山の頂から

やさしい風

飛んで・飛んでぇ~

2011-02-19 10:33:24 | Weblog
 昨日から全身の気だるさと痛みが何とも辛い。
とうとう来たか・・・不治の病。
思い起こせば数十年前、辻の【手相見】に遊び半分で見て貰ったことがある。
「う~ん、アンタ、60の坂は越えられないよ」 ガ~~ン!
『そうか、美人薄命って本当なんだぁ』なんて(大いに勘違い)納得をした。
・・・・が、そう言えば一昨日、ツルハシを振るったことを思い出した。

 「オ~イ、手を貸してくれ!」
日当たりのいい土手の斜面の土を掘り起こしていた夫が私を呼んだ。
娘の結婚式で花束の代りに両親に贈られた【ハナミズキ】の苗を植えていたのだ。
30センチも掘った先に何か固いものがある。取り除かねばならんという。
「え~っ、もしかして小判が入った甕かも!?」夫と二人色めきたった。
だが、出てきたものは大きな石。「もしかして墓石!?」 んな、莫迦なぁ~~
足場が悪い上に石は深く埋まっていて何とも動かない。
長い鉄のパイプで夫が支える。周りの土を私がツルハシで掻き出す。
娘(子)の為ならばエ~ンヤコ~ラ!! 必死で頑張るがビクともしない。
ズズズ~~ッと足元は滑る。奮闘すること30分。とうとう二人は音をあげた。
仕方なく少し回避して苗を植えることにした。明日は雨との予報の好条件。
どんな花を咲かせるのだろうか、このハナミズキ・・・

  【娘の嫁して多幸祈りつ苗木植う】  初桜
 
  ≪夫婦が別姓を名乗ることができないのは、
両性の平等などを定めた憲法に違反するとして、
東京都などに住む34~75歳の男女5人が14日、国などを相手取り、
計600万円の慰謝料などを求める訴えを東京地裁に起こした。≫との、
新聞記事を読み、世の中には色々な考え方があるもんだと感心する。
何も結婚する必要はないのではないか?また、事実婚でいいんじゃない?など、
ブツブツ呟きながら、最近の訴訟問題の多さに思いやった。
TPPを受け入れた場合日本国内はアメリカ並みの訴訟国になるという。
仕事にあぶれた大量のアメリカの弁護士の受け入れや、
バカ高いアメリカの医療の受け入れ、日本の金融財産の取り込み等、
TPPの条約は農業だけでない魂胆を秘めているらしい。
日本人はシャンとして国のあり方を見つめなければならないところに来ているようだ。

 飛んだ、飛んだ~話は飛んだ。
先日、山仕事を頼んだ職人さんが25年使い慣れた鉈を山中で失くしてしまった。
彼が酷く落胆するのを見て皆で探したが、何とも見つからない。
或る日突然、山の女神が、「失くした鉈はどれですか?」と、
金・銀・鉄のそれ等を示したら、「あの・・・」と言って、
プラチナの鉈を指さすかも・・・な~んて冗談で笑い済ましたが、
何とも気の毒でならない。女神様、欲をかかないからお返しください~
栃木市内でも老舗の味噌屋さんが廃業するらしい。
全く以って経済が上向かない現状だが何としても生き延びねばならない。
植えた記念樹が観光客を呼び込むほどの大木になって呉れたら・・・なんて、
小気楽に思いつつ炬燵で船を漕ぐ私である。

 額の絵を≪1日2~3回、1回につき3~5分程見るだけで、
痩せる効果があるという。東洋の陰陽説の原理で考えると、
黄色は人間の胃腸、黒は肝臓にあたる色。
これらを調和させた絵を見ることで、
視覚的刺激が五臓六腑を安定させて食欲を減退させるそうで、
3ヶ月で11キロ痩せた人もいる。≫こんな記事があった。
物は試し。時間があったらチャレンジしてごらんあれ!