通潤山荘を出て少し行くと 紅葉の美しい所があった
京都から一人の姫が 平家の若武者を追って この地までやってきたが
願いかなわず ここで命絶え 大きな石となったという 伝説のある所だそうだ
愛おしい男性を追って 遠いこの地まで追ってきたとは・・・
熱い情念に感動!
こんな熱い恋愛 残念ながら経験ないわ 羨ましいな~
大きな石のそばに ひっそりと 祠が立ててあった
悲しい伝説のあるところだ
途中で阿蘇を遠くに望む 景色のいい所で車を降りて撮影
こんもりしているところは ススキの原
通潤橋に水を送っている水源だ
〝水戦争”が起こるくらい 稲作には水がいかに大切だったか
また その水を不満なく分けることが いかに大変なものだったか
近くの川から水を引き 耕地面積に合わせて不公平なく水を分けるため考え出された円形分水だ
中央から水が湧きだし 7:3に区切られた水路をとおりそれぞれの用水路へと導かれる
誰が見ても 一目瞭然 7:3に分けられていることに納得できるものだ
苦労の末 考え出されたものなのだろう
白川水源の 守り神様である 吉見神社
地下から 砂を舞上げ清水がわき出ていた
毎分60トンもの湧き水があるらしい
飲んでみると やわらかい味だった
この水は 一級河川の白川を下り 有明海へと流れていくそうな
そのまま流してしまうなんて もったいないな~
吉見神社境内の すぐ横にある茶店で昼食
ここの だんご汁のおいしかったことと言ったら
里芋 大根 人参 肉厚シイタケ こんにゃく・・・などなど
もっちりした大きな団子が いっぱい入っていた
Fさんは 人参 シイタケが苦手だから 私がもらって食べちゃいました
私たちに観光ガイドをしながら
ひたすらハンドルを握り続ける先生
めざすは 阿蘇五岳 草千里