■自衛隊関連行事
九月となりまして台風シーズン全開というところで実際複数が接近している中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末は戦車から護衛艦まで様々な行事があります。
今津駐屯地創設71周年記念行事、9月3日に予定されています。中部方面隊では戦車を見る事が出来る行事はもう殆どありません、それは昨年駐屯地祭を盛り上げた第3戦車大隊は既に廃止改編を受け74式戦車を全廃し、しかし2014年までは後継に10式戦車が配備される計画で在ったのですが、自衛隊の戦車縮小政策を受け第3戦車大隊は廃止されました。
第3戦車大隊に続き、第10戦車大隊も廃止改編が年度末に予定されています、これは16式機動戦闘車を装備する偵察戦闘大隊への改編を意味するのですが、偵察戦闘大隊は春日井に新編される計画であり、そもそも滋賀県は第10戦車大隊の上級部隊である第10師団の管内ではなく第3師団の管内、来年は金鯱の部隊を今津では見られない可能性がたかい。
戦車大隊、北大路機関のWeblog運用開始と今津駐屯地の記念行事は、なにしろWeblogが創設された2005年から通っている行事なのですから言える事なのですが、特科大隊のFH-70四個中隊が第3特科連隊の特科隊縮小で全廃となり、2個戦車大隊7個中隊が揃ていた駐屯地も師団改編を経て各大隊が2個中隊基幹になるなど縮小の歴史をみてきました。
74式戦車は確かに旧式であるのですが、ロシアでは確かに2013年に完全退役したT-62戦車が現役に復帰しさらに古いT-55戦車も現役に戻り火力支援などに動員され、改良されているレオパルド1戦車200両がウクライナへ供与され待望の新戦力となっている状況を見ますと行事の際に年々減り最後の年を迎えた今津の戦車部隊、考えさせるものがあるのだ。
別海駐屯地創設58周年記念行事、9月3日に執り行われます。道東を警備管区とする第5旅団隷下の第5偵察隊のの駐屯している駐屯地で陸上自衛隊では寒冷地手当と僻地手当がともにつく稀有な駐屯地、といわれていますが、同時に冷戦時代からソ連軍が北方領土地域を起点として北海道東部へ侵攻した場合に備えての重要な駐屯地となっています。
室蘭港多用途支援艦すおう一般公開、9月2日と9月3日に予定されています。ひうち型多用途支援艦は訓練支援や輸送支援と警備任務等に当る地方隊直轄の艦艇で小さいながら、いずも型護衛艦さえ曳航する能力を持つほか、れっきとした自衛艦ですので、哨戒艦が揃うまでは警戒監視任務の一端を担い護衛艦が訓練に専念できるよう活躍しています。
新潟寺泊港ミサイル艇うみたか一般公開9月3日に予定されています。はやぶさ型ミサイル艇は今後耐用年数を迎えますと後継艦としてのミサイル艇は建造されず、FFM多機能護衛艦へ統合されてゆきます、もがみ型護衛艦などをみますとその更新は大きな防衛力強化ともなるのですが、44ノットの韋駄天という存在が護衛艦に代わるのは次代を感じますね。
舞鶴基地舞鶴地方隊オータムフェスタ9月2日、舞鶴航空基地舞鶴地方隊オータムフェスタ9月2日、この二つの基地はほぼ隣接しているといってもいいくらいに近い基地なのですが、明日一般公開されます。舞鶴地方隊は昨年、海上自衛隊では2014年以来となる地方隊展示訓練を行い、またコロナ禍下でも一般公開を2021年から再開していた基地です。
舞鶴地方隊は、結局のところ地方隊を維持できるかが微妙な状況にあります、こういいますのも政府は自衛隊へアメリカインド太平洋軍と同格の統合司令部を創設する計画で、この為に複数の海将ポストを整理する必要があり、5地方隊の維持が困難となってきたためです。こうした状況にあって地元の理解がなければという視座からも広報重視なのでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・9月3日：別海駐屯地創設58周年記念行事
・9月2日・9月3日：室蘭港多用途支援艦すおう一般公開
・9月3日：新潟寺泊港ミサイル艇うみたか一般公開
・9月3日：今津駐屯地創設71周年記念行事
・9月2日：舞鶴基地舞鶴地方隊オータムフェスタ
・9月2日：舞鶴航空基地舞鶴地方隊オータムフェスタ
■注意：本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
