京都市の山中の建物で見た蟻道。ヤマトシロアリの蟻道は、幅が5mm前後のものがフツーだが、これはなんと最大幅が22mm!
床下で束石から剥がし取るときにバラバラになってしまったが、こんな太いのは久しぶりに見た。
あと、ココの床下ではでかいコウモリまでいた。イエコウモリの倍はありそうな感じ。お休みのところ追い出してしまって申し訳ない。
昼休みに周囲の石垣で、リンコデムス科のプラナリアを眺めたり、クロホシテントウゴミムシダマシの成虫や幼虫を観察。
クロホシテントウゴミムシダマシといえば、保育社甲虫図鑑ではニセクロホシテントウゴミムシダマシとともに解説に誤りがあるというコトを思い出した。過ちを正している甲虫ニュースNo.91の記事によれば、写真と本文はそのままで、解説の種名と分布を入れ替えておかないといけないらしい。
とすると、コイツはクロホシテントウゴミムシダマシということでよさそう。
ニセが付くほうの和名はいろんなところで話題になっていて、確かにネガティブな表現の羅列だが、そんなに面白おかしいかな?ムシに興味が無い人に長い和名を聞かせると、笑いを押し殺しながら可哀相な人を見る目つきでみられているような気がするのは私だけだろうーか?