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【微塵我報】

思い込みと勘違いと妄想と思い出補正の懐古厨による、最早ヲタクの余生です。はてなブログさんにお引っ越し予定です。

資格を取ったり取るまでだったり①

2016年11月16日 17時50分05秒 | 労働。
お久しぶりです。
ホームセンターからドラッグストアに職種を変えまして1年経ちました。
知らない土地の新しい職場、新しい関係の形成に四苦八苦とはいかないまでも、
こちらの方に気力体力を随分持って行かれたのは本当なので、1年も過ぎてしまいました。
うん、絵も全然描かなくなったし、このブログも広告を出してしまったり。
勤務時間も細かい指定で勤務時間帯のふり幅も広く、開店から閉店までの時間もホームセンターより長いので、
夕方出勤して夜に帰ってくるというのもザラですし、今は、勤務1年目が過ぎた辺りで、
朝イチ出勤で、開店準備やレジやパソコンなどの立ち上げなどをする事になりました。
何だろう、この懐かしい感じ…。

ドラッグストアは医薬品や化粧品などの特殊で専門的な分野があるのは承知していましたが、
そういう部門にはそういう専門職がいるというイメージで、割とお任せエリアになるだろうと踏んでいました。
それ以外なら、食品や日用品、ペット売場などに関しては経験者であるという奢りがある為にまぁ何とかなるだろう。
と思っておりましたが、そういう分野では以外と出番がありません。
と、いうのは、これは会社や店舗の方針によるところで、どれがどうとは言えない部分もあるの承知で、
比較としてどうしても同じ小売業、自動的に前職ホームセンターになりますが、
全員が大体平均して毎日の仕事をこなし、誰でも大体同じような能力で同じ事が出来る
(というか、立っている人は親でも使え状態に慣れていた)ので、
誰が当日いなくても、その人の担当分野の専門性や進行度に遅れが出る以外はそんなに大差なく、
一日の作業ルーチンが全体的に品出しやレジ業務などが均等にスケジュールとして組まれていました。
個人の担当分野はありましたが、いない時はある程度は、わかる範囲出来る範囲で他の人間でどうにか出来たので、
そういう意味だと完全な担当分業制ではなかったのかも知れません。
今のドラッグストアは、ホームセンターより明らかに店舗面積も売場も狭く、
医薬品や化粧品など専門的な奥底の深いもの以外は、売場管理的には非常に楽に見えます。
下手したらシステム的なところは前環境よりは明らかに優れてるし。
だから、全員が均等に出来たら誰でも動けたら本当に効率の良い職場になりそうなのに、
変なところで分業制なのです。医薬品や化粧品は専門アドバイザーがいるとして、
それ以外の売場に暗黙の担当性を設けている為に、誰でもできる仕事が割りと不可侵であったり、
この人はこれをしなければならない(他の人が覚えたり出来たりしても差し支えないレベル)から、
他の人はこれをしなければならない。という暗黙の何かがあり、非常に動きづらかったりします。
出番がない。
出番が欲しい訳ではないけども、
経験上、言ってくれれば出来そうな仕事に触れない、自分の判断で動けない。というのが地味に堪えます。
これがお局だった奴の弊害か。
しかも、変なところで暗黙の分業性、明確な担当性ではないんだろうけど、この人がこれをする。というが邪魔をして、
ここまでがあなたの仕事。ってなった時に、これはあなたの仕事です。とばかりに、助け舟がもらえない気がする時もあり、
この変はシビアというかドライというか。
いる人は使って当然という環境に慣れ過ぎていたためか、突然お願いしたり頼ったり出来ずに、
それは違う人のだから。と、近くにいた人が対応しないのは、お客さんにとっては全く関係のないことだと思います。
職場の皆さんは良い人ばかりでよくしてもらってるし、問題ないけども、
その暗黙の謎の慣習に隔たりがあるので、仕事上の面では勿体無いなと思いました。
習慣なんだろうなぁ慣習というか。

そして、私は全ての仕事の中で問い合わせ等の電話応対やレジが最も嫌いで、
そもそも人と最も接するのがその辺りなのですが、
毎日やっているから出来なくもないレジが一番嫌いだったりします。
毎日やってるけど。
で、結局のところ。ベテランにはベテランの仕事があるから、新人はレジ専門で。
という暗黙のスケジュールが本当につらい!!!
人が足りなくて、ベテランに動いて貰った方が一時的な効率は良いと思うけど、
出来る出来ない、するしない。においては、不公平不平等だと感じました。
そして、新人がレジという事で、
自分より更に新人が入らなければ自分のレジの時間は減らないようで、
毎日毎日ひたすらレジ。
正直なところ、売場全般という募集ではなく、
レジ専門という募集であれば私は応募しなかったかも知れません。
それくらい毎日レジ。
過去の職歴を生かしてバリバリ前線に立ちたい訳ではないんです。
でも、ベテランについて、ベテランの仕事を少しでも、覚えれば全体の仕事もお手伝い出来れることも増えるし、
こんなに役立たずな新人感を味わうこともなかったかも知れないけども。
売場に関わらないから売場のこともよくわからず、余り説明もされずに、
それこそチェーンストアの何ぞやという雰囲気を察して、
大体こんな感じという、本当に雰囲気と流れだけで仕事をしている感じで。

