ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

群馬県中之条町、四万温泉国指定重要文化財「日向見薬師堂」です!!

2016-11-01 06:41:23 | 文化財・寺社
日向見薬師堂は、四万温泉の一番奥にあります

中之条町役場の北北西約13kmおところ

国道353号線を進み旧道で温泉街を過ぎて

T字路を左へ、まもなく左側に入口があります

温泉施設「御夢想の湯」の駐車場に車を止めさせていただきました


入り口です

説明版です
   日向見薬師堂
     温泉の薬効から、湯前明神を祀ってきた。この木地仏は、薬師如来である。
     現存している棟札から、創建は天文6年(1537年)以前と考えられ、
     現在の堂は、慶長3年(1598年)に、藤原家定が沼田城主真田信幸の
     武運長久を願って建立したものです。室町時代末期の繰形をよく表してい
     るわが国の数少ない唐風建築で、組物は唐様出組、桝の形、木鼻の絵模様
     渦巻きの形など当時の物をよく残しています。昭和25年8月29日国の
     重要文化財に指定されました。


入り口の建物(お籠堂)です、狭い入口を通って行きます

国宝日向見薬師堂の標石です



薬師堂です

説明版です
  国指定重要文化財
     薬師堂
       (指 定)明治45年2月8日
       (所在地)中之条町大字四万4371
     この建物は、一重の寄棟造りで屋根を茅葺きといています。
     規模は正面、側面ともに三間です。前方二間は外陣、後方一間は内陣とし、その境に
     格子戸を嵌め込んでいます。建築様式は和様と禅宗様の折衷様式です。方一間の鏡天
     井を支える内部架構、出組の組物、粽の柱、柱頭を連結する頭貫、正面出入り口の桟
     唐戸等各所に禅宗様の様式を見ることができます。
     棟札によると、慶長3年(1598)伊勢国鹿目喜左衛門藤原家貞が、真田昌幸の武
     運長久を祈願して建てたものです。大工は地元出身と推察されている横尾縫殿助が担
     当しています。なお、堂内の厨子は天文6年(1537)につくられたものです。
     この建物は、重要文化財に指定されている県内唯一の寺院建築であり、現存の寺院建
     築として県内最古のものです。
     薬師堂は、お籠堂とともに温泉と結びついた薬師信仰を物語る建物としても貴重であ
     る。
        平成9年3月           文   部   省
                         群馬県 教育委員会
                         中之条町教育委員会


お籠堂の説明版です 
     町指定重要文化財
        薬師堂のお籠堂
          (指 定)平成12年3月27日
          (所在地)中之条町大字四万4371
     薬師堂の前にあるこのお籠堂は、明治22年の「四万村史」によれば、慶長19
     (1614)年に建てられたものである、間口約4,79m奥行約3,66mで
     中央に幅約1,01mの通路が設けられている。この通路の両側は現在ガラス戸
     となっているが、はじめは戸や障子などの仕切りもなく開放されたものであった。
     このお籠堂には、湯治客(温泉に入って療養する人)が病気を治すために定めら
     れた日数、すなわち一昼夜、七日、百日などの期間、心身を清めお籠堂に閉じこ 
     もってお経を読んだり、「南無妙法蓮華経」や「南無阿弥陀仏」を唱えたり、ま
     た、断食(食べ物を食べない)、水垢離(清水を浴びて心身のけがれをとり、神
     仏に祈願すること)などの荒行をすることもあったという。
     今は通路の両側にガラス戸を建て、堂の用具を保管したり、参拝者にお守りなど
     を授ける場所としている。
     昭和60(1985)年に解体修理を行い現在に至っている。建築年代と、構造
     上中央を通路にしたものは少なく貴重な建物である。
         平成16年3月              中之条町教育委員会 


 では、次へ行きましょう

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