「アンちゃん」ことオヤジの愛車のアンカーはTiagra4500の9速です。購入するときに105が付いた上位車種を奨められたのですが,値段が10万円以上高いでした。ひとまずは9速で行くことにして約2年経ちました。その間に替えた部品はクランクセットをノーマルからコンパクトに替えたくらいです。Dura Aceを筆頭とするシマノコンポの中で,Tiagraは上から4番目,下からはSoraについで2番目のグレードです。レースに出て順位を競うわけでもないので,それなりに満足していました。
今年6月でしたか,Tiagraの10速コンポが発表されました。Tiagraが10速になれば105の位置が微妙ですが…。でも,差別化はメーカーが考えることですね。
10速は魅力です。今住んでいるところから村外に出るためには斜度10%の坂道を登る必要があります。コンパクトクランクとはいえ,オリジナル12T-25Tの9速ではとてもきついのです。そこで最低限の費用で10速化することにしました。
「アンちゃん10速化し,オヤジますます貧脚化する」(笑)。
10速化に備え,洗車してワックスまでかけてしまいました。写真は乾燥中の様子です。
これが10速化のために揃えた部品です。
◎105のチェーン(上段左) これまで使用していた9Sのチェーンは使えません。9Sと10Sのチェーンリンクの内寸は同じなのですが,10Sは外寸が狭くなっています。4600のチェーンより105のほうが300円くらい安いでした。10S用なら支障は無いはずです。
◎ウィッパーマンのチェーンリンク(上段右) コネクティングピンでチェーンをつなぐと切らない限り外れません。これはワンタッチでチェーンが外れて駆動系のメンテが簡単になります。結構高いでした。同じ部品が付属するウィッパーマンのチェーンを買った方がよかったかも知れません。
◎CS-4600(下段左) 10S用は11T-25T,12T-28T,12T-30Tの3種がラインナップされています。ローギヤ25Tはこれまでと同じなので即却下。迷った末,貧脚オヤジは12T-30Tを選びました。
◎RD-4600-ss(下段中央) 最大リアギアは30Tまで対応します。
◎ST-4600-R(下段右) 普通は左右セットです。片方だけを売っているショップがあります。フロントは2Sのままなので,リアを制御する右レバーだけで十分です。
4600として発表されたコンポで購入しなかったのは左レバー,クランクセット,フロントディレイラーです。これらをすべて購入したら4万円程度になります。オヤジが購入した部品は2万円弱です。半分の費用でうまくいくでしょうか?