感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「終わり」と「始まり」が同時に・・・

2012-12-01 21:11:43 | 住宅新築現場物語
一週間がやっと終ったと同時に始まった12月の初日となった本日。

「やっと終った」と「これから始まる」が同時に来た何とも言えない複雑な心境の夕暮れと成りました。

そんな一日は岡山市庭瀬でのマンション改装の着工日という事で大工の「しんちゃん」は、そちらの現場に向います。

今回のお客さんも数年前の自宅の増築をキッカケに家族ぐるみで当社に家づくりをお願いしてくれる常連さん。

今回は息子さんが新居のマンションを購入したとの事で室内のリニューアル工事と成ります。

流石に不特定多数の人がお住まいになる集合住宅だけに今日の土曜日はお休みの方も大勢いらっしゃると思い音の出ない設備機器の撤去やタタミ、襖などの撤去作業。

月曜日からの工事に使う材料などの搬入を行い午前中には早々に退散。

私は朝から倉敷市玉島でのファースの家新築現場でお施主さんとの打ち合わせを行う傍ら、二回目の土間コンクリートの打設に向けての準備を進めていきます。

内装工事、外装工事を終え本日の打ち合わせで保留になっていた手摺やタオル掛けなどの位置も決まり設備工事もラストスパート。

来週末には完成見学会のイベントが控えている為、来週中にはひと通り工事を終らせたいものです。

ただ外溝エクステリア工事は追加工事が増えている為、年内は引き続き工事がおこなわれる予定となっていまして、何かと慌しい時期なので後の工程表も早めに作成して業者さんに日程を空けてもらわなくては・・・

さて、この洞窟のような写真、実は「ファースの家」の屋根裏なのです。

薄い緑色に見えるのが「エアライト」と呼ばれるファースの家専用の特殊な断熱材、この断熱材のおかげで普通のお家では考えられないような事も可能になるのです。

一番の違いは普通、各部屋の壁に取り付けるエアコンが、この屋根裏に設置されている事。

その要因や「ファースの家」のシステムの仕組みなど難しい話は「ファースの家」で検索すればヒットするのでそちらをご覧ください。

部屋ごとに何台もエアコンを買わなくて済むのはあり難い事ですし24時間冷暖房を完備しながらも光熱費の面でもメリットがある筈。

ちなみに、こちらの現場では今日から稼動を始めたエアコン暖房のおかげで、家中がポカポカして内部で作業する設備屋さんもシャツ一枚での作業している姿はこの時期では考えられませんね。

こちらの「ファースの家」は実は2棟を並べて建築しています。

「2世帯住宅バージョン」と「ビルトインガレージのあるお家」の2棟を同時に見学する事ができますので、お近くの方は是非ご覧くださいませ。

詳しい日時や場所は当社HP、イベント案内で告知しておりますのでご覧ください。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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