いいことみ~つけた

小さな喜びみつけて、"幸せ!"って感じられたらいいな!

不得不愛

2012-08-31 14:30:32 | 日記

 

不得不愛

 

 中国東北の旅のバスの中で 何回も聞いた歌

この軽快なテンポが好き

 ツアー仲間に歌の名前を聞いてみたら

<不得不爱>

<愛さずにはいられない>

 

 

 

お土産に持って帰って来た マカデミアンナッツ と ブルーベリー

彼女に送ってもらったお茶を飲みながら

楽しかった旅を 思い出している

 

たのしい旅は まだまだつづきます

 


長白山

2012-08-30 00:11:04 | 日記

天文峰駐車場から 火山灰地特有のザラザラした道を踏みしめて 外輪山の稜線を登る

途中に16の峰の名前と 高さを記載している案内板

最高峰は2744メートル の白头峰

長白山の気候は 非常に移り気らしい

下界が雨でも頂上では晴れていたり 

霧で何も見えないと思っていても いきなり晴れて美しい景色が広がったり

 

 

期待をしながら 頂上を目指す

 

 

どうやら ここが頂上のような

 

雨はあがったけど 霧が深くて “天池” は見えない

多分 この下に青い湖が広がっているのだろうな 

心の眼で見るしかない

 

そうそう 私はみんなとはぐれて 単独行動をしていたのだった

みんな心配しているだろうな

とにかく 流れについて前に進むしかない

天池が見えようが見えまいが どっちでもよい

 後の二人に出会うことが一番重要なこと

 

深い霧で一寸先も見えない とにかく下山して駐車場まで戻ろう

 駐車場に11時集合と言っていたことを思い出して ちょっと 心が落ち着いた

深い霧の向うに ぼんやりと建物が見えてきた

駐車場だ! 

 

そこで待っている中国人に声をかけて 彼女の携帯に電話してもらっているところに

“○○○さ~ん” と 私の名前を呼ぶ声

二人はどんなに心配していたかと思いきや “○○さんなら大丈夫” と大して心配していなかったとか

あ~やれやれ

ちょっとドキドキの 長白山登山だった

 

 

私たちより 1時間早く登った人は 天池がきれいに見えたそうだ

 

 

峡谷浮石林に行かなくて 長白山に直行していたら見れたのに・・・と

少し残念な気持ちがした

帰りの列車で知合った人に 送ってもらった写真をUP

 

 

                         

 これはネットから拝借した写真

義姉が行った時も 北朝鮮側の峰に 白く雪が残るのが綺麗に見えたそうだ

 

“遠い日本からわざわざここまで来たのに 天池が見られなくて ごめんなさい”と

しきりに気にして 謝る彼女

 

<かつて “江沢民”が 長白山に登った時も 

天候が悪くて 天池を見ることができなかったそうだよ

政治の力でもっても 自然には勝てなかった

私たちも かの有名な江沢民と同じだね> と

彼女の言葉

 

いえいえ 思い出に残る 長白山でしたよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


長白山へ

2012-08-29 09:37:40 | 日記

午前4時30分 宿の主人の声がけで目を覚ました

窓を開けると・・・なんということ 雨だ~ 

旅のメインの日なのに・・・

5時の朝食は 簡素なものだった

マントウと シャバシャバのお粥と 野菜が少々

 

 

バスに乗ると 待ち構えていたようにレインコートを売りに来た

3枚で20元  日本円で一枚100円くらい

山上は風がきついので 傘はさせないそうだ

中国人の友人曰く

 “傘をさしていると 北朝鮮まで飛んでいってしまうよ” ですって!

アハハッ

 

 

“長白山”は 吉林省の東南部 延辺朝鮮自治州にある休火山

火口部に北朝鮮との国境線が走っている

頂上に “天池” と呼ばれる火口湖がある

中国の名山のひとつで 古来より“聖地”として崇められている

晴天の日が 一年に90日前後しかないそうだ

なるほどね!

 

長白山の山門ちかくに 東西に約6キロメートルにわたる

 “峡谷浮石林”

 

 

谷底から見上げると

火山が噴火して形成された溶岩が 浮いたようにそそり立っていた

 

 

それぞれの溶岩に 一つ一つ名前が付けてある

 

 

山には いろいろな動物が生息しているのだろう

狩人小屋が・・・

 

 

大きな幹の岳樺

足元には ブルーベリーが

収穫の時期が過ぎているのか 実はなかった

 

山上は寒いからと言われて 

分厚いコートと 長靴をレンタルした人もいた

 

 

私たちは ありったけの服をまとって着た

妹は 8枚も重ねたそうだよ

 

 

ここから 4輪駆動車にのり換えて 山上近くまで

ヘアピンカーブを タイヤをきしませながら猛スピードで登っていく

車内では どこかにつかまっていないと座席から振り落とされそう

窓の外には 高山植物がいっぱい

写真など撮れる状況ではない

 

 

緑色のガードレールが いっぱい山の急斜面に はずれて転んでいる

“ほらほら ガードレールが外れているよ!” と言ったら

“みんな壊れましたね!” と 静かな口調で言う彼女

これは スリルを売りにしているツア~なのか!?

長白山登山は 強制的に保険に入るそうだけど 納得!!

 

 

15分ほどで 山上近くの駐車場に着いた

 

 

濃い霧に包まれ前方が良く見えない

ここから 頂上まで歩く

写真をとっていたら 友人たちとはぐれてしまった

どうしよう~~~~!(^^)!

