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おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

人参の発芽悪し。

2012年08月11日 07時22分34秒 | 
 8月6日から10日まで帰省していました。秋の種まき準備のため、除草と畑の手入れ、種の購入などです。

 7月21日頃まいた人参はあまり発芽率がよくありません。雨がほとんど降っていないということが原因だと思います。地面は割れていますし、新聞でも信州は記録的猛暑と騒がれています。

      

 2つのベッドをつくり、5条ずつまいた人参。今週末、雨が降るようなので、これで発芽してくれるだろうか。1つは、時期が遅いので、3寸人参を発芽していないところにまき直しました。もう1つは、様子を見ます。というか、草とりだけでへばってしまい、まき直しが面倒になってしまっただけですが。雨を祈りましょう。

 ズッキーニやナス、モロヘイヤ、エンサイなどの夏野菜は徐々に収穫でき始めています。キュウリやゴーヤにはもう少し頑張ってもらいたい。

 枝豆はパンパンでもう終わりをむかえそうです。

      

 これはルッコラ。この時期に葉物はうれしいです。見てのとおり、群生です。

      

 春にまいた時は、どうも成長が悪く、ほとんど収穫できませんでした。そのまま綺麗な白い花を咲かせて、種とりでもしようかと思ったのですが、時期が合わず、そのまま落として、トラクターを1回入れました。そしたら、柔らかい葉のきれいなルッコラが次々と。人間をあざ笑うかのようです。せっせと種をまいたのが馬鹿らしくなりますと。。。もう食べきれないので、周囲にも勝手に収穫していってくださいと言っています。

 マクワウリも食べれそうなものを収穫してみました。甘くないメロン。香りは抜群です。サラダにしてもよいそうです。

      

 ミョウガも草に覆われていたのを、綺麗にしたら、きちんと芽を出していました。
 
      

      

 刻んだミョウガとキュウリをいただき、気持ちをシャキッとさせ、川崎に戻りました。

8月2日作業メモ。

2012年08月02日 23時22分13秒 | 
 本当に暑い日が毎日毎日続きます。朝晩は蒸し暑くないのですが、連日37℃超えの猛暑です。朝から夕方までずっと外に出て作業をしているのは僕ぐらい。少し作業をしては、手を休め、の繰り返しです。

 午前中はラッキョウの植え付けとジャガイモの収穫(続き)です。

 昨年は植えつけなかったラッキョウですが、保存しておいたものを選別し、切った溝に10cm間隔で置いていきます。

           

      

 ジャガイモも草があり、万農鍬が入らないので、スコップで掘っています。ちょっと作業に飽きてしまい、1列残し、明日に持ち越しです。右が掘り終えたところ、左は草に覆われた堀り残しです。

       

 ただ、無肥料の畑でこの場所のメークインはよくとれたと思います。畑でも場所によって様子が違い、こういうのをきちんと観察して、次に何つくろうか、休ませようか判断しなければいけませんね。

 午後は配送が2件あったので、収穫です。

      

      

 エンサイ、春菊、みず菜、オカノリ、モロヘイヤ、ラディッシュ、ズッキー二、ナス、インゲン、枝豆など、ようやく夏野菜も徐々に採れ始めました。枝豆は虫にくわれず、好調です。

 キュウリやゴーヤはまだ時間がかかりそうです。

 今の時期は、おいしいジャガイモがあるというのがうれしいですね。

 ズッキー二も成長著しい。直まきからよく育ってくれました。

      

 何か動物が入っているようです。この足跡。モグラやねずみ以外に何か獣でしょうか。

            

8月1日作業メモ。

2012年08月01日 23時31分57秒 | 
 お昼に帰省しました。こちらも暑いです。温度だけをみると、東京よりも暑いですね。軽井沢も普通で30度超してますし、なんだか、もう避暑地じゃないという感じです。ただ、蒸し暑さはなく、朝晩は過ごしやすい。

 すっかり枯れてしまったジャガイモの収穫です。メークイン。

 雑草に覆われ、太く成長した草をえっさえっさと抜きながら、汗だくで2列しか収穫できませんでした。

      

 ダンシャクよりもよく収穫できます。うちは芽が全然大きくならないですが、まあまあ育ってます。肥料も何もやらず、今年は芽かきもしませんでした。

      

