「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

思考どんぶりのインスタンタン機能

2014-08-02 12:36:37 | 第4章 知覚内容としての世界
第四章の始め

言葉の使い方が面白く、こだわらずにはいられない

「思考することによって、
概念や理念が生じてくる」

生じてくる
が面白い

この、人間主体でないような言い方!
やっぱ彼って、理系の人なのだろうな

原文も調べたくなる

Durch das Denken entstehen Begriffe und Ideen.

Durch ~を通じて
das Denken 思考
entstehen 生じる
Begriffe und Ideen 概念と理念

entstehen (エンシュティーン)
という動詞は古ドイツ語の
instantan
が語源らしい

instantanの意味を英語で調べると
Occurring, arising, or functioning without any delay; happening within an imperceptibly brief period of time.

これまた面白いでしょう?
インスタンタンは
インスタンタンメンみたいなね

お湯を入れて3分!
お待たせしません!

思考どんぶりに入れると
ササッと機能!

ダンケンがインスタンタン!
ダンケ、ダンケ

ふざけすぎてて、ごめんなさい

でも、意外にこれは重要なことをはらんでいるのではないか?

インスタント麺は、蓋をしている3分間にラーメンを作り上げる

つまり思考どんぶりも、私を必要としていないのではないだろうか?

そこんとこ、私の思考を私の行為だとすることに対する違和感にも共通するところであるし、さらにこだわってみたい









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