たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

昭和自転車の研究書を読む

2011年02月09日 | 日記

財団法人 日本自転車普及協会 自転車文化センターが発行した「日本で製作・販売された自転車のブランド名に関する調査研究報告書(黎明期から昭和30年代まで)」という本を手に入れた。総ページ数291ページの厚い研究書である。4分の3ほどはメーカー名,車名,発売年の一覧表なのだが,残り4分の1ほどには車名ごとのヘッドバッジの写真が掲載されている。 

今ではシールになっているが当時は金属製のバッジが主流であった。メーカーがそれぞれデザインにも力を入れている。

見ているだけでも楽しいデザインがいっぱいである。そのうちのひとつ「カクテール号」。自転車も飲酒運転禁止なのになにゆえ「カクテール」か?


こちらは「仙人号」。おおよそ自転車には似つかわしくない純日本的な名前である。デザインはそのものズバリ,杖を持った仙人。これはすごすぎる。横文字名の自転車が多い中で,どれだけ売れたのか興味はつきない。

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4 昭和自転車のフレームを... | トップ | 「極楽」はどこにある? »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (焼酎学生)
2011-02-09 20:40:50
日本で自転車の黎明期といえば、明治初期のころでしょうか。
たしか若い志賀直哉が、英国製の自転車で、東京~箱根往復を走ったと思います。
返信する
Unknown (ジテ通オヤジ)
2011-02-10 18:35:55
明治に輸入され,日露戦争の影響で輸入品が途絶えると手先の器用さを生かし,国産品が作られるようになったそうです。
国産自転車メーカーが信じられないほどたくさんあった時代です。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事