いいことみ~つけた

小さな喜びみつけて、"幸せ!"って感じられたらいいな!

宮崎の旅 椎葉民俗芸能博物館

2011-12-11 08:00:22 | 日記

椎葉民俗芸能博物館は 椎葉の四季の暮らしがよくわかり

広くは 九州・日本全国・アジアの民族芸能に触れられる場所だ

ここに来る前に出会った おばあさんが背負っていた 竹で編んだかご

同じものが展示してあった

いまでも 使い続けられているんだね

 

お茶を作っている様子だ

今でも このように作っているのだろうな

 

山を焼いて 穀物を栽培する焼畑農法が 今でも行われている

ふつうの畑とは比べようもないほど おいしい作物が収穫できるそうだ

山焼きをしたすぐ後 蕎麦の種を播くのにはちょっと驚いた

 

ボランティアガイドの方が 私たちに質問した

「焼き畑をする時  上から火をつけるでのしょうか 下からつけるのでしょうか?」

私は 「下から」 と 即答したら 

「上からです  そうしないと火の勢いで とんでもないところまで燃え広がってしまうから」と 教えて下さった

なるほどな!! 納得だわ

 

 狩猟 五穀豊穣を祈り 子孫繁栄を願い 神に祈る

 四季を通して 祈りの文化が現在まで伝承されているのだ

 

春祭りは 的射

秋祭りは 臼太鼓踊

冬まつり 椎葉神楽

など くらしに祭りは 密着していて

多種多様な芸能が演じられ 民謡も歌い続けられている

 

パンフレットに載っていた 小正月の飾り物

稗 粟 米 とうもろこし 枝豆 さつまいもなどの収穫物が 美しく飾られ

神に奉納されている

  

 博物館に入り 展示物を見たとたん  わけもなく 涙が込み上げてきた

懐かしいと言ってよいのか 心の奥底にある “魂” に触れたのだ

もともと私の好きな場所は 中国 ブータン ネパール

自然に対する畏敬の念 いのりの世界が 私の魂を震えさすのだ

もっともっと ゆっくりじっくり見たかった

機会があれば また訪れたい場所だ

  

狭い危険なくねくね道を 宮崎に向けてひたすら走り続ける

いきなり カーブから対向車が現れること数回

どきっ!

運転してるわけでもないのに 肩や足に力が入る

運転 本当にごくろうさまです

 

美々津の街並み

神武天皇船出の地として知られる  「美々津」で休憩してから

日南海岸沿いに 宮崎市街地に向けて走る

 

今晩から 仲間に加わる二人を迎えに行く

神戸のOさんが 宮崎空港で待っている

                             大阪のGさんは 宮崎フェリーターミナルにそろそろ到着するころだ

 

                                  今夜の宿は エアラインホテル

                                夕食は 5人揃って街の中華料理店へ 

                           いよいよ明日は 楽しみにしている “尾八重神楽”の見物だ

                                   今夜は早く寝ておかないと 

                                  明日の晩は 徹夜になるかも・・・