感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

久米郡美咲町で住宅リノベーション工事現場も竣工

2017-06-22 20:59:35 | 住宅リフォーム工事物語
梅雨時期とは言いながらも今日も天候に恵まれた一日となった岡山、倉敷。

当社の「家づくり」は今日も無事に進行しております。

総社市久代での住宅リノベーション工事現場の方では、今日は大工の「山口さん」が現場に戻ってくれて屋根の先端に取り付ける「鼻隠し」と呼ばれる部材の取付を進めてくれています。

こちらは雨どいが取り付く部材という事で今回もしっかりとした施工をしてくれている様子。

明日も引き続き同じような工事となりますが、どうぞ宜しくお願いします。

さて、今日は久米郡美咲町で住宅リノベーション工事現場のお引渡しの日という事で朝から「まっちゃん」とふたりで現場へ出動。

朝の内に残っていた残工事を行い、お昼前からお施主さんに各住設機器のメーカーさんからの取扱説明が行われていきます。

キッチン、お風呂、給湯器など通常の使い方やお手入れの方法と説明してくれながら一通りの説明。

3月からスタートとなった此方の家づくり物語、離れ棟の解体、計画建屋の解体、基礎、躯体の補強と粛々と進んできた3月・・・

関わる職人さんたちと建物の補強を優先して様々な工夫を凝らしながら進めた日々も、もうずいぶんと過去の事のようにも感じます。

4月からは大工さんにより室内の造作工事の取りかかり、良い仕上がりは丁寧な下地からという事で、見えない部分にはなりますが力を入れて取り組んでくれた日々。

やはり古い建物だけに建物にもヨレがありますが、その辺りも修正しながら進めた日々。

手間はかかりましたが後の仕上げの事を考えれば決して手の抜けない作業に大工さんたちも奮闘してくれた事はまだまだ記憶に新しい。

5月からは本格的にフリーリング、窓枠、ドア枠などが取り付けられて段々と部屋の形が作られていく毎日。

時には電気屋さん、時には水道屋さんと各設備業者さんと連携を取りながら皆で形にしていく室内に設計プランナーさんも色々な決め事を早め、早めに進めてくれてスムーズに現場が進んだ事は本当にありがたい。

外部も専門の業者さんの手により、新しい外壁材が張られていき此れから先も長く使ってもらえる為の外装改修工事が進んでおりました。

6月に入ると大工さんたちも撤収、引き続き仕上げの工程に塗装屋さん、クロス屋さん、建具屋さんと数多くの職人さんたちが出入りした現場ではありました。

皆が「良い仕上がり」をと自分たちの技術を惜しむことなく作業にあたってくれ、色づいていく室内が日に日に変わっていく様に私もワクワクしていました。

そして電気、水道、ガスなど接続がされ最終の竣工クリーニングを行った時の感動はやはりいつ立ち会っても変わらない。

此方の現場で綴られた家づくりの日々、其処には多くの苦労や困難もありましたが暮らす人を想って作業を続けてくれた職人さん、そして私たち以上に暮らす人の為にと何度も現場に足を運び、自分の目で見て、自分の手で触り・・・

そして自分の気持ちと信念を持って現場を管理してくれたプランナーさんの姿に敬服しました。

今日で家づくりはほぼ完了とはなりましたが、「家づくり」は竣工してからが本当の意味でのお客さんとのお付き合いの始まり。

此処から始まる「家づくり物語」の第二章も「感動としあわせ」が続くように、そして笑顔が絶えない物語になるようにお付き合いさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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