Hello! How is everybody?
みなさんお元気でいらっしゃいますか?
今日は「恩返し」についてのお話です。
私事ですが、アメリカでの高校時代のことです。
とてもとてもお世話になった方がいました。
英語が拙い私を励ましてくれて、いろいろ世話を焼いて下さった友人のお母様です。
お仕事をしながらも、お料理も研究熱心で、明るくてやさしくて、ユーモアがあって。
昔の写真を見ると、ベティ・デイビスのような美人でした。
私が知っている頃は貫禄の体型になっていましたが、やはり綺麗でした。
将来こういう女性になりたいなと思っていました。
結婚してアメリカに住んだときに遊びに来てもらったことはありましたが、
日本に帰ってからは、クリスマスカードと時々のお手紙をやりとりしていました。
体調を崩されているのを知ってお花を贈ったりしましたが、去年亡くなってしまいました。
とても悲しくて今でも思い出すと胸が痛みますが、友人とやり取りをしたときに
ふと「とても残念なのは、たくさんのありがとうを言いたかったのに言えなかったこと」
と送ったところ、
「彼女も分かっているわよ。あなたが同じことを他の人にしてあげればいいのよ」
という意味のメッセージを送ってきてくれました。
これは英語で
Pay it forward といいます。
直訳すれば、「将来に向けて払う」という意味です。
とても素敵な意味と思いました。
今まで反対の意味のPay back (返済する)はよく使っていましたが、
初めての言葉でしたので少し調べてみました。(インターネットって本当に便利です)
こういうタイトルの映画がありました。とてもいい映画です
あらすじは、
小学校の先生が、「世の中を変えるためにはどうすればいいか考えるように」
という宿題を出します。
生徒たちは皆「ムリだよ。難しいよ。」といいます。
ある少年が一つのアイディアを出します。
「僕が一人の何か困っていることを助けてあげる。
その人は僕にお返しをするのではなく、別の人3人を助けてあげる。
その3人もそれぞれ3人を助けてあげるんだ。
そうすることで大きな動きになるんだ」
Pay it forward! いい言葉です。
映画の予告版を下にのせました。 ▶をクリックすると始まります。
男の子がとても可愛いです。 (マーノ)