私の箏は 数年前 友人からプレゼントされたもの
初めての 自分の箏
大正時代～昭和の初めのころの 生田流の箏のようだ
現在使われている山田流の箏に比べたら 長さが５センチも短く 幅もやや狭い
私はこの箏で 今日まで 十分満足していたのだけど・・・
演奏会用の箏に慣れるためにと
山田流の箏を貸してもらって持って帰ったけど どうも しっくりこない
今日の稽古日に 自分の箏を持ち込み
この箏で弾きたいけど いいですか？・・・と 聞いてみた
「いいですよ 響きが合えばいいのだけど・・・」と
？？？ 意味がよくわからなかったけど・・・・
合奏してみて・・・・がっくり
私の奏でる音は こつんこつんとした音色で 響きがない
一人で弾いている分には 美しい音色で 全く問題は感じなかったのだけど・・・
合奏すると 響き合わないのだ
先生は 「音色の違いが分かるようになったということは 成長ですよ」 と 言われた
“楽器は 自分の音色が出るように 作り上げていくものなんです” と 教えて下さった
私の箏は もう 固まってしまった おばあさん箏なんですって！
“練習用としては 問題ないですけどね”
うう～ん
考えちゃうよ
ほしい ほしい 自分の音色が出せるように 作り上げていく楽器が！
一大決心して
年明け早々 先生に連れて行ってもらおう
〝若い箏” 探しに・・・
今日は いい勉強をさせていただいた
でも 思わぬ展開に 驚いている私