感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市玉島で収納の棚取付工事

2014-06-27 23:59:59 | 住宅リフォーム工事物語
今月も残すところも後、少し。現場作業が重なる日々に悪戦苦闘の毎日を送っています。

それでも頼りになる仲間が居てくれる事で、どうにか一日、一日をこなせている状態。

当たり前の様にいてくれる仲間に感謝をしながらの朝一番は倉敷市中庄での某マンションさんにてカーテンレールの取付下地板の設置作業に「小野くん」と一緒に向います。

現在、建築の壁下地材の主流と言えば「石こうボード」。

一般的には91cm×182cmの約畳一帖分のサイズのボードで燃え難く、湿度などの変化にも狂いの少なく、安価な商品。

しかし、基本的には石こうを固めた製品で厚みも天井で9mm、壁面で12mmが規定のない場合の標準的なボード厚。

その為に後から、カーテンレールや絵画、時計などなど、釘やネジをこのボードに打っても効果ない為に予め、ボードの裏に下地材を入れておくのが一般的。

それでも最近は、便利な商品もあり、後うちできるボードアンカーや下地がなくても引っかけれらるフックなども販売されていますが・・・

カーテンなどは長いものになると高さも2m以上、意外と重量がある上に可動させる頻度も多い為にレールの下地の先行は戸建て住宅などでは通常は必須の下地材。

しかし、時にはこうした下地材が入っていない場所もあるのは確かで、こうした場合には壁を一回、剥がしての下地材の取付か、後打ちの下地材の取り付け方法で解消しています。

今回の現場では後者の後打ち下地板材の取り付けを選択、化粧加工が施された木材を、窓枠の上に取り付けるのですが・・・こうした木材なら接着剤とボードアンカーを併用させて施工すれば大抵のものは取付加工です。

壁を剥がすのに抵抗のある方はこうした方法で対応することも出来るの事を知ってもらっておくだけでも何らかの参考になる筈です。

さて、午後からは倉敷市玉島での住宅現場を2件かけもちで工事を行ってくれている「まっちゃん」の元へ向い、依頼された棚板などの取り付け工事の応援。

こちらは今日一日で何とか作業を済ませておきたいと「小野くん」も駆けつけての大工仕事。午後からの工事でしたが二人ががりでの懸命な作業に無事に今日で依頼された工事は完了。

私も夕方には来月中頃から住宅のリフォーム計画のあるお客さん宅に訪問して契約前の最終打合せ。

さて、来月も慌しい日々が続きそうですが、来月に向けて今月の残り3日を有意義に使わねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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