卒業(卒団)に向けての思いを書き綴ってきた『旅立ちの日に』シリーズですが
たぶんこれが最終回だと思います
平成20年3月24日 月曜日
お天気はあいにくの雨でしたが
小学校の卒業式が粛々と滞りなく行われました
静かな体育館に 校長先生や来賓の方々 そして先生や卒業生が入場すると
美しいメロディーが流れてきました
菜の花畠に 入日薄れ
見渡す山の端 霞ふかし
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて にほひ淡し
なぜだか この曲(朧月夜)にジーンと来ました
おそらく春の式典向けのBGM集だと思うのですが
どこか郷愁を誘う 優しいメロディーに心が洗われるようでした
2曲目が
「は~るよ来い!早く来い♪」だったので
涙が引っ込んでしまいましたが
卒業生も 在校生も 終始とても立派な態度でした
歌も上手に歌い 掛け言葉の様な想い出の読み上げ(?)も
素晴らしい出来栄えで感心しました
国歌斉唱中
国歌のほかに歌ったのは
校歌 仰げば尊し 巣立ちの歌
巣立ちの歌は在校生(5年生)との追っかけ合唱(?)で
なかなか感動的でした
長い長い卒業式
卒業証書授与だけでもも何十分かかったことでしょうか?
来賓の挨拶の時に意識を失いそうになった自分が情けないです
(実際に貧血で気を失って倒れた子もいました)
子ども達はこの何日間卒業式の練習で大変だったようです
卒業の喜びよりも 「あの練習をもうしなくてよいということがうれしい」と
若が申しておりました
クラスごとに記念撮影
親は子ども一人に付き1名だけ並ぶことができます
我家は私が出ることにしました(どこにいるでしょうか?ウォーリーを探せより難しいぞ)
式に参列した全保護者の中で日本の民族衣装を着ていたのは
私一人でした(意外だったわぁ)
自慢ではありませんが、私は今まで子どもの式典関係は
OL時代に買った紺色のスーツ1着で通してきました
今回はブラックな服を買ったので(屈辱の#11)これを着るつもりでいましたが
おかんこクラブの方に声をかけていただいたお陰で
着物を着るチャンスを与えていただき 今回着ることができたのです
朝早くから Lizさんちへお邪魔して着付けていただき
恐悦至極でございます
お陰様で、長年眠っていた母の着物を着て
卒業式に参列することができました
後姿がなんともめでたい
富士山です
式の間は 雨が激しく降っていたようですが
行き帰りはやんでいたので
記念撮影もできました
うるっとは来ましたが、最後まで涙も流れずの
笑顔の卒業式でした(若も笑顔)
次は4月8日の中学校の入学式です
もう一度着物を着る気満々よ
みなさんも日本の民族衣装を着ましょうよ!
背中が若干筋肉痛になりますが…(姿勢が良すぎたのかな?)
追 記
卒業式終了後 一旦教室へ戻りクラスでお別れをした後
在校生や先生が作る花道を
卒業生とその保護者が通って 学校を去るのですが
(今年は雨天のため校舎内で行われました)
あれって、いいもんですね
なんだか 有名人になった気分です(当事者ではない私までも!)
拍手の中を歩いていたら
サッカー少年団の後輩のMくん(ゴールキーパー)が
「NAJAN!(←若のニックネーム)」と大きな声で呼んでくれました
少し照れながら足早に歩く若に
Mくんは思いっきり手を伸ばし触れようとしています
その時のMくんの笑顔が可愛くて 可愛くて…
若は良い後輩がいて幸せだなぁと思うと
ちょっとうるっと来てしまいました
なぜか いつも どうしても 少年団が絡むと涙腺がユルんでしまうようです
だって、どの子もみんな可愛いんですもの。。ウルウル