レジは本当に誤算で甘く見てました。
ドラッグストアを甘く見ていまして、ホームセンター全域の仕事よりはもっと暇だと思っていた訳です。
こんなに毎時間混んでるとは思わなかった…。
ドラッグストアが食品も販売しているという事で、
安価なコンビニや近所のスーパー感覚で日常の生活用品や食料品の買出しとして毎日沢山のお客さんが来ます。
これは本当になめていた。
こんなにお客が来ると思っていなかった。
店舗面積ではどう見てもホームセンターの4分の1程度で、そんなに大掛かりな商品もずば抜けて高額な商品もない。
にも関わらず、毎日毎日予算超え、ホームセンターの一日の売り上げを遙かに凌いでいる。
忙しい訳だ。
でも医薬品や化粧品の比較的単価の高い物をすっ飛ばして、ひたすらこまごまとした食料品を売り続けるのです。
完全に食品スーパーのそれです。
スーパーのレジ専の募集には行きません。苦手だから。
でも店の運営状態があくまでドラッグストアであってスーパーのレジのような複数台同時稼動の、
空いてそうなレジをお客さんが選んで並んで、その列に当たり外れがあるというものではなく、
常日頃、レジは一台稼動で、混んだ場合応援を呼んでレジを開けてもらう式。
新人はこれに非常に気を使います。
このわからないことだらけなのに、覚える環境がなく、
ずっとわからないままで人に借りを作りまくる環境が苦痛です。
とにかく、店内は空いていてもお客さんは常にレジにやって来て、
買い物の品数は多く、ドラッグストアならではの過剰サービスも重なってレジは常に忙しい。
両替する暇もなく、つり銭がドンドン枯渇していくのにレジを止める事が出来ない。
テープや袋の補充する暇もない。
応援の人のレジが空いて、そのレジを締めても、自分のレジにはお客さんが延々と来ます。
一日中ひたすらレジをずっと打ち続けるし、終わりはずっと来ないのに、
一日中ずっと同じ場所でレジに立っているために足が死んでいき、足の裏は常に痛く、口には泡が溜まり、
腕は痛い。
店内はエコだとか節電だとかで厳しいけども、レジで常に体を動かし続けてずっと汗をかきつづけているのに、
冷房が入らない。
レジだけで熱中症になる、もうダメだ。と感じたことが多々あります。
休憩を挟んでもまたレジで、気持ちのリセットも出来ず、レジを打ち続け過ぎて頭のキャパがおかしくなってきて、
自分が壊れていくのがわかります。
レジしかやっていないのに帰宅したら毎日寝込むぐらいはレジだけで疲弊しました。
レジが嫌いな私にとっては、職場の福利厚生や社員還元的なことは本当に充実しているのに、
レジ打ちのみの毎日が嫌いで嫌で嫌で、レジだけのために辞めたいなと思うくらいには悲惨でした。
私が入ったことにより、一日のスケジュールからレジがなくなったベテランもおり、
その辺りは店長なりが出来れば均等に配分して頂けないかと思ったものです。
出勤すると、私の一日スケジュールは、ほぼ真っ赤。
赤はレジの色です。
赤でない部分が青だったらトイレ掃除です。
毎日毎日レジとトイレ掃除、レジがなければトイレ掃除、トイレ掃除がなければレジ。
正直気が滅入る。
レジもトイレ掃除のない時間はあっても、結局応援レジを兼任する時間になっているので結局レジ。
レジが混んでいて自分の休憩時間になってもレジを綺麗に抜けられない。
休憩時間に遅れて入っても、次は兼任レジの時間なので遅めに休憩を終えられない。
兼任レジで応援に入っていても、次が自分のレジの時間になると、
そのまま自分のレジ時間に繋がってしまうので、水を飲んでからレジに入ることもなく、本レジの時間になってしまう。
トイレ掃除の時間は決められていて、トイレ掃除が終わったらレジに入らなければならないのに、
お客さんがトイレに入ってしまうと掃除が出来ない。
激しく汚れていたら、レジの時間までに戻れない。
レジレジレジレジ毎日レジ。


頼む、売場に出させてくれ…レジ以外に出来ることはあるんだ…。



私が入った直後に、ちょうど入って1年位の方が突然辞められましたが、
後で、結局レジばかりが辛くなったらしい。と、いう話を聞きました。
こんな風に1年もレジばかりだったのだろうか。

レジしか当たらないからレジ以外のこと、店全体の流れがよくわからない、
店全体の流れがわからないから、レジしか当たらない。

という、負のサイクルから抜け出すか、今更ながらその地獄のレジに諦めて割り切って慣れるか、
それとも、諦める方をいっそ辞めるか。
という時に、一つの逃げ道を見つけました。





続く。
コメント
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