天竜区春野町、春埜山の山頂近くの大光寺境内にあり、樹齢1300年と伝えられる巨樹。樹高43メートル、目通り幹囲14メートル、枝張り31メートル、大きく枝を広げた荘厳で荒々しい姿は他に類がなく、見る者を圧倒します。静岡県指定天然記念物。
出世城・浜松城を中心に、日本庭園、中央芝生広場など、市民の憩いの場として親しまれています。春は桜に彩られ、多くの花見客で賑わいます。池野はカルガモも住み着き、野生化した台湾リスに出会うこともあります。
「浜名湖花博」会場跡を整備し、面積56ヘクタールの大規模都市公園として再開されました。「街」「里」「西側」の3つのエリアに分かれ、木と花と水の調和がとれた静かな自然の中で、手入れの行き届いた四季折々の花を満喫することができます。
樹齢200年と推定されるクロマツ。土の流失により根の部分が2メートル以上も地表から浮き上がっています。かつて鴨江寺「三十三観音」のうち19番目の観音が祀られていたため、「19番観音根上がり松」とも呼ばれていました。浜松市指定天然記念物。
家康がぬたまた尉攻略の時、本陣を構えた所として知られています。眼下に天竜川にかかる鹿島橋を見下ろし、遠くは浜松市街地、遠州灘を見下ろすことができます。春には、山一体が桜色に染まり、秋の紅葉も見逃せません。
旧東海道の松並木は、徳川家康の命令でクロマツが植えられたのが始め。正徳2(1712)年、馬郡村の境から舞阪宿の東の外れの見付石垣まで、8町40間(約920メートル)の間に1120本植えられたとあり、約400年後の今でも道の両側に立派な松が並び、約400本が残されています。
浜松市の最高峰、標高2296メートルの南アルプスに連なる山。タカネコウリンカ、グンナイフウロ、イワインチンなどの群落が報告され、高山植物群の南限を更新した山として知られています。ニホンジカの目撃も数多く報告されています。
愛知県と静岡県の境、一等三角点を山頂にもつ山として人気のハイキングコース。秋の初めには、マツムシソウ、オミナエシの群落を見ることができ、渡りをする蝶アサギマダラの中継地になっていることでも知られています。