「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

存在の形を嗅ぎ分け語り出す力

2013-12-06 09:22:19 | プラトン イデア論
ちょっとメモ
娘が大学の講義の資料を、テーブルの上に置き忘れていたのでチラ見するに、なかなか面白いことが書いてある

通論 プラトンのイデア論
ギリシャ哲学の概観
~存在が形として把握される~

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存在(ある)」(einai)

その原理としての内的な「かたち」(eidos idea)

「ある」のそれぞれをあるがままに定める「自然本性」(physis)

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「存在」の「かたち」が示現してくるところとしての「知性」(nous)

「存在」の「かたち」を嗅ぎ分ける「知性」

「知性的把握」(noein)をする我々自身は、生きている我々自身の外に出る
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「存在」の「かたち」を身体活動、生命活動のひとつとして言葉、声として「語り出す」こと(legein)、語り出す力(logos)

「語る」ことは「何が語られているのか」という問いと答えを生み、問答がなされる

「語り出す」ことにおいて、「あること」の「真実」(alethia)が露呈される
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これは、自由の哲学読解に役立ちそうなこと満載ではないか?!

もしかしたら、わざと置いておいてくれたのかな




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