おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

8月最後の週末

2009年09月05日 13時06分24秒 | 
 まだ大学はお休み。仕事も忙しくないので、8月はよく帰省できた。8月最後の週末も帰ってしまった。ま、選挙もあったのでちょうど良かった。これまで選挙と言えば、忙しくて帰れず、毎回期日前投票だった。住民票もいまだに移していないので、市役所に電話して、投票用紙を送ってもらってと、面倒なことをしていた。何気に今回は初めて地元での投票だった。

 今年の夏は長雨で日照不足。お米もやや不作と地元の新聞に出ていたし、ジャガイモや人参、玉ねぎ、ナスなどの野菜も高騰した。農水省は、市場には出さない規格外の野菜も出せといい、生育途中のものも出せといっている。豊作の時は、質の良い野菜であっても、価格は下がり、しかも畑で野菜を廃棄している様子もテレビで映し出される。今回のように天候が悪く、あまり質が良くないのにも関わらず、価格は高くなってしまう。なんだか市場というのは矛盾を抱えてますな。生産者にとっても消費者にとっても。

 
   
 
 8月の中旬に蒔いた種が芽を出し始めた。これは人参。金時人参や3寸の小さめの人参。5~6割がたの発芽。これから徐々に出てくるかな~。人参はきちんと発芽するまで、丁寧に除草。出てこい、出てこいと祈りながら。

   

   

 これは高菜。この辺ではあまり育てている人はいない。去年良く育ったので、今年も育ててみた。今年は直まきで挑戦。発芽はばっちり。双葉の写真はどの葉物も同じような形だが、下の写真を見ると、4~5枚の葉っぱが出ると、これはすでに高菜の模様。ここから徐々に間引いていく。

 ちょうど2週間ぐらい経とうとしているので、もう1回高菜を蒔いた。今度は自然農法の信州高菜。9月いっぱいは蒔けると思うので、そこまで急いで蒔く必要はないんだけど。

 高菜の横に生えているのが、スベリヒユという草。確かこんな名前だと思った。これはおひたしにして食べることができるらしい。と、母親に言ったところ、母親も友達と話して、食べものがなくなったらこれをたくさん収穫して食べるしかないと言っていた。

   

   

 これは信州雪菜。札に冬菜と書いてしまった。冬に採れるものだから、これでも、ま、いっか。雪菜やチンゲン菜も順調に発芽。

 今回は、2回目の人参の種まき、オカノリ、タアサイ、大根の種を蒔いた。人参は黒田5寸、筑摩野5寸、大根は聖護院と耐病総太り。種にももっとこだわりもって、地元野菜とか種とりやったりしないとと思っているがそこまで手が回らない。。。 

 というか、最近はほとんど雨が降らない。雨が降らないね~というのが最近の挨拶代わりになっている。こまっちゃうな~。この週末も、雨の予報が出ていても、朝少し降るだけだったりと、水をまいたほうがいいのか、どうなのか、迷ってしまう。結局まいてないのだが。。。我慢勝負という感じだ。それでも芽を出してくれる野菜たちはエラい。


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