中田島砂丘は、鳥取・九十九里と並んで日本三大砂丘の一つに数えられています。遠州名物の空っ風と天竜川から流れてきた花崗岩、遠州灘の荒波の相互作用で形成されたものです。風速10メートルの風が一日吹くと、1.3トンの砂を1メートル移動させるエネルギーを持っているそうです。強い西風が吹くと、風紋と呼ばれる美しい模様ができます。以前の中田島砂丘は、東西4キロメートル、南北400メートルもあり、サンドスキーが行われたこともあります。
近年は少しずつ浸食されています。浸食は、天竜川の上流に作られた佐久間ダムをはじめとする多数のダムのため、土砂流出の減少や天竜川川床の砂利最終に起因すると言われています。昭和30年代に比べて平成16(2004)年には200メートルも海岸線が後退しています。
近年は少しずつ浸食されています。浸食は、天竜川の上流に作られた佐久間ダムをはじめとする多数のダムのため、土砂流出の減少や天竜川川床の砂利最終に起因すると言われています。昭和30年代に比べて平成16(2004)年には200メートルも海岸線が後退しています。