花々楽しい日

布合わせを楽しみながら キュートで物語のある布小物を作っています

ブラックな話

2007-12-05 | エッセイ

今日はちょっと長めにつぶやかせていただきますね
(写真と本文は関係ありません。これ↑は100均のエンジェルオーナメントです)

 

週末義父(殿のお父さん)の13回忌があるのですが
私が喪服を買ったのは14年前
結婚当初は仕事における緊張とプレッシャーの名残で
今よりかなりやせていたため、7号サイズの物を買いました
その喪服を1番最近着たのは7~8年前
その時でも「あれれ?手が上がりにくいぞ…これではつり革が持てないかも」
と思ったのですが
さすがに2人の子どもを生んで育てたこの体
「どこまで(体が)入るか?」と、着てみるのさえ恐ろしい

そこで、今回思い切って新しい喪服を購入することにしました
黒であれば喪服にこだわることもないだろうと思う気持ちが先行し
フォーマルウェアのコーナーにたどり着く前に
喪服ではない黒い服を買ってしまいました

黒いジャンバースカート、その上に羽織る上着、
ジャンバースカートの下に着る白っぽいセーター、黒のパンプス
更に、全く関係ないけどほしくなった黒の半コート

私の頭上を 何人もの諭吉さんが
伊勢丹に向かって駆けて行きました

でも、この黒い服と靴
法事弔事だけでなく これからやってくる卒業式や入学式にも着れそうなので
よい買い物をしたと満足しています(昨日のオフ会にも着て行きましたが…)

なのですが!
ここからが本題です

最初に9号のジャンスカを試着した時に
脇の辺りに若干「これって窮屈?」みたいな悲しいお知らせがよぎったのです
店員さんに「これって本当に9号ですか?」と聞くと
「はい。でも、うちは小さめにお作りしておりますから」とにこやかに答えられました
それってどうよ!と思いながら顔では微笑んで
「私はいつも9号なんですけど、これはちょっときついかも…」と言うと
「では11号をお持ちしますね!」と笑顔で立ち去る店員

お持ちされた11号がピッタリなのと デザインが気に入ったこととの挟み撃ちで
とっても複雑な心境
「小さめに作らないでほしいなぁ…」と冗談20%くらいで言うと
「マジックで大きく9と書いておきましょうか?」と
本気20%くらいで答える店員さん

まぁ、気に入ったのでいいんですけどねぇ…
諭吉さんも 喜んでいらっしゃることでしょうし
でも この身長(154cm)で11号という響きが悲しかったのよ
あっ!
でも丈もちょうどよかったから やっぱり小さめなんだわ!
るん

新しい服を買うってすごく気持ちがいいし
これまでタンスの中で仮死状態だった古い服が
組み合わせで再起するというパターンも多いんですよね

今回もそうでした

OL時代に着ていた(当時はフリフリのミニスカートに合わせて着ていましたが←さすがに今はもうない)
メルローズのカットソーをGパンの上に着て
その上に黒い半コートを羽織ってみると
これが、なかなかよろしかったんです
カットソーはオフタートルで
そのタートル部分がくちゅくちゅってなる感じも結構いいし…

で、ヨシヨシと思いながら鏡の前に立って 自分の姿を見て…

愕然としました

「なんじゃ?この肩パットは!?」

何が悲しくてこんな逆三角形フォルムを演出しなければならないのか
ワケがわからない

セーターに肩パ
コートに肩パ
眉は太く 髪はソバージュ?

当時はそんな恰好をしていたのよね。。。

恐ろしや 恐ろしや

当然 肩パは即効でハサミで切り落としました
時代が変わると 美意識も変わるのですね
きっと。

以上、長いつぶやきでした

ちなみに マジックで9は書いていませんからね

コメント (32)
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