妖艶さ、豊満さが目立ちますが見た目程女王様気取りではなく、感情的で妙に落ち着きのないところ、セレーネとは対比的に容姿の割に御声が高くて若いので、どちらかというと小悪魔的な気もします。
女に甘いゼネテスという立場なので、彼女をセンターにして身勝手を止めずに後方に回るなどかなり寛容に見てたようですが、絡んで酔いつぶれて寝てたのを介抱するなり運ぶなりするかと思ったら以外と放置の置き去りだったりして、ちょっと、おぅ…って思いました。
で、そんなシーラ。
旅芸人の一座の子だったけど誘拐されて、盗賊団に連れさられるも、盗賊団の頭目が良い人で恋に落ちて、一座に戻るのを辞めて一緒に暮らしてましたとさ。
っていう、現代リアル倫理だと、誘拐をするような男もアウトだし、盗賊を生業としてる男もアウトだし、いい人で優しくしてくれたという事情で頭目の女になってそこに居座ることを決めて姐さんになった女もまずアウトです。
大丈夫か。
で結局、その盗賊団が更に強い盗賊団に負けたか何かして愛する頭目が寝返ってしまい、捨てられたシーラが裏切られたと思って彼を殺めてしまうんだけど、頭目が寝返ったのは彼女と彼女の大切な物を守っていたから身を引いたという話で、罪悪感で別の人間として生きているというのが確か、シーラです。
で、彼女に名を変えて別の人間として生きるように助言したのがゾフォルではなかろうかって話に後で気づく訳なんですけど、ゾフォルが出てきた時点で悪い予感しかしねぇやつですわ。
アレウスとの間柄に関しては、ムービーで伝わってたか、彼女に発生するサブイベントをちゃんとこなせてたか、でクライマックスの受け取り方が変わるんだろうなと思います。
イベントで過去の話をしたシーラに、アレウスが彼女の心を解放する何かいいことを気取らずに普通に言うんですが、シーラにはとても刺さった。という流れを踏まえて、彼女がゾフォルに操られた上で、アーギルシャイア姉さんをこの露出度の高いボディに召喚させられてアレウス一行に牙を向くっていう展開。
まぁアーギル姉さんを召喚したらしいんだけど、アーギル姉さんの自我とか一切なく降臨したせいなのか、突然奇声を上げてただ狂暴になりひたすら襲いかかってくるという、女子プロレスラーの乱闘みたいな暴れっぷりで、大困惑。
もう少しどうにかならんかったのか。
正気を取り戻して、操られていたことを心から詫びるシーラ。
何をしても絶対謝ったりしなかったのに、この時初めて彼に対して、無意識で敵対してしまったことを心から申し訳なく思って謝るんだけど、この時の彼女は滅茶苦茶女の子で、実質恋人なんじゃないかって思うくらいでした。
あれ、可愛くなった!と思ったのも束の間、ゾフォルの攻撃からアレウスを庇って、彼女は背中から直撃を受けます。
最期の力を振り絞って彼女が取った行動は、アレウスへのキス。
「お別れの」かも知れないし「好きだった」という気持ちかも知れないし、多分どっちともでしょうけども、付け加えるなら続けてきた挑発の延長、「背中を見せて」の「続きの希望」かも知れないし。
そうやって命を散らした彼女の死はアレウスの意志に何かを遺した訳で、この二人はもう少し一緒にいたら結ばれたのかも知れないけど、敵味方の末に「庇って死んだ」という出来事があったからこそ燃え上った悲恋なのかも知れないといろいろ思うのでした。
思えば衝撃的な出会いと同時に衝撃的な別れでした。
でも、この二人もう少し長く関わってたら、挑発のし合いの延長で、突然合体とか始めてたと思う。
エンディングのシーラは、彼女を埋葬したツェラシェルをゼネテスが眺めているという流れで、逆にゼネテスお前クールやな!とちょっと唖然としました。
そういう部分を前にして、ツェラシェルが彼のことをを気に入らなくなる。というのなら、わかる。
アレウスは消えた存在なので、最初から存在していないという扱いになりますが、シーラはこの戦いで戦死した犠牲、無駄にはしない死の象徴みたいになります。
ゼネテスはパーティメンバーを戦いで失ったということになるんですね。
攻略本を見ると彼女の存在(異性としてではなく純粋に仲間)を失ったことにより、求心力を失ったゼネテスパーティは解散したということになってます。
え?そんなに爪跡残してた?
記憶から消えた大いなるソウルの意志を尊重して、彼を止めることをしなかったゼネテスは悲しい目をしており、その消された記憶の奥底の潜在的なところで残った喪失感が原因で、ゼネテスは誰とも組まなくなる。ということだったはずなんですが、時空が曲がって、記憶に残っているシーラの喪失でパーティを解散になりました。
虚無の剣の効果関係なく時空が歪んだ。
誰とも組まない原因が、仲間を失った記憶を忘れた「大いなるソウル」ではなく、パーティを解散した理由が、昇格した「シーラ」になった(のであろうと思われる)のが、虚無の剣の効果ですらないという、この歪み。
これからの未来として定義されている本編に時代が流れた時、時系列的な未来で言ってる過去と、今立っているこの過去の整合性がない!という公然とした配置換えは、違和感が凄く大きかったし、論点のポイントになっていくんだろうなぁと感じてます。
そう、拡大解釈するならば、ゼネテスに傷を残すのはいつだって女みたいなことになるじゃないですか…。
別件だけどこれはちょっとしんどいぞwwwwww
まぁ人間、男と女しかいないのですから、仲間の性別もどちらかしかないので、どっとちだっていいだろっていう話なんですが、「組まなくなった原因が女」になったことで、まぁそれなりに思うことはあったよねというドラ息子過激派のこじらせ話でした。
次はツェラシェル!