■京都の縁日
御陰様で100000アクセスを27日0800時頃、突破したようだが、北大路機関はいつも通り、のんびりと更新してゆきたい。本日の特集は東寺、そして来月に行われる信長祭りのお知らせである。
さてさて、全訳途上にして大久保駐屯地に展開し、絶体絶命で準備を行ったプレゼンテーション、英語文献のはずがドイツ語フランス語が混じっており全訳は担当の章だけでも大苦戦、その“Why is There No International Theory?”(Martin Wight :1966)も無事発表を終わり、一安心。本日は先週、書籍調達のついでに立ち寄った東寺の特集である。撮影は21日。
京都駅からアヴァンティの書店にて所用を済ませ、丁度徒歩にて十五分ほどのところにある東寺に行こうと思い立った。五重塔で撮って帰ろうと何気なく立ち寄ったのだが、入ってみてビックリ、なんとその日は東寺縁日であったのだ!。
東寺に関する記事は、二月に東寺五重塔と京都タワー 古都の高層建築物や、京都タワー大展望台の夜景撮影 古都一望として既報であるが、縁日そのものに展開したのは初めてである。物凄い出店の数、あたかもアジアの市場のようだ!(日本もアジアですがな)。溢れているという形容そのものである。
なるほど、たこ焼きやヤキソバ、カキ氷、焼きとうもろこしにフランクフルトは定番であるが、蕨餅は判るとして、焼き筍、冷やしキュウリ、ううむ、教徒らしいというかなんというか、珍しいものが並んでいる。骨董品なども売られており、AK-47の銃剣15000円!というものまであった(いいのかな?)。
東寺の境内は結構広い部類に入るのだが、近鉄東寺駅からの沿道にも出店というか、ガレージセールのようなかたちで、茶碗や御煎餅、カメラにビールまで色々なものが出ていた。そして入ってみると見渡す限りの縁日出店であるから驚きである。
何か買う予定も、予算の余裕も無かった為、そのまま撮影を終え、共同研究室に戻ったものの、なるほど、平日というのに京都駅から近いからか、それとも国際観光都市の底力というか、かなりの人出であった。静寂という印象の寺院も良いが、こうした活気とはシンメトリーで良いものだ。
ここからは一種、広報的なもの。写真は、東寺展開前に撮影。ここは京都駅の反対側、書店も多い四条通である。寺社仏閣という印象が強い京都であるが、京阪神の一翼を担い、100万都市という大都市である。この真下には阪急地下道と阪急京都線が走り、京阪神との大動脈を構成している。
そんな京都市であるが、六月の二日三日と信長祭りが予定されているとの事である。信長最期の地である本能寺は、今は別の場所に構えているが、京都市役所の目の前、地下鉄東西線京都市役所駅を出てすぐのところにある。写真の向こう側が御池通で、写真の通路を進み右手にある。
写真は、四条に向かう寺町通。催しには、囲碁大会や縁日、法要にパレード、そして伊賀忍者集団黒党などによるアクションショーがあるとのことで、ここは一つ小生も原作の戦国自衛隊のように本能寺で(冗談ですよ)、武者パレードなどは織田信長、濃姫、森蘭丸、石田光成に豊臣秀吉、ルイスフロイスの装束で行われるとの事で3日1200時に本能寺から河原町通、三条通を歩くという。お時間のある方は是非足を運ばれてきては如何だろうか。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)