週末、友達待ってる間にちょっと読める本・・・
と思って手にとったのが、この本
『LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉』
高橋歩-たかはしあゆむ-氏 の本なりよ。
前に、彼の25歳の時の自伝『毎日が冒険』を読んで面白かったから。
その本の帯には“無一文&未経験&コネなしから自分のバーを創り、
出版社まで創ってしまった…”っていうのに思わず手が伸びた。そして
夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。
ってのにグラッとくる時期だったかな。
20歳のとき、映画『カクテル』に憧れ、大学を中退し、借金だらけで
仲間とアメリカンバー「ROCKWELL'S」を開店。2年間で4店舗に広がる。
23歳のとき、自伝を出すために仲間とサンクチュアリ出版を設立。
自伝『毎日が冒険』がベストセラーに。
中学生ではヤンキーやりながら、家では進研ゼミをやってる子で、
毎晩7時には家族で食卓を囲むという高橋家のルールは守ってました。
っていう、ちょっとオモシロイ彼。
26歳で結婚。すべての肩書きをリセットし再びプータローになり、
新妻さやかちゃんとふたりで世界一周大冒険に出かける。
約1年8ヶ月間で北極から南極まで、世界数十カ国を放浪の末、帰国。
これは、その冒険中世界中の路上の片隅で出会った言葉や写真やオモイ
が溢れてる。
こういう本って賛否両論、いろいろあるけど・・・
今、彼の本を読んで自分はどう思うかなぁ~ってなんとなく。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
核
たくさん食べることではない。
一匹の魚を骨まで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おいしさ」がわかるから。
たくさん読む必要はない。
一冊の本を文字が溶けるまで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おもしろさ」がわかるから。
たくさん愛する必要はない。
ひとりの人を心ゆくまで愛してごらん。
そのほうが、本当の「愛」がわかるから。
貧しい国の豊かな人々が、
オレに、そう笑いかけている。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
なんか、私の心は豊かじゃないなって・・・悲しくなった。
“愛されたいと願うばかりで、愛することを忘れていないか?”
ともあった。
“すべては、自分が選んでる。”
“自分の心の声に正直に。”
と締めくくっている。
有意義な待ち時間になったかな。
たまには、自分の心とちゃんと会話しなくちゃな。
と久々に思い出させてくれた。