感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「今」と言う、この一瞬を最も大切に想い重ね続ける事

2012-09-20 21:08:24 | 林俊文の想い
今日も充実した一日を過ごせた事に感謝しながらも、「今」を立ち止まってしまうと時間の流れに溺れそうになってしまいそうな恐怖心があり、何より「今」に真摯なろうと努力する日々です。

元々、水泳は最も苦手なスポーツな上に、大工だけに「金槌」な私ですから致し方ありませんね。

こうして今日も溺れまいと「もがいている」内に沢山の人が手を差し伸べてくれている事に感謝しなくてはなりません。

そんな一日は会社で溜りに溜まった書類づくりの為、デスクワークに勤しんでいます。

工務店という職業がら有難い事に毎日のように「家づくり」、「ものづくり」の依頼がある事には大変嬉しく思っています。

しかし、流石に小さな工務店だけに自分たちの出来る範囲と言うのはたかが知れています。

それでも頼まれると断れない性質でついつい仕事を請けすぎているようにも・・・

こうなると段々と目の届かない現場が出てきてしまう上に、お客さん一人、一人に対してのサポートも薄くなってしまいそうな危険性も・・・

このままの状態が続くと、自分たちが課した企業理念が徐々に良くない方向に進む可能性も考えられます。

そこで、単純に考えれば人手を増やすことが一番簡単で手っ取り早いのでしょうが、その繰り返しもまた私たちが望むものとは違うようでも・・・

手間を省くという方法もあるのですが、これは「家づくり」、「ものづくり」の現場は勿論、事務仕事においても流石に出来ませんし、やっては成らない事。

人を増やさず、手間を省かず、それでも「家のことで困っている人」を助けれる方法を模索していくしかなさそうです。

取り合えず年末までの3ヶ月間ほどが、この慌しさのピークだと思って明日からも馬鹿正直にコツコツと大工仕事に励み続けます。

写真は倉敷市玉島で大工工事にあたってくれている3人の大工さんですが、今日も明日も明後日も・・・・と日々、コツコツと慌てず急がず「今」を最も大切に地道に家をつくり続けてくれています。

私たちの家づくりの理念「一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語」を実践し続け、お客さんの期待と信頼に沿った上で彼らの努力に報えるような自分で在り続けなければと、改めて気を引き締め直さなくてはなりません。

今年も残った三ヶ月間で沢山の人の笑顔に出会えるように、今夜もう少しデスクワークの作業を進めておかなくては・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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