九月となりまして台風シーズン全開というところで実際複数が接近している中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末は戦車から護衛艦まで様々な行事があります。
今津駐屯地創設71周年記念行事、9月3日に予定されています。中部方面隊では戦車を見る事が出来る行事はもう殆どありません、それは昨年駐屯地祭を盛り上げた第3戦車大隊は既に廃止改編を受け74式戦車を全廃し、しかし2014年までは後継に10式戦車が配備される計画で在ったのですが、自衛隊の戦車縮小政策を受け第3戦車大隊は廃止されました。
第3戦車大隊に続き、第10戦車大隊も廃止改編が年度末に予定されています、これは16式機動戦闘車を装備する偵察戦闘大隊への改編を意味するのですが、偵察戦闘大隊は春日井に新編される計画であり、そもそも滋賀県は第10戦車大隊の上級部隊である第10師団の管内ではなく第3師団の管内、来年は金鯱の部隊を今津では見られない可能性がたかい。
戦車大隊、北大路機関のWeblog運用開始と今津駐屯地の記念行事は、なにしろWeblogが創設された2005年から通っている行事なのですから言える事なのですが、特科大隊のFH-70四個中隊が第3特科連隊の特科隊縮小で全廃となり、2個戦車大隊7個中隊が揃ていた駐屯地も師団改編を経て各大隊が2個中隊基幹になるなど縮小の歴史をみてきました。
74式戦車は確かに旧式であるのですが、ロシアでは確かに2013年に完全退役したT-62戦車が現役に復帰しさらに古いT-55戦車も現役に戻り火力支援などに動員され、改良されているレオパルド1戦車200両がウクライナへ供与され待望の新戦力となっている状況を見ますと行事の際に年々減り最後の年を迎えた今津の戦車部隊、考えさせるものがあるのだ。
別海駐屯地創設58周年記念行事、9月3日に執り行われます。道東を警備管区とする第5旅団隷下の第5偵察隊のの駐屯している駐屯地で陸上自衛隊では寒冷地手当と僻地手当がともにつく稀有な駐屯地、といわれていますが、同時に冷戦時代からソ連軍が北方領土地域を起点として北海道東部へ侵攻した場合に備えての重要な駐屯地となっています。
室蘭港多用途支援艦すおう一般公開、9月2日と9月3日に予定されています。ひうち型多用途支援艦は訓練支援や輸送支援と警備任務等に当る地方隊直轄の艦艇で小さいながら、いずも型護衛艦さえ曳航する能力を持つほか、れっきとした自衛艦ですので、哨戒艦が揃うまでは警戒監視任務の一端を担い護衛艦が訓練に専念できるよう活躍しています。
新潟寺泊港ミサイル艇うみたか一般公開9月3日に予定されています。はやぶさ型ミサイル艇は今後耐用年数を迎えますと後継艦としてのミサイル艇は建造されず、FFM多機能護衛艦へ統合されてゆきます、もがみ型護衛艦などをみますとその更新は大きな防衛力強化ともなるのですが、44ノットの韋駄天という存在が護衛艦に代わるのは次代を感じますね。
舞鶴基地舞鶴地方隊オータムフェスタ9月2日、舞鶴航空基地舞鶴地方隊オータムフェスタ9月2日、この二つの基地はほぼ隣接しているといってもいいくらいに近い基地なのですが、明日一般公開されます。舞鶴地方隊は昨年、海上自衛隊では2014年以来となる地方隊展示訓練を行い、またコロナ禍下でも一般公開を2021年から再開していた基地です。
舞鶴地方隊は、結局のところ地方隊を維持できるかが微妙な状況にあります、こういいますのも政府は自衛隊へアメリカインド太平洋軍と同格の統合司令部を創設する計画で、この為に複数の海将ポストを整理する必要があり、5地方隊の維持が困難となってきたためです。こうした状況にあって地元の理解がなければという視座からも広報重視なのでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・9月3日：別海駐屯地創設58周年記念行事
・9月2日・9月3日：室蘭港多用途支援艦すおう一般公開
・9月3日：新潟寺泊港ミサイル艇うみたか一般公開
・9月3日：今津駐屯地創設71周年記念行事
・9月2日：舞鶴基地舞鶴地方隊オータムフェスタ
・9月2日：舞鶴航空基地舞鶴地方隊オータムフェスタ
■注意：本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
