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【日曜特集】航空自衛隊60周年小松基地航空祭(2)F15!機動飛行と編隊飛行(2014-09-20)

2020-10-11 20:10:19 | 航空自衛隊 装備名鑑
■イーグル60周年デジタル迷彩
 EOS-7DとEOS-50Dに広角ズームと超望遠ズームを装着し輪舞のように勇躍する戦闘機を追います。

 デジタル迷彩の機動飛行はじまる。F-15は戦闘機のロールスロイスと呼ばれた、アメリカ製なのでそこはキャデラックだろう、と思いつつ。鈍重な電子機器を最高の機体素材と最強エンジンで強力な機動力と長距離打撃力を両立させた夢の戦闘機、そのお値段も夢なみ。

 デジタル迷彩の上面は飛行中しか見えない。航空自衛隊は213機を導入しました、この戦闘機の選定は石油危機後の1974年に始まりグラマンF-14や安価なジェネラルダイナミクスF-16,ノースロップ社の軽量機F-17,果てはミラージュF1やトーネードIDSも候補に。

 デジタル迷彩F-15、角度を変えて青空と。航空自衛隊は1970年代、ソ連北海道侵攻を最大限の脅威としており、このために第一撃で千歳基地や三沢基地を発進し邀撃戦を実施した後に両基地が空襲で破壊された場合でも松島基地を拠点とできる機体を求めていました。

 デルタ編隊を組んだF-15戦闘機の六機編隊がこちらへやってくる。編隊飛行を撮影しますと、航空祭にきたのだ、という実感がわくところですがF-15戦闘機航過飛行は一回だけ、ということもおおく、俄然集中力を固めて見逃さないようにカメラのシャッターを押す。

 F-15J戦闘機のデルタ編隊の六機編隊が。意識しすぎてシャッターを押し続けるとピントが甘くなりますのでサーボAFか適宜AFを調整する、連写速度が鈍る為に、サーボAF機能は好きではないので小銃の指バーストが如く少し少しAFを調整しつつ撮影してゆきます。

 頭上を往くF-15戦闘機のデルタ編隊がゆく。しかしF-15戦闘機でも六機編隊、何度めかと思われるでしょうけれども寂しいですね。こののちに新田原基地より飛行教導群が小松に移駐しますと、三個飛行隊のイーグルが集まったことで編隊飛行も豪華となってゆく。

 F-15戦闘機は頭上を金沢方向へローパスして日本海上で編隊を組み直す。背後からのF-15戦闘機の写真というのはどうしても戦闘機のエンジンから放出される高温の排気が幻惑させてしまうのでピントが合いにくい、ピンボケの場合でもそんないいわけが成り立つ。

 小松空港ターミナルビルの背景に六機編隊がみえている。小松空港ターミナルビルには展望デッキがありまして、ここも航空祭撮影の名所という、いやいうのですが、フェンス沿いに撮影できる場所はかなり限られていまして、ここ以外脚立がなければ撮影には厳しい。

 横一列にF-15戦闘機六機編隊が。編隊飛行でも最初はなかなか見えない、いや目に入っていても編隊と認識しないと気づかないという。航過飛行一回で編隊飛行は終了、ということでもなく一応もう一回航過飛行があるのか、ということで少し力がこみ上げてきます。

 F-15J編隊が六機、そのまま基地上空滑走路上にてコンバットピッチにて着陸へ。この方式は敵の攻撃を受ける可能性のある場合に編隊を維持して基地上空に戻りつつ極力一列で滑走路へのアプローチを行う、というもの。そう、F-15戦闘機、これは軍用の戦闘機なのだ。

 小松空港ターミナルビルを背景に着陸したイーグルを。ターミナルビルでの撮影は、先ずビルが視界を遮る制限がある、しかし空港には食事と買い物ができまして雨天では雨宿りも、小松駅はもちろん金沢駅や福井駅への路線バスもあり、便利ではある。楽はしたいね。

 第6航空団のイーグルが次々と小松空港ターミナルビルを背景に。航空祭では臨時駐車場が空港側の小松ウオール工場駐車場などに設置されるため、ちょっと空港側から撮影してみたくもなります。実際歩くと基地から空港までは徒歩で実に二時間弱と、かなり遠い。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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