私は携帯も持っていないし 探すことは絶対不可能

さあ 私のとった行動は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


吉林市郊外 松花湖

2012-08-28 04:08:19 | 日記

吉林市を流れる松花江

河に浮いているカラフルなものは 水上遊園地とか

 

この松花江で

 1月2月の条件が整ったときに 吉林雾凇(樹氷)が見られるそうだ

(写真はネットから)

 

 

松花江の上流にある 松花湖

 1937年日本人によって建設された 水力発電のためのダム湖

 

 

 

遊覧船にのって 周りの景色を楽しむ観光地となっている

北京は30度を超す暑さだったのに ここは涼しい

24~5度くらいかな?

 

 

 

湖でとれる魚や海老を売っていた

 

 

木イチゴや プラム リンゴ トマト キクラゲなどを売る店も・・・

ゆでたトウモロコシを買って食べた

一本いくらだったかな?

値が高いものは 中国人の彼女がストップをかけるから

まずまずの値段だったんだろうな

 

 

キュウリやトマトは おやつ代わり

キュウリを丸ごと ポリポリかじる光景はどこに行っても見られる

遊覧船にのり 墨絵のような四方の山々を眺め ゆったりした時間を過ごした

中国の人にとって ここは 避暑地なんだろう

 

 

昼食

淡白な味つけの 田舎料理

妹の口に あったようだ

 

 

豆腐皮

木綿豆腐の表面の固いところを使った料理

あっさりしていて おいしかった

 

 

糸瓜料理だったかな?

 

これから 長白山の麓の村まで またまた長いなが~い移動

 

 

トイレ休憩

中国語に加え ハングル文字があちこちで見られる

立派なトイレだったけど 故障中 水が出ないよ~

私は 草むらに隠れて・・・・そっと

もうすっかり この地になじんでしまっている私

 

 

ここには 朝鮮族が多く住んでいる

あちこちで朝鮮人参を売る店があった

赤い実を付けた植物は 朝鮮人参だそうだ

 

気温が下がって来て 寒いくらい

希望者だけ 漂流下りする予定だったけど

誰一人するものはいなかった

 

休憩地のレストランで 温かい韓国味噌汁を食べて体を温めた

同じテーブルに座っていたお客さんに

 「キムチ おいしいですか? 少しもらって食べてみていい?」 

と言う私に 妹たちは驚きの表情 

結局 3人とも試食したんだけどね

これが本場の味?  とってもおいしかった!

 

今夜は 

二道白河鎮(にどうはくがちん)という 小さな村で宿泊

長白山の麓の朝鮮族の村だ

 

 

明日の食糧を買いに 夜の街に繰り出した

 

 

数々の果物

めずらしいものでは “ほうづき”

おいしいのかな?

リンゴ3個だけ欲しいと言ったら 断られちゃった

500グラム単位でしか売らないんだね

 

明日は いよいよ長白山登山

早朝 4時30分の起床だよ

さあ 早く寝ないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北京から吉林省へ

2012-08-27 00:00:23 | 日記

“中国東北の旅” 

集合場所は 北京駅前広場 

広~い 人がいっぱい

案内人が 見当たらない

TELをして やっと 迎えに来てもらえた

 

 

駅のコンコースは 2階

とにかく ここも広い

吉林に行く改札口は何処なのか 探すだけでも大変

 

 

あった あった ここだ!

大きな荷物を持った乗客が いっぱい並んでいる

時間が来るまで 改札口は閉ざされたままだ

 

 

19時10分発の吉林行き

長~い長い車両 何両連結なのだろうか?

全席指定

3人同行なのに 車両も寝台もバラバラだった

親切に席を換わってくれた若者がいた

 

 

落ち着くところに納まり

通路の横のテーブルと椅子を使って 夕食をとる

外はもう真っ暗 何も見えない

 

 

列車の中で 中国人の乗客と交流

折り紙で 鶴の折り方を教えてあげた

 

海外旅行の達人から 

<あっという間に人だかりができること間違いなし> と教えてもらった

“動く鶴”

 

本当に その通りだった

こんなにたくさんできた “鶴” 

羽がパタパタと動くところが 人気の秘密!

 

 

 

鶴が羽をはばたかせるように 折るのには

少々 コツが必要だけど

みなさん 手先がとっても器用だった

 

 

殊のほか興味を持って つぎつぎチャレンジしていた彼女

残りの色紙を 全部プレゼントした

 

 

 

“だまし舟” で 一緒に遊ぶ

 

 

折り紙で 日中交流が始まった

10時の消灯時間まで 楽しい時間を過ごすことができた

 

 

翌朝 目が覚めたら 6時

カーテンを開けてみると 

名前のわからない駅に着いていた

通勤ラッシュ?

早朝にもかかわらず 人がもういっぱい!

 

 

午前9時30分すぎ 吉林駅に降り立った

14時間もの 汽車の旅だった

 

 

吉林省は 中国の東北地区の中部 

北は黒竜江省 南は遼寧省 西は内蒙古と隣接

北朝鮮と国境を接している

 

 

 近代的な高層ビルが林立し 

すっきりした感じのする街だった

中国の名山の一つである “長白山”や

四大奇観の一つである “樹氷”で有名なところだ

 

 

ここから マイクロバスに乗り換えて

吉林から20数キロ離れた “松花湖”を目指す

 

車はスピードをあげて ビュンビュン走る

一車線道路を 対向車側にぬけて 追い越していく

反対車線の車が パッシングしながら向かってくる

それを スルリとうまくかわす

“中国の運転手は 運転がうまいでしょ!” という彼女

心臓によくないわ!!