「自由の哲学」ノート

その日開いたページ、浮かんだイメージを大切に、読んでいきます。

私とイデー

2014-01-09 17:44:20 | 初版 序文
初版 序文

最後の一文

Man muss sich der Idee erlebend gegenüberstellen können;
sonst
gerät man unter ihre Knechtschaft.


訳がいろいろなので原文を書いてみた

ドイツ語がほとんどわからないなかで大胆にも意訳してみる

erlebend gegenüberstellen をどう訳すかだが

muss = must
können = can
sich = ~self

「自分自身で~出来なくてはならない」

と、相当に力をこめて言っている

イデーを実際に体験してみて
イデーと対峙してみる
そしてイデーを比較検討してみる

それを、あなたが自分自身でやってみなければならない
もしそれが出来ないなら、あなたは

イデーの道具
イデーの奴隷

でしかない

いつものシュタイナーを思い出す

盲信せずに、言葉、考えを吟味し、自分の人生の中で確認してみてね

あくまで、この「私」が実際に認識し、判断するのである

おまけのドイツ語

Knechtschaft 奴隷

このクネヒトシャフトて発音、言ったら気持ちよいo(^_-)O

また、この語尾のschaftは面白い

性質や状態が統合された意味の単語をつくることが出来る

Freund 友+ schaft
= Freundschaft 友情〈フロゥントシャフト 〉

Wissen 知識+ schaft
= Wissenschaft 学問〈ヴィッセンシャフト〉