シラスは日本各地で漁獲されていますが、遠州灘は日本一の水揚げ量を誇っています。シラスはカタクチイワシの稚魚で透き通った姿をしています。舞阪では、江戸時代、シラスは地引き網漁で獲られていましたが、1935(昭和10)年頃から現在の二艘曳き船漁法になり、漁獲高も増大しました。漁期は3月21日から翌年の1月15日までで、最盛期は5~6月の春漁と10~11月の秋漁です。港に船が着くと獲れたてのシラスが陸揚げされ、シラスはすぐに釜揚げやシラス干しに加工されます。
出典:「未来につなぐ地域と人・歴史」
出典:「未来につなぐ地域と人・歴史」