今年も詣でることができた 高野山
今年は紅葉が早く 美しい紅葉は見ることはできなかった
３日前の雪がところどころに白く残っていた
去年 泊めていただいた宿坊 ”本覺院”
修行僧のおもてなしの所作の美しさに
こころ惹かれて今年も！
上品な味付けの 精進料理
どのお料理もみんなおいしかったけど
生湯葉 ひろうす ごま豆腐 は 絶品だった
シーズンを問わず いつも大勢の参詣人の高野山
一の橋を渡ったとたん 漂っている空気の違いが感じとれた
奥の院に 写経を納め
御廟の前で お経を唱えさせていただいた
何ともいえない すがすがしい気持ちになった
写経
明日の高野山詣でのため 二枚書く
平生から筆を持つことをしていないので 取り掛かるまでに時間がかかる
それ以上に 心をそこへ持って行くのは かなり難しい
いよいよタイムリミット
一気に
二枚書いた
字はその時の心の状態がすぐ現れる
無の境地で写さないといけないのだけど
次々と雑念が・・・
心の揺れとともに 字にも乱れが
でも取り組んでいる時は 心地がいいんだよね
＜牛にひかれて善光寺参り＞ ではないけれど
”一人ではいけないから 連れて行って”
と言う友人に導かれて 高野山参り
毎年 初雪の降るころに行くのが恒例になっている高野山
今年は ひょんなことから二人増え 四人での高野山詣り
どんな珍道中になるやら・・・
留守をしていたら・・・紙袋 にお届け物！
留守電が２回も入っていた 彼女からだわ
山椒の実がピリッと口の中ではじける鯖寿司
ナムル ポテトサラダ 焼き豚・・・
どれも 彼女らしい 繊細なやさしい味付け
昨日 検査で疲れたご褒美みたいに そっと置かれていた
”種子島の あの映画監督さんの記事が出ていたよ” と
メモと共に 雑誌も一緒に入っていた
木曜日は確かいつも お家にいらっしゃるはずなのに・・・
お留守だけど・・・どこに行かれたのかしら？
電話してもつながらないし
２回目の電話もつながらない
夕方になっても連絡がないけど・・・と
お届け物をしてくださった彼女はかなり心配していたようだ
私は 夕方帰ってすぐに彼女に電話したけど
今度は彼女が不在なのか 電話が通じない
暫くたってから電話しようと
PCで ブログ日記を書いていた
ブログを何度か書き直しをしていたら・・・彼女からの電話
彼女曰く ”おそるおそる電話したのよ 大丈夫？”
？？？ 何が？ と なんのことだか 訳の分からない私
”ブログを見ると 何か手掛かりがあるかもしれないと思って
あなたのブログ開いてみたら・・・手術したって！”
”検査の中で ポリープが見つかって 切りとったのよ”
”ブログがこんな時に役に立つなんてね はっはっはっ”
毎日の行動がわかるブログ日記
電話よりも速い情報源
おもしろいね！
大腸内視鏡検査を受けに行った
２時間のうちに ２リットルの下剤を飲まないといけない
１５分置きに２００ccづつ
飲み終わったと思ったら あっという間に次の１５分
スポーツドリンクのようなレモン味で やや塩っぱい
飴で口をごまかしながら 何とか飲むことができた
TVを見ながら ひたすらゴクゴクゴク・・・
１時間半を過ぎたころから お腹がゴロゴロし始めた
５～６回トイレに通ったころから 検査可能な色の水様便になった
看護師さんに声をかけると
”あともう少しですね 頑張ってくださいね” と言われた
TVを見ていても退屈だし
窓の外を眺めて 写真を撮っても面白くないし
いつの間にか うとうとと居眠り
”そろそろ下に移動しましょうか” の声で目を覚ました
検査に対する 何の緊張感もない
検査室に入り 検査着をまといベッドに横たわる
水分補給と鎮痛剤 軽い睡眠剤の点滴をするそうだ
私の腕を見た看護士は・・・血管が見当たらないと困り顔
おそるおそる針を刺す
”血液がこちらに入ってこないな～ えっ～どうして？”
”すいません 一度抜かせてもらいます”
二度目も また駄目
違う看護士さんに来てもらって 違うところを刺したがこれも失敗
緊張で私の体は小刻みに震える
いい加減にしてよ～と叫びたいくらいだった
三人目の男性看護士が来て 違う場所に思い切りチクッ
針の入り方で 今度はOKだとわかった
あ～やれやれ
何が怖いって 私は注射が一番恐ろしいんだから！！
内視鏡検査は 何の苦痛もなくあっという間に終わった
大腸はきれいだけど 直腸にポリープが一か所あるという
放置していたら 癌になる可能性があるそうなので
検査の中で切除してもらった
すっかり日が暮れ 検査は一日仕事だった
明日は 保険会社に連絡して 手術の保険請求をしなくちゃ！
やっぱり検査は受けておくものだよね
”検査しときよ”とアドバイスしてくれた
チーちゃんありがとう！
転ばぬ先の杖だったわ！
