害虫屋の雑記帳(ブログ人の保存版)

ブログ人のサービス停止に伴い、gooに過去記事を保管させてもらうことにした。

軟体動物系昆虫

2008-01-26 23:40:00 | 自然観察

神戸市北区のとある住宅街で仕事。何軒かの一般家屋を調査して、写真をたくさん撮ったが虫がまったくいないシーンばかり。しがらみの仕事で、虫害がまったく無い家を調査しないといけない状況で、んでもって虫はいませんでしたよ、と報告するだけである。途轍もなくツマラナイので、昼休みに住宅街の外れで、虫を探した。いきなり、マツの切り株から出てきたのはアリノスアブの一種の幼虫。

アリノスアブの幼虫は、アリの巣で見つかるのが普通だが、冬季の朽ち木でたまに見かけるときは、何故か周囲にアリがいないことがある。今日もまったく見当たらない。掘り出してしまったからには、お持ち帰りせざるをえない。虫なんてものは皆、どこか変な生き物だが、アリノスアブの幼虫の「変」な度合いはかなり飛びぬけているように思う。

どこからどう見てもウミウシとかヒザラガイみたいな海生動物を連想させる。私的には、スゲー珍しい昆虫というほどでも無いが、リクエストされて必ず採集できる自信もまったく無い。

<embed pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" src="http://picasaweb.google.com/s/c/bin/slideshow.swf" width="400" height="267" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="host=picasaweb.google.com&amp;captions=1&amp;RGB=0x000000&amp;feed=http%3A%2F%2Fpicasaweb.google.com%2Fdata%2Ffeed%2Fapi%2Fuser%2Fruriari%2Falbumid%2F5159821609504537953%3Fkind%3Dphoto%26alt%3Drss"></embed>