 ねずみが多いようで、ちょこちょこ食われてます。ダンシャクのときも、こういうイモが多かったので、なんだろうなと思ってましたが、隣のおじさんから、モグラの穴にねずみが入って、食べていると嘆きの声をいただきました。おばさんは、巨大なねずみを見たとか。

 明日は、残りの5~6列を大収穫です。
 
 枝豆はパンパンにふくらみました。おいしい。

      

 先日のブログで、種が落ちてコマツナが広がっていると書きましたが、ルッコラでした。
 
      

 しかも人参畑ではありませんでした(笑)。母親が間違って写真を撮っていたようです。

 雨がまったく降らず、畑は割れています。雨が少しでも降れば、人参の芽が一気に出るんだけどな。。。

暑い日が続きます。

2012年07月30日 21時47分48秒 | 
 それにしても毎日うだるような暑さが続きます。アパートのエアコンが壊れていて、土曜日に修理を頼んでいますが、窓を開けっ放し、氷まくらでなんとかもち堪えています。もしやエアコンなしでもいけるかと思いながらも、お酒を飲んだ日の夜はアルコールを分解するのに水分が使われるからと忠告を受け、やはりエアコンはあったほうがよいという結論に至ってます。

 大学はようやく前期の試験が終わり、監督業務からも解放されました。なので、先週はまったく帰省できませんでした。21日の午前中に慌ただしく、雨がやんだその合間を縫って、人参をまきました。1回目です。いつもの筑摩野5寸と初めてまく紅福越冬5寸です。さあどうでしょう。

 まだ芽は出ないと思いますが、これが送られてきた写真です。

      

 母親は「何かが出てる」と言ってましたが、写真を見る限り、完全に、この前に育てていた小松菜やアブラナ科の葉物の芽で覆われています。花を咲かせ、種をおとし、それを鋤きこんでしまったので、こうなったんでしょう。大丈夫かな。いざとなったら、ここはまた葉物にして、別のところに人参をと考えていますが、とにかくこの葉物はせっかくなので有効に使いたいところ。予期せぬ出来事でした。

 もう枝豆食べれるそうです。おいしそう。

      

 さて、もうそろそろ研究室を出ますかね。今日は早めに終わらせようと頼まれている原稿を1本書いてました。そんなに長いものではありませんが、集中して書いていると、考え込んで、ほかのものが手につかなくなります。

 勝俣ゼミの後輩に頼まれている修士論文構想とフィールドワーク計画へのコメントも書き終えました。明日直接会って渡すので、きちんとアドバイスしなければなりませんね。

 夏休みはもうちょっとゆっくり過ごそうと思ってましたが、忙しそうです。9月はICUで対談形式の特別授業によんでいただきました。異種格闘技です。これは僕も今からワクワク楽しみにしています。そして、秋学期からはある大学で非常勤講師も頼まれているので、その準備にもとりかかっています。だいたいスケジュールは立てました。こちらも楽しみです。

7月20日作業メモ。

2012年07月20日 23時51分57秒 | 
 今日は少しだけ晴れ間がのぞいたと思いきや、雨が降ったりやんだり。午後からはずっと雨でした。けっこう強めの。長野市のほうでは避難勧告が出たようです。

 お天気との相談なので、予定していた作業がすすまないのはしょうがないですね。ジャガイモの収穫や人参の種まきは延期です。

 午前中は、大豆(小糸在来)と白花豆の種まきです。大豆は枝豆用で食したいと思い、白花豆はこの時期でも大丈夫かなと少々心配しています。

 お昼から午後にかけては、雨のなか、パイプ支柱にきゅうりネットをようやくはり終え、ジャガイモをぬか袋におさめました。

 ネットをはっていたところ、となりのおばさんから立派すぎるキュウリとパセリをいただきました。「キュウリできてる?」と聞かれ、「まだ苗が小さくて」と苦笑いしながらこたえ、ついでに、色々と食べ方、保存の仕方も教えていただきました。家庭菜園のチカラはすごいもんです。

 明日も雨かしら。上京するまでに少しは作業できるといいな。

 雨が降る中、畑を眺めていると、大きなカエルはビュンビュン畑の中を飛び回っていますが、小さなカエルは葉っぱの上で休憩していました。

 ほったらかしのイチジクの葉で空を眺めるカエル。
 
      

 きっと丈夫な葉の上で、居心地がいいんでしょうね。