浜松これが日本一

浜松の日本一を様々な角度から紹介します!
浜松を愛し、学び、楽しみましょう。

旧王子製紙製品倉庫(産業遺産)

2014-08-18 05:55:55 | 初めて物語
日本初の木材パルプ工場、気田のレンガ建築

 旧王子製紙気田工場は、1889(明治22)年、日本で最初の木材パルプ工場として建設されました。気田川上流は、当時、原料のモミ・ツガの原生林があり、材料や製品の運搬に豊富な水量の川が使え、水力発電施設の建設が可能なため、当地が選ばれたようです。最盛期には300名以上の従業員がいて、農林業中心の村が、工業・商業の複合的な町に発展しました。原木を取り尽くし、1923(大正12)年に工場は閉鎖されました。
 現在でも、工場の施設の一部が春野中学校の敷地内に残り、春野中の許可を得れば内部を見学することもできます。



高速道路サービスエリアからの遊覧船

2014-07-24 05:55:55 | 初めて物語
 東名高速道路 浜名湖サービスエリアを起点とした浜名湖を周遊する遊覧船の運航が、今年2014年3月からスタートしました。高速道路サービスエリアからの遊覧船の発着は全国初。周遊コースは、舘山寺温泉の内浦湾内を観覧し、浜名湖橋をくぐって細江湖に抜けて戻る20分の遊覧です。

営業期間:土曜、日曜、祝日(平日は予約制) 8月9日~17日は連日運行
営業時間:午前9時30分から午後3時:状況に応じて4時頃まで(利用客により随時運行)
所要時間:1周およそ20分(小型船舶12人以下を使用)
料金:大人1000円、子ども(4歳以上、小学生まで)500円

ナウマン象

2014-07-16 05:55:55 | 初めて物語
 1921(大正10)年、西区佐浜町の浜名湖埋め立て干拓事業による土取場から古いゾウの化石が出土し、新種のゾウとして発表されました。ドイツ人のナウマン博士にちなんでナウマン象と名付けられ、この化石が示準化石となりました。佐浜町のナウマン象は、今から13~30万年前に生きていたと考えられています。氷河期に陸続きだった日本列島に住み、寒さに強く体毛があり、体高2.5~3メートルで、立派な牙を持ち、5本指だったようです。

  出典:「未来につなぐ地域と人・歴史」

天宝堤

2014-07-05 05:55:55 | 初めて物語
 『続日本紀』に、「761(天平宝字5)年 遠江国の荒玉河(現在の天竜川)の堤が約900mにわたって決壊し、延べ303700人以上の人夫を徴発し、堤を修理した」と書かれています。このことから、天宝堤は、当時すでに築かれていたことが分かります。また、30万人以上の人夫はそれ自体すごい数字ですが、奈良時代の遠江地方の人口が8万人ほどと推定されることを合わせて考えると、天宝堤にかかわった人の多さに驚かされます。江戸時代に書かれた『遠江国風土記伝』に、天宝堤は二重になっており約6km続いていると記されています。
 現存する天宝堤はわずか18mほどですが、浜北区の現在の天竜川の川筋から2kmほど西の国道沿いに保存されています。

砂山銀座

2014-06-26 05:55:55 | 初めて物語
 砂山銀座は、1968(昭和43)年に、浜松で唯一の通りを屋根で覆ったアーケード街が誕生しました。1955(昭和30)年通りの入り口にシンボルのアーチが付けられ、さらにアーケードが完成と、当時は多くの人でにぎわったそうです。砂山銀座サザンクロス商店街と呼ばれる今、毎月2回ほど朝市が開かれ、新しいにぎわいを生み出しています。 

日本初のアーチェリー場

2014-04-09 05:55:55 | 初めて物語
 日本にアーチェリーを広めたのは、1957(昭和32)年にさかのぼります。この年に、日本楽器(現在のヤマハ)の社長がアメリカからアーチェリー用具を持ち帰り、同社に洋弓クラブを発足させました。1959(昭和34)年に日本初のアーチェリー場を中区中沢町に完成させ、中区元城町で第1回全日本アーチェリー大会を開催しました。2013(平成25)年、南区江之島町に浜松市営「江ノ島アーチェリー場」を開設しました。

クロカンガルー

2014-01-19 05:55:55 | 初めて物語
 浜松動物園で飼育されているクロカンガルーは、1982(昭和57)年、日本で最初に飼育された珍しいカンガルーです。日本の多くの動物園では、アカカンガルーやオオカンガルーを飼育していますが、浜松動物園では珍しいクロカンガルーを30頭以上も飼育しています。
 クロカンガルーは、体色は淡い灰色や茶色で、雌よりも雄の方が2倍も大きくなります。オーストラリア南部の低木林や森林に生息し、10~12頭の群れを作って行動します。脚力に優れ、一蹴りで7~8m跳ぶことができるほか、時速40kmで走ることもできるようですす。

日本初の高性能機関車C51を製造

2013-11-16 06:10:10 | 初めて物語
1919(大正8)年 日本初の高性能機関車C51を製造

蒸気機関車は、大部分の部品を輸入に頼って製造されていました。今のJR浜松工場で,当時の世界最大の動輪直径を誇る高速性能をもつ国産のC51を開発・製造することに成功しました。その後、D51第1号なども浜松で製造されました。

日本式点字 完成

2013-11-14 06:10:10 | 初めて物語
1890(明治23)年 日本式点字 完成
         
石川倉次が考案した点字が日本式点字として正式に選ばれたのがこの年です。盲学校に勤務していた倉次は点字を普及させるために,点字器や点字タイプライターまで開発し,視力に障害をもった人のために尽くしました。

 点字の日:11月1日。
 1890(明治23年)11月1日に開かれた最終的な点字選考委員会において、石川倉次による案が採用され、日本点字が決定した日を記念して、11月1日を点字の日としました。