浜田山パソコン・英会話教室のとっておき話

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英会話とっさのひとこと(48)

2010年01月30日 | 英会話

皆さまこんにちは!英会話担当のマーノです。

今日はcomegoについてのお話です。
学校で習ったように単純にcome来るgo行くだと思っていると
おやと思うことがあります。

例えば次の文章をご覧ください。
1.Can I come to your party? あなたのパーティに行ってもいい?

2.Dinner is ready! 夕食できたわよ!
  I'm coming! 行くよ

普通comeは話し手の方向に近づくときに使われ、goは話し手とは違う方向に行くときに使われます。
Come here! ここに来なさい。
Go away! あっちに行きなさい。

ただ日本人にとって混乱するのは、話し手が聞き手のほうに行くときにもcomeが使われることです。
これは英語独特の表現で、話し手が聞き手の立場に立って話しているのです。

この話を英会話の教室でしたときに、生徒さんのお一人が先日広島市長とオバマ大統領の話でこのcomeを聞いたと話してくれました。

広島市長が「広島にきてください。」 と話したら、
オバマ大統領が、 「ぜひ行きたいです」
と答えていらしたそうです。

その時の英語が
Please come to Hiroshima!
I would like to come.

だったのです。
オバマ大統領は広島市長の立場に立ってcomeを使われたのですね。

同様に上記の1の文ではあなたのパーティに、2の文では呼ばれた相手の立場に立ってのcomeです。

この表現は確かに難しい表現でなかなか使うのが難しいかもしれません。
でも頭のどこかに置いておくときっと「ああそうだ!」と思うことがあると思いますよ。
ご参考になったでしょうか?

byマーノ大佐